パワースポット!
パワースポッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・と、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
ここ近年、年末に「その年で一番印象に残っているパワースポットや土地」を再訪しています。そうすることによって、より印象が深まり、思い出もより深まるからです。過去は下記のような旅をしてきました。どの地域も、生涯忘れ難い思い出深い土地になっています。
2015年末 山梨ヤマトタケルパワースポット巡りの旅
~富士山本宮浅間神社、割狐塚稲荷神社、柿田川湧水群、三嶋大社 ⇒
2018年末(→2019年始) シッペイ太郎と浜松・掛川を巡る旅
~見付天神、霊犬神社、府八幡宮、小國神社、賀茂真淵記念館 ⇒
2020年末 コロナ禍でやらず
2021年末 小田原を巡るパワースポットの旅
~小田原ー国府津・曽我丘陵ウォーキング・コース、吾妻山公園 ⇒
2022年 富士山を仰ぐ静岡・焼津パワースポットの旅
~三保松原、御穂神社、満観峰、焼津神社 ⇒
2023年末 足利・佐野ふたごちゃん都市を巡るパワースポットの旅
~機神山、両崖山、出流原弁天池湧水、唐沢山、藤原秀郷公墳墓 ⇒
では、今年末のパワースポット巡りの旅はどこに決めたか?というと・・・常磐線沿線です。12月23日の日記を読んでみてください。龍ヶ崎市の八坂神社を巡ってみて、これまで未踏の暗黒地だと思っていたこの辺りに興味がわき始め、いっそのこと年末に、より深い所まで巡ってみようと思い立ったことを書いています。
さて、その行き方ですが、京王線・中河原駅から常磐線に乗るためにはいろいろな乗継方法があります。今回は、通勤定期券を使い、途中まで無料で行けるように、京王線・笹塚駅→都営線新宿線・馬喰横山駅→徒歩→地下鉄日比谷線・小伝馬町駅→常磐線・南千住駅経由で向かうことにしました。龍ヶ崎市駅から順番にぶらり途中下車の旅を敢行します。さて、二日間で何駅巡ることができるでしょうか!?パワースポットにどれだけ出会うことができるでしょうか?楽しみです。
第一日目 ②牛久駅
常磐線・龍ヶ崎市駅に戻ると、つぎにお隣の「牛久駅」で下車しました。牛久の観光地といえば真っ先に「牛久大仏」と「牛久シャトー」が挙がるでしょう。しかし、駅からバスに乗らないと行けない遠方にあるようで、ぶらり旅という企画の主旨には合わなさそうです。そこで、どこか歩いて巡ることのできるそれらしい場所がないか?西口に出てみました。
すると市街地案内図に、目につく順路が記載されていました。「牛久沼かっぱの小径コース」ですと。ぷぷっ。「この令和の時代に、河童を観光資源にしよう」などと冒険する行政の勇気に、思わず失笑が。しかし、その道程を見るとー、
「明治天皇行在所之碑」や「八坂神社」やー、
「愛宕神社」とパワースポットらしき名勝や神社も在るようです。うーん、それでは巡ってみますか。いざっ!
てくてく、てくてく
すぐに案内図に記載されていなかったパワースポットを発見しました。「忠魂碑」です。どこの碑でもそうであるように、こちらからも「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきます。「おつかれさまです」と手を合わせました。
てくてく、てくてく
酒屋の対面に在った碑。こちらからもきています。何の碑だか刻まれた文字からは解読できませんでした。また酒屋が、従来の酒屋の雰囲気とは違うおしゃれな雰囲気で、最先端の美味しいお酒を置いてそう。今日は先を急ぐので、入店はまた次の機会にします。(残念ながら写真を取り損ねた・・・)
てくてく、てくてく
案内図に記載されていた「明治天皇牛久行在所」です。明治天皇が行幸された行在所はどちらもパワースポットになっておられます。小田原、草加、高崎がそうでした。これも天皇陛下の持つ特別な力によるものなのか。
(▼小田原 2021年5月5日の日記より)
(▼草加 2021年10月13日の日記より)
(▼高崎新町 2024年5月24日の日記より)
てくてく
「八坂神社」に着きました。奥行きがあります。
小さな狛犬のような像が並んでいました。どう見ても頭が無いとしか見えない・・・。かわいい、のか不吉なのか・・・。
飾り気のない素なキーンがきます。
とくに向かって拝殿の左奥のこの辺りと、真裏の道祖神辺りで強くきました。
また、龍ヶ崎市愛宕神社に続き、こちらにも「三峯様」が。パワースポット巡り(1000)回特別記念回で巡った古社に在らせられます。「あのときはお世話になりました」ぱん!ぱん!
