天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

建国の日に、建国の神様に感謝する旅へ「神武天皇社」再訪 

 

パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

2月11日は「建国記念の日」。こういう日こそ、こんな自然豊かなすばらしい国に住めることを、そんな場を作ってくれた神様に感謝の気持ちを伝えたいものです。そこで、東京近郊で神武天皇を祭る埼玉県加須市神武天皇社へ参拝することにしました。旧ブログを見ると、以前うかがったのは平成28(2016)年のこの日。あれから、もう8年経つんですねえ・・・。あのときの記憶をたどりながら巡ることにします。

 

京王線中河原駅→JR南武線分倍河原駅→JR武蔵野線府中本町駅→JR京浜東北線南浦和駅→JR宇都宮線・大宮駅と乗り継ぎ目的地・栗橋駅へ着きました。東京近郊とはいえ、けっこう遠い。2時間程かかりました。栗橋駅で降りると、モニュメントがお出迎えしてくれました。ああ、変わらないなあー

 

8年前と同じようにパワースポットを通りながら向かいます。まずは、駅を出たところすぐ目の前にある「静御前の墓」に手をあわせます。源義経の非業の死にまつわる悲しい物語のヒロインです。ここも変わりませんね。「今日も楽しいパワースポット巡りができますように」。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

変わったものもありました。栗橋総鎮守「八坂神社」です。土手の上に看板と社殿を見たとき、思わず二度見してしまいました。8年前の記憶では橋のたもとにあったはず。土手を上がるのは面倒なので、ここからちょこんと頭を下げただけで通り過ぎました。これが思わぬ怒りを買うはめに・・・。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

「旗井(東)」交差点まできました。社名のわからないこちらもお変わりなく。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

この交差点のちょっと先に「旗井神社」があったはずです。そのまま真っすぐ進んでいきます。しかし、なかなか現れない。「おかしいなあ」と首をかしげながら進んでいきます。20分ほど歩いたところで「さすがにおかしい」と思い、交差点まで引き返すことにしました。。栗橋総鎮守・八坂様に挨拶しなかったシッペ返しというやつでしょうか。電線の上のから、カワラヒワが ♪コロコロ、コロコロ(ばーか、ばーか)と笑ってい(るように見え)ました。これで往復40分のロスだー

 

交差点まで戻り、向かって左側に曲がってみました。すると、すぐのところにありました。源義家が井戸の傍らに旗を立てて馬に水を与えた「旗井神社」です。交差点を真っすぐではなく曲がらなければいけなかったようです。てへっ、そのへんの細かい記憶はかなり曖昧なのですよ。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

さあ、ここから国道60号をひたすら真っすぐに歩いていきます。

 

こんなところがありました。「めだかの小径」だそうです。前回は気づきませんでした。

 

メダカが泳いでいるなら、狙ってカワセミが飛んで来るかも?期待して待っていたけど、結局、姿は見られず。

 

 

左側の遠いところに「富士山」のてっぺんがのぞいていました。建国の日という天晴な日に花を添える雄姿です。

 

右側には利根川の流れが。全方位、自然豊かで気分良く歩いていけます。

 

とはいうものの、1時間過ぎて、だんだん疲れてきました。傍らに、3人の子どもたち(祠)が並んで応援してくれているかのようでした。

 

 

こっちには2人の兄妹が。箱根駅伝のランナーになった気分。

 

60号左脇には、田んぼ用の用水路が並行していました。8年前と今で一番違う点、それは「野鳥探しを趣味にしている」点です。8年前だったら退屈でしかなかった田舎道が宝の道と化しました。急遽、野鳥探しを開始。この辺りはハクセキレイの楽園になっていて ♪キキッと大きな鳴き声で飛び交っていました。残念ながら本命(もちろんカワセミ)は見られませんでした。

 

柵に三個のカマキリの卵を発見。春になったらいっせいに孵化し、三家族で壮絶な生き残り抗争が勃発するのでしょう。

 

お、見えてきました。「社名がどこにも表記されていない謎の神社」です。8年前、スマホの地図で検索して、おそらく「鷲神社」じゃないかと当たりをつけました。

 

結局のところ、本当の社名はわからずじまい。神仏習合の気配がするパワースポットです。

 

(▼2016年2月13日の日記より)

 

