天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

小田原・曽我梅林で今年一番の梅まつり

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかりわたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。

 

 

1、2、3月と「梅まつり」巡りが続いています。2023年3月6日の日記を読んでください。小田原・曽我梅林で梅まつりに参加したことを書いています。あの一日は本当に心に残る出来事で、昨年の思い出番付を作れば三役に入るほどでした。なので、今年も「最重要まつり」として位置づけ、天気予報とにらめっこしながら行く機会をうかがっていました。天気の良い日じゃないと楽しさ半減ですから。ところが、いつの間にか狙っていた三連休に〔雨〕〔雪〕のマークが・・・。ずうっと消えず「仕方がない、雨天決行か、最悪雪中行軍か」と、あきらめかけた頃に、二日目だけに晴れマークがつきました。よし、この日しかない!と覚悟を決めて、前売りで特急ロマンスカーの往復券を購入し、祈るような気持ちで当日を待ちました。

2月21日 京王・百草園

2月19日 あきる野市・都立小峰公園

2月14日 羽根木公園・せたがや

2月05日 府中市郷土の森公園

1月31日 調布市・神代植物公園

 

いよいよ、当日。目が覚めると(2月24日、土曜日)、昨日までの大雨が上がり、嘘のように青空がお目見えしているではありませんか。うってつけの梅まつり日和になっています。勇んで、京王線中河原駅に乗り込み、JR南武線分倍河原駅→登戸駅小田急線・登戸駅成城学園前駅→(ロマンスカー)→小田原駅JR東海道線・小田原駅国府津駅へ移動。国府津駅に着くと、最後の乗換へ。隣の番線で待って居る御殿場線に向かいます。ここまで来れば、つぎの最終目的地・下曽我駅で降りるだけです。

 

 

御殿場線乗場に着くと、途端に昨年の嫌な記憶がよみがえってきました。このご時世に、御殿場線区間ではPASMO、スイカが使えないのです。改札口で一人ずつ現金精算しなければならんのです。なので、昨年は下曽我駅で降りる観梅客が何十人とプラットフォーム並び、けっこうな時間を待たされるはめになったのです。「また今年もあの愚行が繰り返されるのか」と、うんざりしていたところ、さすがに改善したようで国府津駅のフォーム上で臨時の精算所が設けられていました。あー、よかった。

 

さあ、下曽我駅に到着しました。主要会場である「曽我別所梅林」へ向かい歩いていきます。途中、ネコがぐたーっとしていてビックリ。見た感じひかれて死んでるのかと思った。

 

梅の木を見て、ちょっとした衝撃が走りました。あれれ、花がけっこう落ちているぞ・・・。近くを歩いていた年配夫婦の会話が耳に入ってきました。なんでも、今年は暖冬で「10日ぐらいが最盛期で、すでに見頃は過ぎている」とニュースでやっていたとのこと・・・

 

確かに、去年にくらべて人が少ないですね。

 

みんな、知っているので来ていないのかな。

 

それでも、けっこう咲いている一画もあったり。品種が違うのでしょうか。これまで巡ってきた梅林のように、品種の札が下がっていないのがこちらの特徴で、初心者のわたしに花の形だけで分別つくはずもなし。

 

とにかく、咲いている花を記録すべく接写していきます。ただ、梅花はどう撮ればその美しさが最大限伝わるのか、未だにつかんでおらず。

 

2年間巡ってきて、「背景が大事」ということはわかってきました。びっしり咲き誇っている様子を撮ろうと背景を花にすると、こんな風に玉すだれのようにゴチャゴチャになってしまいます。

 

結局、青空を背景に花を大きく撮るのが一番すっきりするかも。

 

大会本部や売店、屋台が並ぶ主要会場に来ました。橋を渡った先は、さすがに観梅客が大勢集まっていて、お祭りの賑わいになっています。

 

写真コンテスト入賞者の作品が掲示されていました。やっぱり、みなさん、狙っている構図や背景はわたしの考えと大差ないようです。(エラソーに)「ふーん、まあ、まあ、良い作品じゃないの」。

 

目を引いたのが、小田原みかんをその場で潰して作った生ジュースでした。今まで飲んだことの無い超濃厚さで生命力があふれていました。何しろ、「小田原みかん」といえば、わたしのたどり着いた服装術の境地「メジロとみかん」着想の元となったみかんです。わたしにとって思い入れがいっぱいある特産品なのです。

 

おや、たくさん人が集まって撮影会しているぞ。何と美しい花だ!近くに寄ってみよう。

 

うわっ!これ桜じゃん!?何という凄まじい破壊力よ。1対100・・・桜1本で梅100本を存在感で圧倒していやがる。やっぱり花見は桜に限る、そんな日本人の感性もわからないでもない、というかメチャクチャわかります(苦笑)

 

でも、梅界隈でも「しだれ系」は負けず劣らずな美しさがありますね。美しいと言い表すよりも、桜には無い「妖艶さがある」とでも言いましょうか。魔性の色気をプンプンに放っております。

 

おやっ、初めて品種札を見ました。「十郎」だそうです。

 

坂道を登っていき「見晴台」に着きました。晴れてはいるものの雲が多く、残念ながら「富士山」は見られず。

 

それでも、小田原の町並みと相模湾、遠くに見える伊豆半島、風光明媚な観光地を貫く眺望にうっとり。

 

(▼2023年3月6日の日記より)

 

 

昨年、「浮世絵の構図」で梅と富士山を収めた場所に来ました。主役の雄姿が見られないので残念。また来年たのみますよ。

 

(▼2023年3月6日の日記より)



こんな競演がありました。梅と菜の花です。白(梅)、黄(菜の花)、緑(葉っぱ)の3色が暖かい優しさを演出しています。

 

