天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

ふたごちゃんなパワースポット都市①「栗橋&古河」 【旧ブログより】

 

パワースポット!

パワースポッター!!

パワースポッテスト!!!

より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?

ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・と、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。

このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。

そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

青砥・高砂で触れた、「川をはさんで向かい合っている、まるで双子のようなパワースポット都市」を紹介します。まずは「栗橋」と「古河」です。埼玉と茨城という県違いになりますが、その構成、雰囲気がとてもよく似ていて、もとは一つの同じ都市だったのでは?と思えるほどでした。さしずめ「一卵性双生児・都市」とでも言えましょうか。残念なのは、その「パワースポット都市」としての知名度の低さ。このブログで知名度アップのお手伝いができれば嬉しいです。

 

パワースポット巡り(283)〜(291)パワースポット都市「栗橋」 2016/02/13

はじめてきた宇都宮線東武日光線栗橋駅」、駅から降りたこの段階で「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」を感じます。おそらく、近くにパワースポットがあるのでしょう。そこで、神武天皇社参拝の後に、駅周辺をパワースポット調査してみました。

 
すると、あるわ、あるわ。非常に狭い範囲でかなりの数のパワースポットがありました。まずは、「義経が兄頼朝と対立したために、その間に生まれた男の子を殺され、やがて義経が討たれ、その悲報を聞いて倒れて亡くなられた」源義経舞姫静御前」にまつわる悲しみのパワースポットから。悲報を聞いて倒れ、亡くなられたお寺「経蔵院」です。重苦しくキーンときます。その心苦しさがこちらまで伝わりそうで、早々と退散せざるをえませんでした。

パワースポット(283)経蔵院 


そして、現在、祭られているお墓。ものすごくきます。そこには、殺された憐れな男の子を供養する塔もありました。そこに手をあわせているうちに、「もしかすると、ぼくがここに来たのも、呼ばれたのかも・・・。もしかすると、ぼくは、父と母の敵をとるために、この世につかわされた男の子の生まれ変わりなのかもしれない!」という思いにかられてきました。いつか、頼朝の生まれ変わりを見つけて、討ってやるぞー!またいつもの妄想です・・・(苦笑)

パワースポット(284)「静御前墓所


敷地内に神社を祭っている会社が目につきました。この辺り、信心深い社長さんが多くいらっしゃるようです。すばらしいことです。地元の鉄工所に隣接する、おそらく社長さん宅の軒先に鳥居が見えました。パワーが鉄工所全体を包んでいました。

パワースポット(285)「T鉄工所のお社 」


さらに、80号沿いにあった硝子会社の敷地内にあったお社です。

パワースポット(286)「硝子会社の敷地内にあるお社 」


この辺りで一番大きい神社では。「八坂神社」です。栗橋は利根川沿いに広がる平地なので、たいへん開けた空間なのですが、ここだけ閉ざされ時間が止まっているように感じられます。

パワースポット(287)「栗橋・八坂神社 」


名前がわからなかったのですが、けっこう強くきました。

パワースポット(289)「交差点『旗井(東)』の近くにあるお社 」


源義家が奥州征伐に向かう途中、馬が動かなくなったここに白旗をたてたという伝承があるそうです。だから、「旗」井神社。とくに、日露戦争での英霊の名前が彫られたポールあたりで強くきました。あの世から、見守ってくれているのでしょう。

パワースポット(290)「旗井神社 」


駅から出発して神武天皇社近くまできた80号沿いにあった神社です。境内になにも表記がなく、スマホで見る地図には鷲神社となっていました。かなり寂しい雰囲気でしたが、パワースポットであることに間違いはありません。

パワースポット(291)「(たぶん)鷲神社 」

 

こーんなパワースポットも。なにやら恐ろしいパワーが感じられ「底に埋蔵金でも沈んでいるんじゃないか?」などと考えていたら、ほんとにそういう伝承があるんだそうです。あんまり、近づかないほうがいいかもしれません。

パワースポット(288)「宝治戸池(ほうちどいけ) 」

 

栗橋は町自体がパワースポットなんだと思いました。こういう都市は、探せばもっともっとあるのでしょう。それにしてはあまり知られていないですよね。もっともっとパワースポットとしての知名度があってもいいのでは?「こういう都市を伝えていけたら良いなあ」と思いました。

 

 パワースポット巡り(292)パワースポット都市「古河」  2016/02/28

11日の建国記念日に、栗橋駅周辺のパワースポット巡りをしてきました。その時、気になったのが「利根川をはさんだ向こう岸にある茨城県・古河」の存在でした。これはぼくの勘なのですが「もともと利根川の流れは今と別であって、今は分断されている栗橋と古河ですが、もともとは同じ一つの地域だったのではないか」と。例えそうでなかったにしても、かなり近いので影響を受けあっているはずで、「栗橋が宗教都市の様相があるのなら、古河も同じく宗教色の強い都市」のような気がしました。そこで実際のところはどうなのか、この休日を利用して利根川右岸「古河」のほうへ足を運んでみることにしました。 


