天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット巡り(950)~(952)朝日森天満宮、出流原弁天池湧水、地久稲荷神社 【2023年末 足利・佐野ふたごちゃん都市を巡るパワースポットの旅 第二日目①】

 

パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

年末、その年に巡ったパワースポットの中で印象に残った土地を再訪しています。そうすることで、印象深さがより深まり、一生の思い出として心に残るからです。そういう土地をいくつも持っていることが、人生の豊かさに直結すると考えているのです。

5月9日の日記「ゴールデンウィーク 宇都宮パワースポット巡りの旅」を読んでください。JR小山駅で、佐野、足利、桐生、伊勢崎、前橋と並んだ両毛線の路線図を見て、心ひかれたことを書きました。旅を終えたあと、とくに佐野・足利の並びがまるで「かわいい ふたご」のように思えてきて、ぜひ時間をかけて巡ってみたくなりました。そこで、今年の年末パワースポット巡りの旅は2日間かけて足利と佐野を巡ることにしました。

 

2016年 西三河東三河パワースポット巡りの旅 

      ・竹島・松平郷・岡崎城滝山東照宮大樹寺知立神社  

2017年 富士宮南斗聖拳を巡る旅

      ・富士山本宮浅間神社・割狐塚稲荷神社・柿田川湧水群・三嶋大社 

2018年(年始)シッペイ太郎と浜松・桶川を巡る旅

      ・見付天神・霊犬神社・府八幡宮・小國神社・賀茂真淵記念館  

2019年(年始)天竜浜名湖沿線を巡る旅

      ・雨櫻神社・森の石松の墓(大洞院)・天宮神社  

2020年 コロナ禍でやらず

2021年 小田原を巡るパワースポットの旅 

      ・小田原ー国府津・曽我丘陵ウォーキング・コース・吾妻山公園   

2022年 富士山を仰ぐ静岡・焼津パワースポットの旅

      ・三保松原・御穂神社・田中孫七居住地・満観峰・焼津神社   

 

第二日目にして最終日の30日(できれば3、4日滞在したかった)、朝の8時台に両毛線に乗って佐野駅へ移動しました。こちらが佐野駅南口の風景です。ちょっとビックリ。つい、東京もんだとそれなりに名のある市の駅前には百貨店もしくは大型スーパーや商店街が並んでる光景を思い浮かべます。でも、地方に行けばそんな駅前は希なことに気づかされます。

 

佐野駅周辺図でどこに何があるのかを確認。ここでの核は近場の「佐野厄除け大師」と遠方の「出流原(いずるはら)弁天池湧水」でした。見ていたら他に気になる神社を見つけました。「朝日森天満宮」です。これまでの経験によって研ぎ澄まされたパワースポット勘がピンときました。「けっこうパワースポットそう」だと。そこで、まずはそちらに寄ってみることにしました。

 

少し迷ってしまって周辺をウロウロしていると、犬の散歩をしていた女性が挨拶してきました。思い切って東京から観光で来たことを告げ、朝日森天満宮の場所を尋ねてみました。そこを左に曲がればすぐに行けるとのことでした。その後に巡りたい出流原湧水のことも尋ねてみました。赤倉温泉のほうなので徒歩では大変、バスで行ったほうが良いと教えてくださいました。パワースポット巡りで見知らぬ土地をウロウロしていると、こういう親切な方とよく出会います。お礼を言って、天満宮へ向かいました。

 

長い参道を歩き境内に足を踏み入れました。すると、参道では感じられなかった「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきます。やっぱりパワースポットでした。

 

とくにくるのは「菅神廟碑」、

 

(碑文は江戸の著名な陽明学者・中根東里先生によるものとのこと)

 

「しだれ梅」の周囲、

 

 

拝殿の周囲です。「今日一日、佐野パワースポット巡りが無事成功しますように」ぱん!ぱん!っと。

 

境内の「渋い」雰囲気とは裏腹に、おみくじ関係は「かわいい」へ全振りしています(笑)

パワースポット(950)「朝日森天満宮

 

参拝を終えて境内を出ました。すると、先ほどの女性がどうやらわたしの後を追ってきたようで、バッタリ出くわしました。出流原湧水へ向かうバス停の場所と降りるバス停を調べてわざわざ教えに来てくれたようです。どこそこを曲がって通りに出たところにある、と詳しく教えてくださいました。別れ際、「遠くから佐野へ来てくれてありがとう」と深々と頭を下げていきました。わかりますね、その気持ち。自分の住んでいる町に興味を持ってくれれば嬉しくなります。誇らしくなります。こういう地元の方との触れ合いがパワースポット巡り旅の楽しみの一つだったりするのです。

ヒッヒッヒッヒ♪ 近くの民家の屋根から、わたしたちのやり取りをジョウビタキが見つめていました。彼もまた極寒のロシアからエサを求めてわが国にやってきた旅行者。美味しい和食(と言っていいのか?)をたっぷり食べてほしいですね。君には、わたしから「遠くから日本に来てくれてありがとう」とお礼を言いたいですね。



教えていただいたバス停から運動公園循環線に乗り20分。赤見中学校入口で降りました。20分で着くということは徒歩だったら1時間半はかかっていたでしょう。文明の利器はすごいものです。でも、ここからさらに1.5km歩かないといけないようです。さあ、がんばるぞ。