この角を右に曲がったような。ここまで来れば、もうすぐそこのはず。

 

ああー、見えてきた!ちょうどのタイミングで、町中に12時の音楽が流れ始めました。まるで、ゴールのテープを切ったわたしに、祝福してくれているかのよう。

 

電車を乗り継ぐこと2時間、歩くこと2時間、朝出発してから計4時間かかって無事目的地にたどり着きました。苦労したからこそ、その達成感は特別なものがあります。

 

微動だにせず、境内に入ってきたわたしを見つめるモズ。もしかすると、狛犬の役割を担っているのかもしれません。「ヤタガラスはモズだった!」なーんて新説を唱えようかなー

 

「おひさしぶりです。生き物の命あふれる自然豊かな土地を与えてくださり、ありがとうございました」と頭を下げて、ぱん!ぱん!っと。奈良の神武天皇陵や神武天皇社には、成し遂げてきたことそのままの大変父性の強い雄々しい氣が充満していました。しかし、こちらは真逆な大変穏やかで風通しの良い氣がゆったり流れています。この違いは、山に囲まれた奈良と、利根川とその広大な河川敷の傍らにある「土地の性格」の違いからくるのものでは?

 

裏手が高台になっていました。上がれば利根川と周囲が一望できそう。

 

立派な施設が建っていました。休館日でしたがトイレは使えました。ほんと助かります。何しろ寒空を2時間かけて歩いてきて、膀胱がパンパン状態ですので。

 

「カスリーン公園」。この辺りは昭和22年に襲ったカスリーン台風により堤防が決壊し甚大な被害を被ったそうです。この大惨事を忘れないように造られた公園のようです。

 

そんな荒れ狂った利根川も今は穏やかな佇まいを見せていました。野鳥、昆虫、魚、人間、どれだけ多くの命を育んできたのか。そこに甘えるばかりでなく、その営みを一瞬で無に帰す恐ろしい一面があることを忘れてはいけません。

 

右側に望むのは、パワースポット巡り(900)記念回で登拝した筑波山。この辺りに住んでいた古代人も、あの佇まいに神様の住まいを重ね合わせ拝んできたことでしょう。

 

左側にはうっすらですが雪山が。独特な形から「浅間山」なのでは?パワースポット巡りでいつか登ってみたい霊山の一つです。

 

加須市観光案内」。おもむろに眺めていると驚きの発見がありました。ここは市の北端に位置し、南端にあの「玉敷神社」があるというのです。玉敷神社は2年前に東武スカイツリー線、東武伊勢崎線を乗り継いで巡りました。そういえば、あそこも加須市でしたっけ。違う路線で移動していると距離感、位置感がどうしても掴めなくなります。それにしても、加須市は歴史が深すぎます。また別の目的で訪れるかも、です。

 

楽しい一日を過ごせました。でも、ここまで片道4時間かかりました。これからまた同じ時間をかけて戻らないといけません。想像しているうちにグッタリしてきました。こちらに来たのは8年ぶりでした。つぎに来るもの8年後になるかもしれません(苦笑)

 

 

【旧ブログより】

パワースポット巡り(282)埼玉県加須市 神武天皇  2016/2/11

今日は、神武天皇が国をうち建てた建国記念日。一年で一番おめでたい日になるのではないでしょうか。こういう日だからこそ、神武天皇をお祭りする神社で直接感謝のお参りをしたいものです。建国の舞台となった奈良の橿原神宮に行ければいいのですが、ちょっと遠すぎます。そこで、東京近郊にどこかないかと調べたところ、埼玉県加須市に「神武天皇社」があるようでしたので、行ってみることにしました。京王線南武線武蔵野線埼京線宇都宮線を乗り継いで栗橋駅へ。そこからさらに1時間以上歩いて、ようやく着きました。途中、いろいろなパワースポットがあって寄り道してきたとはいえ、それでも家を出てからすでに4時間経過。これじゃあ、奈良に行くのと変わらないかも(苦笑)。境内に流れるパワーの質が、神武天皇陵とそっくりな強い父性と威厳さがあって、ここはまぎれもなく神武天皇を祭っているところなんだと確信しました。「豊かな暮らしの原点を造っていただいた」という感謝の気持ちをこめて、ぱん!ぱん!っとさせていただきました。