天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

2017年末 富士宮・南斗聖拳を巡る旅 第一日目 【旧ブログより】

 

「天才詩人こうやまあきらのブログ」も開始してからもうすぐ10年。これだけ月日が経つと、昔書いた人がもう亡くなられていたり、二度と会うこともない疎遠な関係になった人もいたり、あまり知られたくない恥ずかしい出来事なんかがいっぱい書かれていたりします。

ーそこで、

読んでいただきたい日記だけを、新しいブログ「天才詩人こうやまあきらのブログ!」へと移行させることにしました。

ただ日記数が膨大なので(2500本以上!)、暇をみつけては少しずつの移行となりますので、よろしくお願いします。

 

 

 ここ最近、年末に、「その年で一番印象に残っているパワースポットや土地」を再び旅することにしています。そうすることで、よりいっそう、その土地の印象が深まり思い出深くなるからです。平成29年(2017)の年末は、富士宮・三島を巡ってきました。その日記をアップします。

 

パワースポット巡り(485)富士山本宮浅間大社  2018/01/14

 毎年の年末に、その年で一番印象に残ったパワースポット周辺へ、「今年を代表するパワースポット巡り」の旅に出かけています。一昨年は甲府の「昇仙峡」で、昨年は「東西の三河地方」でした。では、今年はどこに行こうか?と考えていると、やっぱり気になるのは、富士山を中心とする二つの大御所神社でした。

 3月20日の日記を読んでみてください。霊峰・富士の北口に結界を張る北口本宮富士浅間神社北斗神拳に、南口に結界を張る富士山本宮浅間大社南斗聖拳に例えました。そして、パワースポット巡り300回記念のときに、まずは主役ケンシロウに敬意を表して北に参拝しました。なかなかのパワースポットと巡り合うことができ、とても心に残る旅になりました。これは南のほうも期待できそうだと思い、できるだけ早いうちに参拝してみたいと考えていました・・・。
 ーそこで、今年を締めくくる最後のパワースポット巡りの地に、まだ参拝していない南、つまり南斗聖拳の「富士山本宮浅間大社」を選んでみました。周辺の三島にも有名な神社や自然環境があるので、そちらにも行けますし、北に負けないぐらい楽しい旅ができそうです。

 29日、30日の二日間と例年よりは短い期間となりますが、できるところまで巡ってみたいと思います。 

 

第一日目。
 三島駅前のホテルで前泊し、早朝、東海道本線から御殿場線に乗り換え「富士宮駅」に向かいました。駅を降りると、もうそこで「キーンとパワースポット特有のこめかみ辺りにくる痛み」が充満しています。

 
 駅から10分ほど歩くと着きました。

 入口で、「鳥居」と「日の丸」と「富士山」が並んで収まる「ザ・日本」的な写真を撮りたかったのですが残念!雲にすっかり覆われて、肝心な富士山が撮れない・・・。

 
 気をとりなおして境内へ。参道には、初詣のために設けられた屋台が並んでいましたが(この日は29日)、この辺りけっこうきます。初詣の際には、ここで何か食べるといいかも。

 
 早朝にもかかわらず、それなりに参拝客がいました。全体にカラッとした明るくて開放的な雰囲気でした。パワースポットなのは、ここ。右側にある「オガタマノキ」です。

 
 拝殿で、ぱんぱん!っとやってから、順次パワースポット探索へ。境内の右手に、「湧玉池」という大きな池がありました。春になれば活気があるんでしょうけど残念。いまは冬。水草も鯉もおねんね中のようです。

 
 この池とその周辺にパワースポットがありまして、
 まずは、一番強かったのが「水屋神社」です。200円で霊水が汲めるようなので、いただきました。クワガタの霧吹きに使おうっと・・・なーんて、もったいない。沸かしてコーヒーに使いましょう。

 
つぎに、「神幸橋」。

 
そして、「稲荷神社」です。

 
 思っていたより境内は狭ま目のようで、湧玉池の裏手にまわったら行止まりでした。ここから向こうは「神立山」という禁足地のようです。いいですねー、こういうの。こういう「禁足地の森」とか「磐座」とか「山自体が御神体」とかって、昔ながらの素朴な自然崇拝が大好きなむきには、たまりませんね。

