わたしが知る限り「日本一」だと思っていた書店が上野駅構内にありました。なんでそう思えるのか?理論立てて説明することは難しいのですが、なぜか「置いてある本がすべて面白いもの」に見えてきて、実際に手に取ってみると「面白い本しか置いていない」という感想を持つようになり、「店内にいるだけで幸せな気分になれる」謎の書店でした。「こんな書店はどこにもない、唯一無二だ」と胸を張って言えるお店でした。所用があって上野駅を使うときは必ず寄って店内をうろついていました(もちろん、何冊も買っています)。
今日、久しぶりに上野駅を使いました。あの書店に寄ってみようと心躍らせ向かってビックリ、面積が1/5ぐらいに縮小されて、売場に置かれていたのは雑誌やムックの類がほとんど・・・見果てた姿になっていました。悲しすぎて店に近寄ることもできず、遠巻きに見て、下の画像を撮るだけで帰りました。あの「日本一の書店」はもう心の中にしか存在しないんですねえ・・・