ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
今日(12・日)は地元「府中郷土の森公園」で開催されている梅まつりへ。もちろん、梅の甘い蜜を吸いにきた野鳥が目当てです。
せっかくなので、関戸橋まで行き、多摩川沿いを歩いて野鳥を探しながら向かうことにしました。
ザッザッザッー、
うーん、野鳥の鳴き声が聞こえてこない。代わりにいたのがモンキチョウたち。暖かいとはいえ、2月に姿を見られるとはちょっと驚きです。撮影はできなかったのですがテントウムシも飛んでいました。
ガサガサッ・・・わたしの足音に反応した何かの野鳥が地面から木に飛び移りました。日の加減でうまく撮れませんでしたが、このシルエットもしやツグミでは?今季はまだ一度もお目にかかっておらず、ずっと探していたやつです。色目は地味ですが、背をピンと伸ばしてたたずむ姿勢が気高く感じられて好きなのです。
やがて、土手の左側に梅林が見えてきました。あそこが府中郷土の森公園です。
さて、野鳥ちゃんたちはいるかな?
いつもとは違う順路で園内を歩いているとパワースポットがありました。「まいまいず井戸」です。以前、園内に移築されている古民家から「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が発せられていることを書きました。こっちのほうが強いかもしれません。
・・・うーん、それにしても野鳥がまったくいない。
以前、ジョウビタキがいた周辺は・・・いない。
以前、ツグミがいた周辺も・・・いない。
今日はハズレの日かな。ま、こういう日もありますよ・・・。そこで、観梅という本来の目的に戻って園内を散策してみました。
まだまだ半分の梅も咲いていませんが、印象に残るものも何本かありました。まずは、こちら「佐橋紅」です。まるで、細かくちぎったティッシュペーパーをくくりつけたかのよう。
ぱっと目に入ってくる華やかさのある「八重野梅」。
青空と色の対比がちょうどいい具合にあざやかに写る「雛雲」。
梅って、けっこう種類があるんですね。まだ咲いてない種類もあるので、ちょくちょく見にくることにします~
そうこうしているうちに時間が経ち、そろそろ帰ろうかと出口に向かいはじめた、そのときー、
今までどこにいたのか、エナガの群れが飛来。一本の大木に移ってぎやかにやりはじめました。
いつものことですが、その速さについていけずまったく撮れません。あきらめかけていると、一羽がけっこう前のほうに出てきて、ポリポリはじめました。<おなか、かゆいよー、とでも言っているのでしょうか。こういうしぐさをよくやるんですよ。
しばらくにぎやかにしていると、何羽かが後ろの大木へ移っていきました。何気にそっちに行くと、なんと、1羽が油断していたようにポツンといるではありませんか。千載一遇のチャンスを逃すまいと、すばやくパシャ。
思いがけない反撃をくらって、きょとんとした表情になっています。ふっふっふ、どーだ!
<府中にヤバいやつがいるよ!
<あいつからは逃げきれないよ!
今日から、都内のエナガ界は、わたしの噂話でもちきりでしょう。エナガ殺しの男として、わたしのお触書が出回るかと思われます(笑)
これを合図にしたように、野鳥たちが姿を現しました。
ああ、けっきょく、いつものように楽しい野鳥探しとなりました。前半はどうなるかと心配したのですが。よかった、よかった~