 

おや、どこか既視感のある地名ですね。

 

曽我梅林を構成する「別所梅林」「原梅林」から少し離れた場所にある「中河原梅林」まで来ました。ここまで来ると、観梅客はめっきり減り、ほとんどわたしの独占貸切り状態に。

 

ひと気が少ない分、空気が澄んでいて思いのほか梅たちも元気そう、というか見頃な区画が多い気がしました。「朝、『中河原(府中)』を出発して、夕方に『中河原(小田原)』で締める」ー最初はこれがやりたくて、わざわざここまで来たんだっけ。まあ、大人の粋な遊びってやつですよ。





《野鳥探し(幸せ探し)へつづく》

 

 

 

 

 

第九

 

♪ 第九を鼻歌で歌っていたら、いつの間にかアルプス一万尺にすり替わっていた・・・

 

呑み屋で、わたしたちグループの隣にドイツ人観光客の青年が座ってきました。ある程度、日本語がわかるようでカタコトの会話が始まりました。いつやらか音楽の話題になり「今ではそうでもないが、一昔前の日本では、年末にあなたの国のベートーベンの第九をドイツ語で歌う風物詩があった」と言いました。

すると、ドイツ人青年は「そんなこと知らなかった!」と、ものすごく驚いていました。日本人が第九を歌っていたことに・・・ではなくて、第九に歌詞がついていたほうに・・・。自国の文化だから、それぐらい知っていて当たり前だと思って話したのに、そうでもないようです。その場は笑って話しが終わりました。けれども、その後、ひるがえってみて、わたしはどうなのか?ちゃんと自国の文化・教養を知っているのか?ちょっと考えてしまった出来事でした。

 

 

 

 

 

 

京王百草園、で梅まつり

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかりわたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。 

 

 

1,2,3月と「梅まつり」巡りが続いています。さて今日(18日、日曜日)は、目が覚めると小雨がパラつく生憎の天気でした。こういう日は遠出する気分になれません。そこで、今日の梅まつり巡りは、歩いていける「京王百草園」にしました。百草園は、会いたい野鳥に必ず会えるために、わたしが「野鳥巡りの聖地」と呼んでいる「七生丘陵」中盤に位置します。なので、野鳥探しをしながら楽しい観梅になると思います。

2月19日 あきる野市・都立小峰公園

2月14日 羽根木公園・せたがや

2月05日 府中市郷土の森公園

1月31日 調布市・神代植物公園

 

アパートを出て府中四谷橋を渡って行きます。向こうに見えるこん盛りした雑木林が「七生丘陵」です。百草園はあのどこかにあるはず。

 

河川敷に広がる枯れ地。2023年11月1日の日記を読んでください。今季の野鳥探しの開始時点では下記のように緑が残っていました。しかし、あれから厳しい寒さが続き、今ではすっかり枯れ果てさびしい姿になっています。・・・おっとっと失言してしまいました。この状態を「さびしい」とか言ってるようでは、まだまだ多摩の自然愛好家としては未熟者であり、多摩人失格ですな。やがて来る春に備え、そのとき生命を爆発させようと木々たちは目に見えない部分に力を集中させ、今か今かと待機しているのです。見えない部分で生命力みなぎる状態のどこが「さびしい」のでしょうか?これは「豊か」と表現する状態なのですよ。

 

(▼2023年11月1日の日記より)

 

ほら、ここにも。これまた息づく豊かな生命の営みが見えました。水を飲みに来たカワラヒワです。橋の上からは遠いのと、色合いが枯草と曖昧な点でかなりピンボケしてしまいました。

 

「川崎街道」と「野猿街道」が交差する「一ノ宮」交差点を渡り、七生丘陵起点に着きました。いつものように、今日一日楽しく巡れるように馬頭観音様へご挨拶を。

 

ところがです。いつも野鳥が見られるポイント、ポイントで、まったくいる気配がありません。アオジがいる排水口もーいない。

 

ここにきて、すっかり天気も良くなりました。でも、ジョウビタキのオスが縄張りにしている鉄塔辺りもーいないし。

 

ジョウビタキのメスが縄張りにしている、開けた広場はー

 

ツグミが一羽いるだけ。


朝日山緑地もー、西枡公園もーまったくいない。

 

公園駐車場・脇の梅にメジロがポツンといるだけでした。ま、こんな日もあるさ。おかげで、梅まつりに集中できるってもんですよ。

 

入園料500円を払って園内へ。昨年の3月11日以来になります。ビックリするぐらい観梅客がいました。ほとんどが、酸いも甘いも噛み分けた年配者たち。ときおり、親に手を引かれた子どもがいるけど、大半は愚図ついてます。そりゃあ、お花見なんて、しかも地味な梅なんて、お子ちゃまには退屈極まりないでしょう(苦笑)

 

品種の札は下がっていません。その違いを楽しむ趣向ではないようです。火花が噴き出したかのような激しい紅色。素敵です。

 

まだ子どものようですが、身のこなしがバレリーナのようで優雅だなあ(比喩がわかりにくかったかな)。

 

古民家、茅葺屋根、池・・・。これまでの梅園、梅林と違い、日本庭園形式なので各所に風流な小道具が配置されています。

 

桜と違い、梅花は花の粒が小さいので遠くから撮ると迫力に欠けます。そこで小道具が手助けになるのです。

 

実際、みなさん、いかに梅花と茅葺屋根を上手く収める構図で撮るか、ああでもない、こうでもないと試行錯誤されていました。

 

わたしも何度も撮りなおして、でも結局、100点満点の画像は撮れずじまいでした。

 