 

いつものように多少迷ってしまい、行ったり来たりを繰り返していました。そんな最中、セブンイレブン前の畑のど真ん中に、鋭い痛みを放つイワクあり気な積石がありました。あれは何だったのでしょうか?謎です。正体がわからないのでパワースポット認定は控えておきます。

 

さあ、もうすぐだ。

 

ようやく到着しました。

 

湧水池には鮮やかなコイが放たれています。

 

小魚もいっぱいいます。カワセミが飛んでこないかなあ。

 

こちらが弁天池。柿田川湧水群といい、お鷹の道・真姿の池湧水群といい湧水群はパワースポット群になっていることが多いのです。そのことが、事前に核として入れていた理由です。さて、こちらにもあるのか?

 

ありました。まずは淵に建っている「湧釜神社」から。各地にある弁財天のような水辺にある神社独特の雰囲気があり。(わたしはちょっと苦手)

 

そして隣接する「磯山弁財天」。うわあ、ケバケバしい(心の声です)。唐沢山城主・藤原秀郷勧進して建てられたのだとか。(秀郷という武将はまったく知りませんでした。後に佐野巡りのキーマンになります)

 

山の中腹にあるようです。登っていきます。


本殿に到着しました。

 

高台からの眺めはこんな感じ。

 

背後に回ってビックリしました。巨石がゴロゴロっとしていて、その上を足場にして建てられています。

 

なるほど。どうやら湧水よりも巨石を発信源とするパワースポットのようです。

パワースポット(951)「出流原弁天池湧水」

 

一回り終え、来た道をてくてく歩いて行きバス停に戻りました。時刻表を見ると、10時台は58分のみ、11時台は無くて、つぎは2時間後の12時53分。じゃあ今は何時かな?時計を見ると・・・なんと10時57分!あー、あぶなかった。あと1分遅れれば何も無いところで2時間待たされるところでした。なんという幸運・・・でもこれで今年の運をすべて使い果たしてしまったか?ま、いいか、今年も残り二日だし(笑)。1分後に来た佐野駅行きバスに乗り込みました。

 

途中に通った甲子園常連校「佐野日大高校」。なつかしい。阪神の麦倉洋一を覚えている人はいるのかな?今だったら、オリックスの田嶋のほうが有名か。移動しているバスの中からカシャと。


佐野駅に到着。そろそろ予定していた佐野厄除け大師に行こうと思いました。でも、ここで気になることがありました。磯山弁財天の由緒で知った唐沢城主・藤原秀郷のことです。駅前の周辺図に、唐沢城跡が記されていました。同じ場所に唐沢山と唐澤山神社も記されていたので、唐沢山の山中に神社と城跡があるのでしょう。そこには山・神社・城のパワースポットと成りうる3点セットが揃っているわけです。長年の経験で研ぎ澄まされたパワースポット勘にピンとくるものがありました。かなり強力なパワースポットだろうと。また、これが重要なことですが、先ほど巡った弁財天と秀郷でつながっているからです。これまでパワースポット巡りではこういう現地での偶然の縁を大切にしてきました。自分一人でたてた計画ではまず行くことの無い、思わぬパワースポットや土地に行けたりするからです。そこで意を決して、行き先を唐沢山に変更することにしました。

スマホで唐澤山神社のホームページを閲覧すると、東武佐野線田沼駅が最寄駅のようです。そこで、ここ両毛線佐野駅に隣接する東武線のほうの佐野駅改札口へ。時刻表を見るとつぎの発車時刻は12時35分でした。で、今は11時45分。50分ほど時間が空いています。駅近くにある「佐野ラーメン」を探して食べるにはちょうど良い空き時間じゃないですか。さっきのバスの時刻といい、今日はツイているようです。駅舎の階段を駆け下り町へと繰り出しました。

 

ところがです。そう簡単には見つからないのです(汗)。見つけても、足利で悔しい思いをした「年末年始はお休みします」の札が掛かっていたりで時間ばかりが過ぎていきました。ラーメンで有名な町とはいえ、さすがに町を歩けばお店にぶつかる状態ではないようです(もちろん、当たり前のことなんですけどね)。12時を過ぎて出発まで30分を切りました。

すると突然、キーンと痛みが漂っている通りに出ました。ふと横を見やると「地久稲荷神社」が建っていました。マンションの一角にある小さな神社ですがけっこう強めにきてます。もうこうなったら神頼みしかないでしょう。

 

「時間が無くて困っています。近場で佐野ラーメンのお店が見つかりますように」ぱん!ぱん!

パワースポット(952)「地久稲荷神社」

 

「さあ、お店探しに戻らなきゃ」と一歩出たところで、なんと前方にラーメン屋を発見しました。「やったー!地久稲荷様、ありがとう」と心の中でガッツポーズを。そこは「精養軒」という見るからに老舗のお店でした。注文したラーメンが目の前に置かれたこの時点で12時15分過ぎ。大急ぎでかき込んで無事35分発に乗ることができました。玉ねぎ醤油の甘みのあるわたし好みのラーメンでした。ゆっくり味わって食べられなかったことが悔やまれます。

 

<第二日目②へつづく>