 
 湧玉池の横から坂を登っていくと、遠目にですがこの禁足地を眺めることができました。うっそうとしていて、野鳥たちのさえずりが盛んに聞こえてきます。もちろん、パワースポットになっていて、頭にキーンと響いてきました。

 
 禁足地をふちどって歩いていくと、境内の反対側、左側に着きました。そこにあったのが、こちらの「忠魂碑」。たいていの神社で、忠魂碑が放つ力は圧倒的なのですが、こちらもご多分にもれず、強力なものでした。「お疲れさまでした」と手をあわさせていただきました。

 
 一回りして、入口の鳥居のところまでもどって来ました。すると、雲がすぎ去って、富士山がばっちり見えているではありませんか。こちらは富士山をお祭りする神社なので富士山は御神体です。「鳥居」「日の丸」「富士山」が並ぶ「ザ・日本」な光景が見られました。参拝客やら観光客やらが歓声をあげながら、盛んに写真を撮っています。雲にまた隠れる前に、ぼくも大急ぎで撮りまくりました。

 それにしても、富士山を撮るときの顔って、みんな、明るくて幸せそう。そういう力が富士山にはありますね。

 
 さらに。「富士山世界遺産センター」という人目をひく建物の前に大鳥居がありまして、そこからもこんな写真が撮れました。ああー、絶景だあー。

 
 南の「富士山本宮浅間大社」は、カラッとした明るくて開放的な雰囲気のパワースポットでした。内にうちに籠るような北の「北口本宮富士浅間神社」とは対照的です。これまで、漫画「北斗の拳」に例えてきましたが、奇しくも、一子相伝で陰惨な歴史をもつ陰の北斗神拳と、世界に広く伝わり流派の多い陽の南斗聖拳に相通じるところがありました。もちろん偶然でしょうけど、なかなか面白いなあと思います。

 どちらが好み?と聞かれると、返答に困ります。どちらも、いいところがありますし。また、どちらも相当なパワースポットでしたし。ただ、富士山好きなので、こちらの方がいい写真を撮れるという点でいいかなあと思いました。

 

 

パワースポット巡り(486)〜(490)山宮浅間神社村山浅間神社、二之宮浅間神社、若之宮浅間神社、城山富士浅間神社  2018/01/17

 「北口本宮富士浅間神社」の周辺に「御室浅間神社」「河口浅間神社」があったように、「富士山本宮浅間大社」の周りにもいくつかの「浅間神社」が配置されていて、富士山に結界を張っているようです。

 その中で、事前調査でぜひ行ってみたい浅間神社がありました。社名は「山宮浅間神社」といいます。そこは、「富士山本宮」がもともとそこにあったとされている場所で、建物がない原始的な信仰形態を留めているんだとか。そそられますねー。ただ問題は、ここから遠いところ。いつもはどんなに遠くても、自分の足を使って行くのですが、ここはちょっと無理っぽいようです。そこで、駅前にもどってタクシーを使うことにしました。

 

 いったいどれぐらいかかるのか、ドキドキしながら料金メーターを見ていると、タクシーは町から離れてどんどん山の方に入っていきました。人のよさそうな運転手のおじさんが「ほら、遠くて歩いていけないでしょう」と笑っています。ようやく着いたところが、ほとんど人里離れたさびしそうな場所で、金額は2000円をちょっと超えたぐらいでした。すると運転手さんが、ふつうは待っている時間も料金を加算するのですが、「せっかくだから時間をかけて参拝してきていいよ。料金メーターは止めておくから」と言ってくれました。ありがたいのですが、しかし、そう親切にされてゆっくりできるわけでもなく、逆に迷惑をかけたくないので急いで回ることにしました。