腕を上げて、来年また挑みたいと思います。



一番高い所から望む風景。眼下に風流な世界が広がっています。ああ、俗世間とは隔絶された世界に時間がゆったり流れていく。

 

花より団子♪ 最後のシメはこれ。アツアツの団子をほうばることで、こちらでの祭りは終了となります。さて、来週は3連休。どこの梅まつりに足を運びますか。

 

 

 

 

 

都立小峰公園、で梅めぐり パワースポット(955)八坂神社

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかりわたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。 

 

 

1,2,3月と「梅まつり巡り」が続いています。今日(17日、土曜日)は「あきる野市・都立小峰公園」を巡ることにしました。初めて聞く公園ですが、ネットで調べたところ梅林で有名だそうです。

2月14日 羽根木公園・せたがや

2月05日 府中市郷土の森公園

1月31日 調布市・神代植物公園

 

京王線中河原駅からJR南武線分倍河原駅→JR青梅線立川駅→JR五日市線拝島駅と乗り継ぐこと約1時間、終点・武蔵五日市駅で降りました。2020年2月24日の日記を読んでください。九頭竜神社巡りで来ました。ちょうど4年ぶりになります。

 

 

観光案内所で地図をもらいました。係員によると30分ぐらい歩くそうです。何種類もの観光案内地図が置かれていますが、観梅に関するものはありませんでした。まあ、梅林は有名でも「梅まつり」と銘打ってお祭りをやっているわけではないので仕方ないかもしれません。



「秋川街道」をまっすぐ歩いていきます。眼下には「秋川」が流れていました。おやおや、これだけ自然があるのに野鳥の鳴き声が聞こえてこない・・・

 

街道の両側、生産緑地のあちこちで梅が見事に咲いていました。でも、野鳥がまったくいない・・・。おっとと、今日来たのは観梅が目的。咲いていれば十分さ。

 

さあ、到着しました。小峰公園です。ビジターセンターでトイレを済ませ、裏に回るとー、

 

ドーン!ドーン!ドーン! まるで、花火「スターマイン」のように並んで大輪の花を咲かせる梅たち。これまでの梅園とは並び方が違います。こういう見せ方もあるんですねー、と感激。

 

ド迫力。惜しむらくは背景。これで天気が良く、青空が背景だったらもっと映えるのに。

 

品種の札は下げられていません。そこを楽しむ形式ではないようです。

 

さあ、梅花の撮影を。「いつも、すばやく飛び回わる野鳥を撮影しているので、止まって動かない花なんて簡単だろう」と最初はたかをくくっていました。でも、これが結構難しいのです。

 

肉眼で見える美しさをそのまま画像に残すためには、それなりに構成を考え背景を工夫しないと。「撮り方はこれでいいのか?これが正解なのか?」未だ正解がわからないでいます。

 

やっぱり、足を運んで自分の目で見るに限りますね。ぜひ、その目で確かめに来てください。

 


せっかく、ここまで見たので園内も楽しむことにしました。まずは登山口にあったのが、こちらのパワースポット「八坂神社」です。やんわりですが、「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきます。

 

「今日も楽しく観梅を楽しめました。期間中、この楽しい祭りが続きますように」ぱん!ぱん!っと。

パワースポット(955)「八坂神社」

 

ザクザクザク、起伏の激しいコースが続きます。


このブログの一大テーマである多摩の原風景、後世に残したい世界で唯一無二の雑木林、里山の風景が続いていきます。

 

「見晴台」にきました。奥多摩の山々を望めます。

 

パワースポット巡り(700)記念回に登拝した霊山「御岳山」が見えるようです。

 

うーん、どこなんだろう?あの辺りのはずですが。特定はできませんでした。おそらく、あの辺りだろうと見当をつけて、ぱん!ぱん!っと。


さて、梅まつり巡りのもう一つの楽しみ、野鳥探しをやりましょう!と意気込んでみたものの、秋川街道沿いも、この公園もこれだけ野鳥が好きそうな自然環境に恵まれているのに、まったく鳴き声一つ聞こえてこないのです。そうそう、君たちに会いたいんだけどねえ・・・

 

このような案内板を見ると、居ることは居るみたいなんだけど・・・

 

ぐるっと回って最後、「谷田戸」付近まで来ました。本来なら、ルリビタキまで居るみたいです。野鳥探しを開始してから一度も目にしたことがない。わたしにとって、今やカワセミよりも貴重な、幻の幸運を呼ぶ青い鳥になっています。


おや???あきらめて帰ろうとしたところ、無声でパラパラと木から地表に舞い降りたケシ粒のような黒影が目に入りました。何かいるぞ?気をつけて、そおっとそおっと近づきます。その正体はヤマガラでした。地面に落ちている木の実をほっついているようです。おおー、やったー。ボウズは免れたあー


さらに、反対側の茂みには、これまた無声でこの野鳥が潜んでいました。アオジのメスかと思いきや、頭がトサカのようになっているのでカシラダカかも・・・。でも、寝グセの強いアオジの可能性もあるし・・・。その辺りの違いがわからない・・・。カシラダカだったら初めて見ることになります。・・・というわけで、カシラダカにしておきます!頭が高ーい(笑)

 

と、まあこれで満足して帰ろうとしました。そのとき、ふと張られた青いロープの下の方に、これまた青いフワッとした塊が目に入りました。おや?あ、あれは、まさかの!?

