天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット(879)埼玉県騎西町(秋葉社、玉敷神社、玉敷公園)

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

  

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

越谷」「東岩槻」の久伊豆神社へ参拝して満足していたわたしの耳に、またまた衝撃の情報が飛び込んできました。双方を頂点に存在すると考えていた久伊豆神社に、本当の頂点となる「総本社」が存在するのだそうです。場所は埼玉県「加須市」。「総本社」・・・気になるなあ。

そもそも久伊豆神社とは何か?埼玉県東部以外ではまったく聞かない社名でしょう。その由来をおさらいするとー、昔々、平安時代の後期。武蔵国と近隣は「武蔵七党」という七つの武士血縁集団が本拠地をかまえて群雄割拠していました。現在の加須市を中心に「元荒川の周辺」を本拠にしていたのが「野与(のよ)党」でした。野与党は久伊豆大明神を信仰していて、祭った神社を元荒川周辺につぎつぎと建てていきました。それが久伊豆神社の由来になりました(ただ、諸説いろいろあるようです)。つまり党の守護神なのですよ。その守護神を束ねる総本社があるというー、漫画みたいな話ですが、歴史浪漫に心が躍ります。ぜひ、巡ってみましょう。

 

というわけで、中河原駅から京王線に乗り、一つ先の分倍河原駅でJR南武線に乗り換え、また一つ先の府中本町駅でJR武蔵野線に乗り換えます。1時間程ゆられて南越谷駅で降りると、すぐ目の前にある新越谷駅へ徒歩で移動。新越谷駅東武スカイツリー線に乗り久喜駅へ、そこから東武伊勢崎線に乗り換えて目的地の加須駅へ向かいます・・・長い!

2時間程かけて埼玉県加須市にある加須駅に着きました。パワースポット巡りで伊勢崎線に乗ったのは初めてではないでしょうか。もうすぐ先が群馬県の舘林駅といえば、どれほど遠くまで来たのかがわかるというものです。ふー、この時点でぐったり。

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南口で降りて、周辺案内図で場所を確認します。ほぼ一直線。お城があったり、酒蔵があったり歴史ある町のようです。「騎西(きさい)」という地名が目にとまり、ふいに遠い記憶が呼び覚ませられました。「あれ!?おれ、ここに来たことある」と・・・。そう、わたしが高校生時代、部活で柔道をやっていたときのこと。しょせん都立高校なのでお遊び程度の部活でしたが(本気の強豪私立ではなかったので)、監督同士のつながりか何かで、わざわざ東京世田谷区から電車に乗って、「騎西高校」へ遠征試合をやったことがあったのです。道中の出来事や試合の結果なんかは記憶のかなたですが、騎西という珍しい地名だったので覚えていました。「これは、もしかすると、縁があって呼ばれたのかもしれない」・・・なーんて考えるのは、こじつけでしょうか(苦笑)

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さあ、出発。「済生会通り」を真っすぐ歩いていきます。

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恒例の野鳥シリーズ!

途中、川でシラサギが小魚を探していました。これだけだと、よく見る光景です。しかし、のぞき込むと、そのすぐ手前でカワセミが小魚を捕っているじゃありませんか。一枚の写真に、手前カワセミ、奥シラサギというかなり珍しい構図が撮れるとあって、あわててデジカメを構えます。ところが、敏感なカワセミがすぐに気づき、サッと飛び去ってしまいました。ああ、残念ながらシラサギだけでパチリ。

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なんとか粘って、カワセミが戻ってくるのを待っていました。すると、遠くのほうで・・・あ、あれ?あれってカワセミじゃない?

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あ、やっぱり!で、パチリ。一枚に二羽をおさめることは出来ませんでしたが、別々に撮ることができました。まあ、満足かな。

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街路樹の茂みからメジロが顔をにゅうっと。今季初めて会うメジロです。すっかりご無沙汰で撮影の腕が鈍ってしまいました。どこに写っているのかわかります?

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どんどん進んでいきます。見渡す限りの田んぼ、田んぼ、田んぼ。実家のある千葉県香取を歩いているような気になります。

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野鳥撮影の時間があったとはいえ、駅から1時間半かかって騎西町の商店街に着きました。予定より大幅に時間をとってしまいました。12月とは思えない暑さがあって、汗をふきふきしながらの到着です。しかし、その疲れを癒してくれるように、商店街全体で「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」を感じました。これが、玉敷神社から流れてくるものだったら期待できますね。

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商店街には懐かしさを誘う古い建築物が残っています。

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秋葉社」がありました。なになに、「火伏せの神として信仰される。かつては実乗院近くに鎮座していたが、町場で度々火災が起こるため、現在地に移転したという」・・・役立たずじゃん!それで左遷させられたのでは(苦笑)

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とはいえ、パワーのほうはけっこうあります。ちょうど、太陽光線がピーって一直線に注がれているような神秘的な写真が撮れました。「今日のパワースポット巡りが無事に成功しますように」。ぱん!ぱん!

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パワースポット「秋葉社

 

ようやく案内板が見えてきました。近いようです。それもまだ400mあるんだ。

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ようやく着きました。拝殿まで真っすぐ一本道が続くところは越谷、岩槻の久伊豆神社と同じようです。

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越谷の久伊豆神社に「埼玉稲荷神社」があり、東岩槻久伊豆神社には「明戸庚申社」があるように、こちら玉敷神社には「天神社」があって、門番の役割をしていました。「こちらを通っていいでしょうか?」ぱん!ぱん!

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境内へ。迫力のある拝殿。さすが「総本社」といった厳かな痛みを放たれています。ピリピリした緊張感は、双方の久伊豆神社と共通する感じがあります。

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貴重な自然に囲まれているようです。

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うわあ!と後ずさりしたら置物でした(苦笑)

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パワースポット「玉敷神社」

 

隣接する「玉敷公園」へ。元國學院大學総長、国学研究者である河野省三先生の旧宅跡だそうです。在職中は金田一京助博士、折口信夫博士ら錚々たる教授陣と國學院の黄金時代を築いたとか。温かい感じの痛みは、生前の先生の人柄がそうだったからでしょうか。その魂が旧宅跡に戻ってきて、今なお研究を続けておられるようです。

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国学とは、和歌のなかに民族本来の生き方や考え方を見出す学問のこと。わたしの詩を読んだら、どのような評論、解釈をされるんだろう?・・・ガンバリマス!

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パワースポット「玉敷公園」

 

最後、国道を渡って懐かしい騎西高校へ行ってみました。どうやら廃校になったようで、今は「SFAフットボールセンター」という施設のようです。グランドで少年サッカーチームが練習していました。残念です。でも、30数年前、この校門を通ったことがあると思うと感慨深いものがあります。

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同じ時間をかけて徒歩で帰るのはしんどくなりまして、加須駅までバスに乗りました。1時間半かけて来た道が10分ちょいでした。文明の利器とは大したものです。「騎西町という町全体がパワースポット」だと思いました。なので、(878)として、ひとくくりにさせていただきます。時間が無くてお城や酒蔵を巡れませんでしたが、とても有意義なパワースポット巡りの旅ができました。

 

 

もう今年も残りわずか。そこで、恒例の「今年で一番印象に残った地域、パワースポットに再度訪ねる」という企画をやりたいと思います。これをやることによって、印象がより強くなったり、見逃していたすばらしい箇所に気づいたり、良いことずくめなのです。

気になる今年選んだ場所は「小田原」です。ゴールデンウィークで巡れなかった、あの場所、この場所に足を運ぶ予定です。アップは正月明けになると思います。