1月27日、土曜日
2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていましたが、じょじょに「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかり、わたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。
先週1月24日の日記を読んでください。「府中市郷土の森公園」の「梅まつり」が2月4日から始まることを書いています。・・・うーん、来週かあ・・・とても開園まで待てないなあ。今日は朝起きると、先週とは打って変わって晴天、絶好の花巡り日よりです。そこでもう、居ても立っても居られなくなり、「下見」という形で足を運ぶことにしました。
さあ、いざっ!
ふっふっふ、これぞ府中市民だけが持つことを許されたプラチナ・カード。券売機にこれをかざせば半額で入園できる魔法のカードなのです。ほしいでしょう~。(300円が150円になるだけだけど)
先週21日は、ほとんど人が見られなかった園内ですが(激しい雨)、一転、今日は多くの家族連れがいました(青天)。みんな、わかりやすいですね~
梅の咲き具合をチェックしていきます。パッと見た感じ、咲いているのは全体の3割ぐらいか。
ほんとに玉のような花を咲かせていた「玉牡丹」、
人に囲まれていた一番人気の「八重野梅」、
さすがの早咲「蝋梅」。
こんな場面も。「野梅」はまだしっかりした蕾のままなのに、
となりの「八重寒紅」は咲き始めているという現象が。先週感じた「咲いている、咲いていないは品種の違いによるもの」という分析もあながち間違いじゃなさそうです。ま、ことの真偽はネットで調べればすぐに分かるんですけどね。
これからが楽しみ「鹿児島紅」、
肉厚でびっしり。わたしが園内で一番好きな「佐橋紅」。「梅の王者」といった貫禄があります。あまり目立つ場所ではない、奥の日陰に植えられているのが惜しい。
青空を背景に映える「雛曇」。
と、そのとき。花びらが不自然に揺れている部分から、ひょこっとメジロが顔を出しました。
どうです?このかわいらしさ。
今日は梅の咲き具合を確認しに来たのに。
見ていたら、野鳥好きの心に火がつくはめに。ボワッ!
ここからいつもの野鳥探し(幸せ探し)がスタート。野鳥、野鳥、野鳥ちゃんたちはどこにいるのかな?おや、ツグミがあちこちにいるぞ。
ピョン、ピョン、ピョン♪
きみたち、もしかして、この間うちのアパート前に集まってたお仲間たちじゃない?
カワラヒワがいるぞ。なかなかピントが合いません。体毛の色合いがぼやけているせいか。素人カメラマン泣かせなやつです。
♪ヒッヒッヒ お、ジョウビタキ君だ。どこ見てんの?その視線の先にあるのはー、
ティラノザウルスのオブジェ。初めて見たときにはビックリしました。鳥の祖先は恐竜と聞きます。あんな巨大な化け物が、こんなにかわいい野鳥に進化したなんてとても信じられません。ジョウビタキよ、自分の祖先を見て何を思う。
わたしの存在に気づいて、クルっとこちらを向いたジョウビタキくん。キッと睨みつける眼光に鋭さがあります。かわいらしさの底にある野生の本能に、恐竜の末裔を感じさせる凄みがあります。野鳥たちも人間と同じぐらい、体長が1メートル70センチぐらいあれば、かなわない相手なのかもしれません。
ああ、やっぱり花巡りは楽しいな〜。明日は「神代植物公園」を下見したいと思います。
≪1月28日、日曜日へつづく≫