 

ぽんっ

 

えー、えー、えー???!!! 幻の幸せを呼ぶ青い鳥ルリビタキ

 

ようやく逢えたね

 

超、感無量です

 

最後に一発逆転の大金星をあげることができ、大満足して帰ることができました。さて、明日はどこの梅を見にいこうかあ~っと。

 

 

 

 

 

分倍河原古戦場碑

 

2020年5月10日の日記を読んでください。最寄駅の京王線中河原駅から隣の分倍河原駅までパワースポット巡りをやりました。そのときに、「分倍河原古戦場碑」という「パワースポット」よりも「心霊スポット」寄りな旧跡について書いています。この日、用事があってひさしぶりにその前を通りました。すると周囲が様変わりしていました。隣の敷地でうっそうと茂っていた林が取っ払わられ、更地になっていたのです。大手住宅販売会社のノボリが立っているので、住宅地として売り出されるのでしょう。

 

前回、心霊スポットのような陰鬱な氣を感じたのは「古戦場跡という膨大な死者がでた土地だから」という、もっともらしい原因だけでなく「うっそうとした林に囲まれて氣が籠り、風通しが悪くなっていることも影響しているのではないか」とも考えていました。実際、取っ払われて風の流れが良くなると、負の氣がかなり消えていました。わたしの考察もあながち間違いではなさそうです。

 

氣が変わり、周囲に集まる野鳥たちも攻守交替。たむろしていたカラスの姿が消えて、梅花に集まってきたメジロの姿が見られました。

 

ぐっと場の明るさが際立ちます。

 

ああ、こういう場面こそ、幸せの象徴。

 

これから前を通るときは、這う這うの体で逃げ出すこともなく、ただ自然な心で死者に手を合わせて弔うことができます。「パワースポットの正体は何か?」という謎に、一つの手掛かりを提示してくれました。

 

 

 

 

 

羽根木公園で、梅まつり

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかりわたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。 

 

 

今日(2月12日、月曜日)は昨年に続き、東京都世田谷区・羽根木公園でやっている「せたがや梅まつり」へ。「羽根木公園 梅まつり」ではなく「せたがや」を名乗っているところに区の矜持がみられます。京王線中河原駅から各駅、特急と乗り継ぎ明大前駅で降りました。ここから、歩いて南下していき公園に向かいます。

 

羽根木公園に到着しました。青天の三連休最終日だけあってか、園内は昨年の何倍もの観梅客がいて、名所によっては通路に渋滞ができるほどごった返しています。まあ、祭りはこうでなくては。多少騒々しいぐらいが良いんですよ。


園内は小高い丘になっています。わたしはこの町で生まれ育ったのですが、子どものころはみんな「根津山」と呼んでいました。標高44m程度ですけど(笑)


府中市郷土の森公園」「神代植物公園」ではあまり見られない、あるいは、まったく見られない品種を中心に撮影していきます。

玉垣しだれ」

 

まだポツン、ポツンな「長谷川絞り」

 

「大湊」

 

「養老」

 

あの梅干しで有名なやつ?「南高」

 

可憐な、という言葉がぴったりな「古金欄」

 

「茶青梅」

 

やっぱりどこもこの品種が最大勢力のようです「白加賀」

 

これは華やかですねー、「道知辺」

 

淡紅色が好きなのですよ「蓮久」

 

そして、一番迫力があり目を引いたのが、こちら

 

花びらがぎっしり

 

なんという品種か?・・・「不明」(笑)すごいやつだ、ノーブランドでブランド品種をなぎ倒していきやがる。あ、もしかして「不明」という名のブランドかも。残念なのが、やや人通りが少ない裏手の通路に咲いているところ。もっと梅林の真ん中に咲いていれば集客すること間違いなしでしょうよ。

 

2月も3週目に入り、だいぶ咲いてきました。これから、各所で見頃になるでしょう。梅まつり巡りのトリは、今年も「小田原・曽我梅林めぐり」と考えています。それまで、近隣を全力疾走で駆け巡りたいと思います。

 

 

さて、一段落ついたところで、次に「野鳥探し(幸せ探し)」を。甘い梅花の香りに誘われて、たくさんの野鳥たちが姿を現しました。今季よく見かける「カワラヒワ」。草蔭でヒョイヒョイ地面から実をついばんでいました。

 

ここにも、たくさんいました「ツグミ」。

 

これだけひしめき合っていると、縄張りが狭くなってしまうのでは?余計なお世話かな。

 

視線を上げれば、あんなに美しい世界(花)が見れるのに、ひたすら土煙を見つめているかわいそうな一生。・・・余計なお世話かな。

 

かわいいと愛でるのは体が大きすぎるし、せっかくメジロが来たのに追い払うし、どこにでも見られるのでまったく希少性がないし、ギャースカ鳴き声がうるさいし、で野鳥好きからカラスやムクドリのように扱われるヒヨドリ。でも、最近になってそのかわいらしさがわかるようになりました。

 

つぶらな瞳がけっこうかわいいかも❤ です。

 

これ、これ!この場面こそ梅まつり最大の見せ場。梅花をついばむメジたん。

 

見ているだけで幸せな気分になります。

 

ついばみながら、短い時間でだいぶ花を散らしました。よく、木の根元に花びらが散らばっている場面を見ます。その犯人は、けっこうな割合でメジロかもしれません。

 

一ヵ所、通路がすごい渋滞になっていました。自分が先頭になって納得。「富士山」のてっぺんが顔を出していたのです。みなさん、なんとか梅花と一緒に画面に収めたくて苦心していました。わたしも挑戦してみましたが、けっこう難しい。後ろに並んでいる人に迷惑かけれないんで、このへんでカシャっと。

 

さあ、来週はどこを巡ろうかなあ~

 

 

 

 

 

建国の日に、建国の神様に感謝する旅へ「神武天皇社」再訪 

 

パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

2月11日は「建国記念の日」。こういう日こそ、こんな自然豊かなすばらしい国に住めることを、そんな場を作ってくれた神様に感謝の気持ちを伝えたいものです。そこで、東京近郊で神武天皇を祭る埼玉県加須市神武天皇社へ参拝することにしました。旧ブログを見ると、以前うかがったのは平成28(2016)年のこの日。あれから、もう8年経つんですねえ・・・。あのときの記憶をたどりながら巡ることにします。

 

京王線中河原駅→JR南武線分倍河原駅→JR武蔵野線府中本町駅→JR京浜東北線南浦和駅→JR宇都宮線・大宮駅と乗り継ぎ目的地・栗橋駅へ着きました。東京近郊とはいえ、けっこう遠い。2時間程かかりました。栗橋駅で降りると、モニュメントがお出迎えしてくれました。ああ、変わらないなあー

 

8年前と同じようにパワースポットを通りながら向かいます。まずは、駅を出たところすぐ目の前にある「静御前の墓」に手をあわせます。源義経の非業の死にまつわる悲しい物語のヒロインです。ここも変わりませんね。「今日も楽しいパワースポット巡りができますように」。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

変わったものもありました。栗橋総鎮守「八坂神社」です。土手の上に看板と社殿を見たとき、思わず二度見してしまいました。8年前の記憶では橋のたもとにあったはず。土手を上がるのは面倒なので、ここからちょこんと頭を下げただけで通り過ぎました。これが思わぬ怒りを買うはめに・・・。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

「旗井(東)」交差点まできました。社名のわからないこちらもお変わりなく。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

この交差点のちょっと先に「旗井神社」があったはずです。そのまま真っすぐ進んでいきます。しかし、なかなか現れない。「おかしいなあ」と首をかしげながら進んでいきます。20分ほど歩いたところで「さすがにおかしい」と思い、交差点まで引き返すことにしました。。栗橋総鎮守・八坂様に挨拶しなかったシッペ返しというやつでしょうか。電線の上のから、カワラヒワが ♪コロコロ、コロコロ(ばーか、ばーか)と笑ってい(るように見え)ました。これで往復40分のロスだー

 

交差点まで戻り、向かって左側に曲がってみました。すると、すぐのところにありました。源義家が井戸の傍らに旗を立てて馬に水を与えた「旗井神社」です。交差点を真っすぐではなく曲がらなければいけなかったようです。てへっ、そのへんの細かい記憶はかなり曖昧なのですよ。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

さあ、ここから国道60号をひたすら真っすぐに歩いていきます。

 

こんなところがありました。「めだかの小径」だそうです。前回は気づきませんでした。

 

メダカが泳いでいるなら、狙ってカワセミが飛んで来るかも?期待して待っていたけど、結局、姿は見られず。

 

 

左側の遠いところに「富士山」のてっぺんがのぞいていました。建国の日という天晴な日に花を添える雄姿です。

 

右側には利根川の流れが。全方位、自然豊かで気分良く歩いていけます。

 

とはいうものの、1時間過ぎて、だんだん疲れてきました。傍らに、3人の子どもたち(祠)が並んで応援してくれているかのようでした。

 

 

こっちには2人の兄妹が。箱根駅伝のランナーになった気分。

 

60号左脇には、田んぼ用の用水路が並行していました。8年前と今で一番違う点、それは「野鳥探しを趣味にしている」点です。8年前だったら退屈でしかなかった田舎道が宝の道と化しました。急遽、野鳥探しを開始。この辺りはハクセキレイの楽園になっていて ♪キキッと大きな鳴き声で飛び交っていました。残念ながら本命(もちろんカワセミ)は見られませんでした。

 

柵に三個のカマキリの卵を発見。春になったらいっせいに孵化し、三家族で壮絶な生き残り抗争が勃発するのでしょう。

 

お、見えてきました。「社名がどこにも表記されていない謎の神社」です。8年前、スマホの地図で検索して、おそらく「鷲神社」じゃないかと当たりをつけました。

 

結局のところ、本当の社名はわからずじまい。神仏習合の気配がするパワースポットです。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

この角を右に曲がったような。ここまで来れば、もうすぐそこのはず。

 

ああー、見えてきた!ちょうどのタイミングで、町中に12時の音楽が流れ始めました。まるで、ゴールのテープを切ったわたしに、祝福してくれているかのよう。

 

電車を乗り継ぐこと2時間、歩くこと2時間、朝出発してから計4時間かかって無事目的地にたどり着きました。苦労したからこそ、その達成感は特別なものがあります。

 

微動だにせず、境内に入ってきたわたしを見つめるモズ。もしかすると、狛犬の役割を担っているのかもしれません。「ヤタガラスはモズだった!」なーんて新説を唱えようかなー

 

「おひさしぶりです。生き物の命あふれる自然豊かな土地を与えてくださり、ありがとうございました」と頭を下げて、ぱん!ぱん!っと。奈良の神武天皇陵や神武天皇社には、成し遂げてきたことそのままの大変父性の強い雄々しい氣が充満していました。しかし、こちらは真逆な大変穏やかで風通しの良い氣がゆったり流れています。この違いは、山に囲まれた奈良と、利根川とその広大な河川敷の傍らにある「土地の性格」の違いからくるのものでは?