またまた、京王線南武線武蔵野線埼京線宇都宮線と乗り継ぎ、とことこ古河駅へ。なにしろ、隣のとなりの駅が小山駅だといえば、その遠さがわかるでしょう。小山といえば新幹線でいくところですから。2時間近くかかってようやく古河駅に到着。西口のロータリーで、「さて、どっから回ろうかなあ?」と見渡していたら、「古河史蹟案内略図」という看板を発見しました。見てみたら、神社仏閣の多いことにびっくり。やっぱり古河は宗教色の濃い都市のようです。

 
とにかく全部は回りきれないので、メイン・ストリートを歩いて、近くにある神社仏閣を片っ端からあたってみることにしました。そうしたら、あるわ、わるわ。もちろん、すべてパワースポットなことは言うまでもありません。


妙光寺

 
「正定寺」

 
「永井寺」

  
「神明宮」

 
頼政神社」。かなりキツいものを感じました。大量の落ち葉を見ると、これからの季節は緑が生い茂るのでしょう。毛虫がでる前の、今ぐらいがちょうど見ごろかもしれません。

 
「雀神社」。「古河総鎮守」というたいそうな肩書きをもっています。これだけの数の神社仏閣を束ねているのですから相当な力を持っているのでしょう。それに反して、社名が「かわいい雀」というギャップがいいですね。

 
チュンチュン!「雀大明神」って。。。どんな神様なんだろう。ぷぷっ~

 

するどい鋭利のような力を感じつつ、複雑に渦巻いていて目眩がしてくるような力も感じます。その強力さは「肩書通り」と言えるでしょう。

 
栗橋と同じように民家の庭先や地元企業の敷地内に鳥居や社が建っているのを見かけました。

 

みなさん、とても信心深いようです。こういうのを見ると、古河に住んでいる人たちが好きになりますね。

 

こんな建物からもパワーを感じました。展示されている作品からくるんでしょうか?
篆刻美術館」

 
「古河街角美術館」


一通り回ってみました。まだ少し時間があったので、来るときに車窓からチラッと見えた古墳に寄ることにしました。小さいけれど、なにか心に残るものがあったので。日光街道をてくてく歩いていったところ、思ったよりも遠い。電車だとわずかな距離に感じましたが、歩いていくとけっこう距離があるのです。つりそうな足にムチを打ちながら歩いていくはめになりました。線路脇にあったので、線路を伝っていけば簡単に行けると考えていましたが、どっこいそうもいかないのです。途中で道路が途切れて、もとに戻ったり、団地を避けて遠回りになったり・・・。あー、なんて最後にばかなことしたんだ!あのまま帰っていればよかったのに!でも、もうここまで来ちゃったら引き返すこともできねー、自分のバカヤロー!なんて激しく後悔しながら歩いていきました。

思えばいつもこうなんですよ。遠出のパワースポット巡りをやると、けっきょく最後に思わぬ大旅行がまっているのです。みっちり一時間半、ふーふー言いながら歩いていると、ようやく古墳が見えてきました。近づいてみると、思っていたよりさらに小っちゃい・・・。「駒塚古墳」というんだそうです。しかし、小っちゃい体には似合わない強いパワーを放っていて「大変な思いをしながら来た甲斐があった」と満足のいくパワースポットでした。ここには、どなたが眠っていたのでしょうか?気になります。

 
さて、問題は「これからどうやって帰るか?」です。またもと来た道を、ふーふー言って古河駅に戻るのはこりごり。なので、このまま真っすぐ川まで歩き、土手を伝って橋を渡り、向こう岸にある栗橋駅から帰ることにしました。ここで懸念されるのは「はたして、近くに橋が架かっているか?」どうか。橋が架かっている地点が遠いと、そこまで土手を何キロも歩かなければいけませんので。ちょうどその時、土手から戻ってきた自転車に乗ったおじさんが通りがかりました。そこで、橋の場所を聞いてみると、そう距離があるわけではないようです。よし、いくぞー!と決意しました。
土手の手前に神社がありました。残念ながら社名がどこにもなくて、わからなかったのですが、けっこうなパワーを放っています。「無事に栗橋駅までたどり着けますように」と祈願。いつもよりも力をいれて、ぱん!ぱん!としました。

 

土手に到着。見渡すと、橋はちょっと歩いたところに架かっていて、これなら楽に栗橋駅まで行けそうでした。先日の栗橋巡りで近くを通ったテレビ塔が見えたので、そこを目指して歩いていきます。よいしょ、よいしょ、っと。そしてついに、痛くなってきた足を引きずりながらも栗橋駅に到着。最後は、あの「静御前墓所」に寄って、無事に帰れたお礼と足かけ二日間ですばらしいパワースポットと出会えたことへの感謝を述べさせていただきました。

 

古河は都市全体がパワースポットとみていいでしょう。なので、(292)と一括りにしました。惜しむらくはその知名度。もっともっと、パワースポットとしての知名度が上がってもいいんじゃないでしょうか?このブログで、そのすばらしさが伝わってくれれば嬉しいです。