てくてく、てくてく
建物がとっぱわられて地面がむき出しになった建設予定地からキーンとくる痛みが放たれていました。どうやら、土地の氣が強いようです。パワースポットにはその発信源により、いくつかの系統があると考えています。巨石系とか歴史系とか人物系とか。どえやら、牛久のこの辺りは典型的な「土地系」のようです。
振り返ると、びっくりすような大きさで筑波山がドーン!と。パワースポット巡り(800)回特別記念回で登拝した霊山に在らせられます。その氣を真近から浴びて充電を。いま上の方で、あの急勾配の石坂をヒー、ヒー言って登っている登山者がおられるのでしょう。がんばれよー!
案内地図では「牛久土浦バイパス」と記載されていました。まだ建設中のようです。まるで巨大サーキット場のよう。
「愛宕神社」に着きました。鳥居が年季を感じさせます。
少し登った先に簡素な拝殿が待っていました。八坂神社、愛宕神社と隣接する龍ヶ崎市と共に京都の神社が多いように思えます。歴史的に関係が深いのでしょうか。
ほぼ隣には、案内図には記載されていなかった「木造薬師如来坐像」が。
「行基」作と伝えられているのだとか。行基といえば日本史で習う奈良時代の有名僧侶ではないですか。ほんまか???実際は、その製作手法からもっと後年・平安時代末期の作だと思われているそうですが。いかに???いずれにしても「パワースポット特有のキーンとくる痛み」は放たれております。
コースの要所に、きちんと道案内が設置されていました。これが在ると、曲がり角を間違えて引き返したり、同じ道をぐるぐる回ったりしないですむので助かります。(観光で売り出そうとしているのに、このような基本的な事すら出来ていない行政が多くて)
駅を出発してから1時間と8分。40mまで来ました。もうすぐです。
日当たりの良い開けた土地に、止まり木となる木が何本か。「こういう土地にそろそろやってくる時期だなあ」と頭にツグミが浮かんだ瞬間、♪ウキョキョキョと怪鳥のような鳴き声が響きました。今季まだ出会えていないツグミが居るのかも!?と周囲を凝視しましたが姿を確認できず。初対面はまたの機会にお預けです。
さあ、最終地点に到着しました。「昔、牛久沼に悪さをする河童が居て、ガキ大将が捕まえたものの逃がしてやったら、それ以来、悪さをしなくなった」という伝説があるのだそうです。その河童を描き続けた小川芋銭という画家の碑や建物が在ったり、作家の文学館が在ったり、と文化人が集まる集落だった面影も在り、そのての雰囲気が好きな人には惹きつけるものがあると思われます。
周囲からは、やんわりとですが、氣も感じられました。名勝だけでなくパワースポットでもあるようです。最初は、「この令和の時代に河童伝説なんて・・・」といぶかしげていました。でも、道程で歴史文化を楽しめたり、沼の周りも自然環境が残っていて楽しめたりと、それはそれで楽しいんじゃないかと。時間をかけてコースを巡ってみて正解だったと思いました。そこで、「牛久沼かっぱの小径コース」を一括りにしてパワースポット(1006)とします。
まだ、もう一駅ぐらい巡れそうです。大急ぎで、お隣の「ひたち野うしく駅」へ向かいました。
<つづく>