 

裏手が高台になっていました。上がれば利根川と周囲が一望できそう。

 

立派な施設が建っていました。休館日でしたがトイレは使えました。ほんと助かります。何しろ寒空を2時間かけて歩いてきて、膀胱がパンパン状態ですので。

 

「カスリーン公園」。この辺りは昭和22年に襲ったカスリーン台風により堤防が決壊し甚大な被害を被ったそうです。この大惨事を忘れないように造られた公園のようです。

 

そんな荒れ狂った利根川も今は穏やかな佇まいを見せていました。野鳥、昆虫、魚、人間、どれだけ多くの命を育んできたのか。そこに甘えるばかりでなく、その営みを一瞬で無に帰す恐ろしい一面があることを忘れてはいけません。

 

右側に望むのは、パワースポット巡り(900)記念回で登拝した筑波山。この辺りに住んでいた古代人も、あの佇まいに神様の住まいを重ね合わせ拝んできたことでしょう。

 

左側にはうっすらですが雪山が。独特な形から「浅間山」なのでは?パワースポット巡りでいつか登ってみたい霊山の一つです。

 

加須市観光案内」。おもむろに眺めていると驚きの発見がありました。ここは市の北端に位置し、南端にあの「玉敷神社」があるというのです。玉敷神社は2年前に東武スカイツリー線、東武伊勢崎線を乗り継いで巡りました。そういえば、あそこも加須市でしたっけ。違う路線で移動していると距離感、位置感がどうしても掴めなくなります。それにしても、加須市は歴史が深すぎます。また別の目的で訪れるかも、です。

 

楽しい一日を過ごせました。でも、ここまで片道4時間かかりました。これからまた同じ時間をかけて戻らないといけません。想像しているうちにグッタリしてきました。こちらに来たのは8年ぶりでした。つぎに来るもの8年後になるかもしれません(苦笑)

 

 

【旧ブログより】

パワースポット巡り(282)埼玉県加須市 神武天皇  2016/2/11

今日は、神武天皇が国をうち建てた建国記念日。一年で一番おめでたい日になるのではないでしょうか。こういう日だからこそ、神武天皇をお祭りする神社で直接感謝のお参りをしたいものです。建国の舞台となった奈良の橿原神宮に行ければいいのですが、ちょっと遠すぎます。そこで、東京近郊にどこかないかと調べたところ、埼玉県加須市に「神武天皇社」があるようでしたので、行ってみることにしました。京王線南武線武蔵野線埼京線宇都宮線を乗り継いで栗橋駅へ。そこからさらに1時間以上歩いて、ようやく着きました。途中、いろいろなパワースポットがあって寄り道してきたとはいえ、それでも家を出てからすでに4時間経過。これじゃあ、奈良に行くのと変わらないかも(苦笑)。境内に流れるパワーの質が、神武天皇陵とそっくりな強い父性と威厳さがあって、ここはまぎれもなく神武天皇を祭っているところなんだと確信しました。「豊かな暮らしの原点を造っていただいた」という感謝の気持ちをこめて、ぱん!ぱん!っとさせていただきました。



 

 

 

 

 

カマキリの卵

 

定点観測を続けていた、アパート階段脇の植木に産みつけられていたカマキリの卵、ちびっ子ギャングたちがいつ飛び出てくるか楽しみにしていました。「卵を机の中に仕舞っておいて、忘れたころに孵化し、部屋中が幼虫だらけになった経験」をしたことのある男の子も多いと思います。しかし、いつの間にか、このように黒ずんでしぼんでいました。おそらく残念な結果に終わったのでしょう。周辺の他の虫たちは、ホッとしているかもしれませんが。かくも、自然とは厳しくて残酷なものだと実感させられました。合掌です。

 

 

 

 

 

 

冬色G-SHOCK  令和6年

 

美しい季節のあるこの国に生まれてきたからには、その季節の折々を楽しみたい・・・
その季節の色にG-SHOCKを合わせて楽しみたい・・・

 
冬色(雪色)G-SHOCK

 

日本は「四季」のある国と言われています。しかし、常日頃から、わたしは「正月」と「桜」と「梅雨」をあわせた「七季」の国だと主張しています。その精神性、歴史、文化からして、この三季はそれぞれ独立した季節であると考えているからです。賛同していただける方がいたら、周りにそのように吹聴していきましょう!

 

 

大雪になると交通機関はマヒするは、転倒してケガをするわで良いことなんてまるでなし。・・・でも、唯一、良いことがあるとすれば、明けてから路上に並んだ雪ダルマの競演を見れることでしょうか。雪を転がして玉を作る作業はけっこう難しく、やりたいことはわかるけど雪ダルマの形になっていない、歪だったりキノコみたいなかわいいものが並ぶのです。その一つ一つを微笑ましく見ながら通勤するのも楽しかったりします。

 

 

 

 

 

今年の「梅めぐり」開始! 第1回 府中市郷土の森公園

 

さあ、今日2月3日・土曜日は「府中市郷土の森公園 梅まつり」の開始日。2月~3月にかけて巡る「梅まつり」の先陣を切るに、ふさわしい舞台といえるでしょう。

 

雲がほとんど見られません。花巡りにお誂え向きな真っ青な空。下見した先週からまだ一週間しか経っていませんが、見頃な花は増えたのか?大部、咲き始めています。

 

カメラで撮影していた夫婦の会話が聞こえてきました。「桜は全体を撮ってもきれいだけど、梅は花がポツポツとしかついてないから、全体を撮ると迫力がでないなあ」と。わたしも昨年その点に気づきました。その点が「お花見といえば桜」になっていて、梅が後塵を拝する原因かなと。画像よりか、実際はもうちょっと咲いている状態です。

 

先週の下見でまだ咲いていなかった品種を中心に巡っていきます。まず一番最初に紹介したいのはこちら。「旧三岡家長屋門(江戸時代後期)」の脇で咲いていました。品種札が読み取れず。みなさん取り囲んでカシャカシャ撮影していました。  

 

こっちはどうだ?「小梅」。これから見頃を迎えそうです。

 

「唐梅」。かなり進んでいました。

 

変わった名前シリーズ。「蝶の羽重」。まだ蕾です。

 

「思いのまま」。咲き始めてますね。

 

紅梅のほうが白梅よりも早く咲くようです。しかし、白梅の最大勢力「白加賀」が咲き始めていました。これから、オセロのように風景を真っ白にひっくり返していくか。

 

「佐橋紅」まだまだ健在のようです。遠目に、もすごい迫力を感じさせます。「梅の王様」という称号に相応しい咲きっぷり(そう呼んでるのは、わたしだけかも)。やっぱり梅は良いなあ。期間が一ヶ月あるし、これから見頃な品種もあるしで、もう一回、二回は来たいですね。

 

・・・でも、ここの本当の主役は「あじさい」だと思っています。今は6月の「あじさい祭り」に向けて、地中で力を貯め込んでいる状態。そのときを楽しみに待っていますよ。

 

では、梅めぐりに必要不可欠な「野鳥」探しを始めましょう。♪チッチッチ おやおや、いつもは茂みに潜んで姿を現さないアオジがひょっこり出てきたぞ。

 

こっちをチラッチラッと気にするそぶりを見せながら、一歩も引かない。まるで、ほらほら、どう?早く撮ってよ!と言わんばかりです。自己承認欲求強めなやつがいるもんだ。このブログに載せてもらいたのかな?アオジをこれだけはっきり写せたのは初めてかもしれません。お眼目がクリックリでかわいいなあ。

 

旧三岡家長屋門脇の梅に集まっていたメジロたち。

 

通りがかった品の良い老夫婦が「あの花を吸っている鳥は何て鳥?」「緑色がかわいいわねえ」と会話していました。国民的スターの名前を知らない人がまだいるとは。その年齢まで何を見て生きてきたんだか。

 

甘い蜜が大好物。今度、サイダー飲ませてやろうか。

 

そんな甘い蜜に背を向け、木の枝をトントンしているコゲラ。幹に潜んでいる虫を探して食べるんだとか。そんなもんより、あっちのがよっぽど美味しいだろうに。

 

撮影にお誂え向きな場所にいたカワラヒワ。・・・ぐわあ、でもまたもやピンボケ。今週も完敗!

 

先週、ティラノザウルスの近くにいたジョウビタキくんは・・・いない。どこかでお食事中かな。

 

郷土の森公園、オールスターズの面々。ツツピー♪ シジュウカラ

 

ツグミ。君らのことを、こんなに心待ちしている人間も珍しんだぞ。

 

さて、来週はどこの梅まつりに行こうかなあ~

 

 

 

 

 

日本一の書店

 

わたしが知る限り「日本一」だと思っていた書店が上野駅構内にありました。なんでそう思えるのか?理論立てて説明することは難しいのですが、なぜか「置いてある本がすべて面白いもの」に見えてきて、実際に手に取ってみると「面白い本しか置いていない」という感想を持つようになり、「店内にいるだけで幸せな気分になれる」謎の書店でした。「こんな書店はどこにもない、唯一無二だ」と胸を張って言えるお店でした。所用があって上野駅を使うときは必ず寄って店内をうろついていました(もちろん、何冊も買っています)。

今日、久しぶりに上野駅を使いました。あの書店に寄ってみようと心躍らせ向かってビックリ、面積が1/5ぐらいに縮小されて、売場に置かれていたのは雑誌やムックの類がほとんど・・・見果てた姿になっていました。悲しすぎて店に近寄ることもできず、遠巻きに見て、下の画像を撮るだけで帰りました。あの「日本一の書店」はもう心の中にしか存在しないんですねえ・・・

 

 

 

 

 

 

神代植物公園、でプレ梅まつり

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかりわたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。1月29日の日記を読んでください。その続きになります。

 

京王線中河原駅から各駅→急行→各駅と乗り継ぐこと20分ちょい。布田駅に着きました。今日(1月28日、日曜日)の目的地は「神代植物公園」です。多少めんどうな移動になりますが、通勤定期券を使ってタダで行ける点がこちらの良いところなのです(笑)。隣接する深大寺に着くと、ものすごい人出でビックリ。犬連れが多く、ちょっとした愛犬お披露目会になっていました。

さあ、着きました。500円の入園料を払い「うめ園」へ。こちらの「梅まつり」開始は2月14日らしく、府中市郷土の森公園とは10日ぐらい遅いようです。

 

お見事な花をつけていたのが「白難波」と、

 

冬至」。いずれも白い花です。

 

ポツン、ポツンと咲き始めているのが「連久」、

 

「緋の司」、

 

「森の関」。

 

主品種となっている「紅千鳥」はまだまだのよう。面白いのは、郷土の森公園とは植えられている品種がまるで違う点です。話し合いで被らないように決めたのでしょうか?まあ、運営者が都と市で違うのでそれはないかな。

 

郷土の森公園とは規模がかなり小さめなので、事前調査はすぐに終わりました。それでは、野鳥探し(幸せ探し)を始めます。まずは「うめ園」を縄張りにしていたツグミ。カラスの鳴き声が気になるようで、盛んに上空を見ていました。

 

通りすがったベテラン野鳥撮影者の会話が耳に入りました。「ーこの公園はシジュウカラがしぬほどいるんだよねえ」と。確かに、あちこちで枯葉をほじくり返す姿を見かけます。


 

 

ジョウビタキかと思ったらモズでした。

 

尾っぽを上下にカタカタ動かすところなど、後ろ姿を見ただけではまぎらわしい。


また、こんな幻想的な一場面も。カンツバキの花びらが落ちて、息をのむような画像が撮れました。全体的に甘くて美味しそうな感じ。

 

シロハラが隠れてガサゴソ。ちょっと遠いのでピンボケでした。残念。

 

2月中旬に再訪することにします。本番が楽しみです。

 

 

 

 

 

府中市郷土の森公園、でプレ梅まつり

 

1月27日、土曜日

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていましたが、じょじょに「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかり、わたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。

先週1月24日の日記を読んでください。「府中市郷土の森公園」の「梅まつり」が2月4日から始まることを書いています。・・・うーん、来週かあ・・・とても開園まで待てないなあ。今日は朝起きると、先週とは打って変わって晴天、絶好の花巡り日よりです。そこでもう、居ても立っても居られなくなり、「下見」という形で足を運ぶことにしました。

 

さあ、いざっ!

 

ふっふっふ、これぞ府中市民だけが持つことを許されたプラチナ・カード。券売機にこれをかざせば半額で入園できる魔法のカードなのです。ほしいでしょう~。(300円が150円になるだけだけど)

 

先週21日は、ほとんど人が見られなかった園内ですが(激しい雨)、一転、今日は多くの家族連れがいました(青天)。みんな、わかりやすいですね~

 

梅の咲き具合をチェックしていきます。パッと見た感じ、咲いているのは全体の3割ぐらいか。

 

ほんとに玉のような花を咲かせていた「玉牡丹」、

 

人に囲まれていた一番人気の「八重野梅」、

 

さすがの早咲「蝋梅」。

 

こんな場面も。「野梅」はまだしっかりした蕾のままなのに、

 

となりの「八重寒紅」は咲き始めているという現象が。先週感じた「咲いている、咲いていないは品種の違いによるもの」という分析もあながち間違いじゃなさそうです。ま、ことの真偽はネットで調べればすぐに分かるんですけどね。

 

これからが楽しみ「鹿児島紅」、

 

肉厚でびっしり。わたしが園内で一番好きな「佐橋紅」。「梅の王者」といった貫禄があります。あまり目立つ場所ではない、奥の日陰に植えられているのが惜しい。

 

青空を背景に映える「雛曇」。

 

と、そのとき。花びらが不自然に揺れている部分から、ひょこっとメジロが顔を出しました。

 

どうです?このかわいらしさ。

 

今日は梅の咲き具合を確認しに来たのに。

 

見ていたら、野鳥好きの心に火がつくはめに。ボワッ!

 

ここからいつもの野鳥探し(幸せ探し)がスタート。野鳥、野鳥、野鳥ちゃんたちはどこにいるのかな?おや、ツグミがあちこちにいるぞ。

 

ピョン、ピョン、ピョン♪

 

きみたち、もしかして、この間うちのアパート前に集まってたお仲間たちじゃない?

 

カワラヒワがいるぞ。なかなかピントが合いません。体毛の色合いがぼやけているせいか。素人カメラマン泣かせなやつです。

 

♪ヒッヒッヒ お、ジョウビタキ君だ。どこ見てんの?その視線の先にあるのはー、

 

ティラノザウルスのオブジェ。初めて見たときにはビックリしました。鳥の祖先は恐竜と聞きます。あんな巨大な化け物が、こんなにかわいい野鳥に進化したなんてとても信じられません。ジョウビタキよ、自分の祖先を見て何を思う。

 

わたしの存在に気づいて、クルっとこちらを向いたジョウビタキくん。キッと睨みつける眼光に鋭さがあります。かわいらしさの底にある野生の本能に、恐竜の末裔を感じさせる凄みがあります。野鳥たちも人間と同じぐらい、体長が1メートル70センチぐらいあれば、かなわない相手なのかもしれません。

 

ああ、やっぱり花巡りは楽しいな〜。明日は「神代植物公園」を下見したいと思います。

 

≪1月28日、日曜日へつづく≫

 

 

 

 

 

川瀬巴水な一枚、続き

 

2023年11月7日「川瀬巴水な一枚」を読んでください。アパート近くに鎮座する中河原御嶽神社が、早朝、深夜、川瀬巴水の版画のように見えることを書いています。さらに、右上あたりに月が浮かんでいれば完璧ではないか?とも書きました。

今朝、まだ暗いうちに前を通ると、理想的な位置に月が浮かんでいることに気づきました。こんな決定的な場面を逃したら、つぎはいつ会えるかわかりません。逸る気持ちを抑えてパシャ。なかなか良い感じではありますが、肉眼で見えているよりも、「かなり月が小さく」写っていました。

 

もっと近づいてパシャと。それでも、月は肉眼よりも小さく写ってしまいます。まあ、これがスマホの限界なのでしょう。これで満足することにしました。

 

わたしは常日頃から「常在詩場」「常在笑場」と言っています。それだけではなく、この世界は「常在美場」でもあるんですね。

 

 

 

 

 

梅まつり、もうすぐ始まる

 

昨年を振り返ってみると、一番の関心事は「梅まつり」でした。それまで、まったく興味がなかったのに。野鳥探しをしていて、花のもつ美しさに気づきました。

2月17日 羽根木公園

2月17日 府中市郷土の森公園

2月25日 神代植物公園

3月6日 小田原・曽我梅林

3月11日 京王百草園

3月23日 青梅・吉野梅郷

 

あの時期からもうすぐ一年になります。早いものです。この間(21日)、野鳥探しの一環で「府中市郷土の森公園」を訪れたとき、花が咲き始めていることに気づきました。

 

 

品種によって咲く時期が違うのでしょうか?中には、すでに散り始め、幻想的な「花びらの水たまり」を描いているやつも。

 

昨年、一番印象に残った「佐橋紅(さばしこう)」はこんな感じに。すでに見頃でした。まるで、ピンクのティッシュペーパーをちぎって括りつけたかのよう。

 

2月から、疾風怒濤の「令和6年度版・梅まつり巡り」が始まります。楽しみです。