 事前に調べてきた通り、まっすぐ参道を歩いていくと小高い丘のような場所が正面にありました。そこを登っていくと、そこは富士山の遥拝所になります。正面にはドーンと大きな富士山の姿が見られました。ああー、すばらしいですねー。そもそもは噴火する富士山を鎮めるための祈りの場として造られたんだそうです。科学の発達した現代でさえ、自然の猛威にはなす術がない人間ですから、古の人たちにとっては、たびたび噴火して災害をもたらす富士山は恐ろしくて仕方なかったのでしょう。ここから、祈りを捧げていた思いは切羽詰まったものがあったと思われます。そんな古の人たちに思いを馳せて、ぱんぱん!とさせていただきました。


 
 タクシーに戻ると、運転手さんが、「ここから10分ほど走ったところに『村山浅間神社』という世界遺産に登録された神社があるので、せっかくだから、どうですか?」とすすめてくれました。しかもまた、参拝中はメータを止めてくれるんだとか。そこで、つぎにそちらへ向かうことにしました。

 場所はさらに山の方へ進んでいき、気温もかなり低くなったような気がしました。そんなところに、ひっそりとありました。村山浅間神社です。

 
 境内の左脇には、富士山を登る「村山口」があって、その奥から重いキーンが漂ってきます。いつか、ここから登ってみたいものです。

 
 しかし、ここでのパワースポットは、境内にあるお寺関係の施設がメインのようです。もともと江戸時代まで、ここは神仏習合のお寺が中心の信仰の場だったらしく、その名残が残っているようでした。

興法寺、

 
護摩壇、

 
 水垢離場、あたりがそうです。神仏習合だったお寺独特というか、雰囲気がどこか重苦しくてちょっぴり苦手な感がありました。

 
 それから、またタクシーで富士山本宮まで戻り、運転手さんに別れを告げてから、一人で浅間神社巡りをしてみることにしました。

 まずあったのが、こちら。「二之宮浅間神社」になります。富士山本宮の左裏手にありました。線は細そうですが、なかなかのパワーを放っておりました。

 
 つぎにあったのが、「若之宮浅間神社」です。運動公園の一角に建っていて、遊んでいる子供たちの笑い声が響いてきます。建物は比較的新しそうですが、由緒を読むとかなり古くからある神社のようです。

 
 ちょっと奥まった住宅街にありました。「城山富士浅間神社」です。あまりにも、個人宅の雰囲気が強くて入りずらい・・・。でも、なかなかのパワースポットでしたよ。

  

 以上、富士山本宮とその周りにあった浅間神社をまわってきました。その数は六つ。これまで、富士山の南口に結界を張る富士山本宮を、漫画「北斗の拳」の南斗聖拳に例えて(ふざけて)きましたが、奇しくも、南斗六聖拳の流派と同じ数ではありませんか。

 どうやら、ぼくの例えも(おふざけも)、あながち間違えではなかったと言えるのではないでしょうか(笑) 

 

パワースポット巡り(491)~(493)富知神社、富士宮市中央図書館、富士宮駅南口通路  2018/01/18 

 「富士宮駅」周辺に、浅間神社以外にもなかなか面白いパワースポットがあったので紹介しましょう。

 まずは神社から。「富知(ふくち)神社」です。拝殿の置いてある小冊子を読むと、けっこう古い歴史をもつ神社のようです。なんでも、昨日書いた「山宮浅間神社」の場所にあった「富士山本宮浅間大社」が、いまの場所に移ってくる前は、こちらの神社があったんだとか。と言うことは、何か理由があって「追い出された」っていうことでしょうか?

 まあ、だからだとは言いませんが、周りが月極駐車場だったり、子供たちが遊ぶ公園があったり地味目な神社なのに、発するパワーが尋常でないのです。怒りというか、煮えたぎるようなイラ立ちが今にも爆発しそうな感じがして、入るのを躊躇するほどでした。かなり怖い神社でした。

 
 つぎは変わり種のパワースポットになります。「富士宮市立中央図書館」です。富士山本宮浅間大社の境内右側、道一本へだてた場所にあるので、この図書館が発しているパワーというよりも、あちらのおこぼれをいただいているのが実情でしょう。

 本を読みながらパワーを充電できる、大変便利なパワースポットになります。

 
 さらに、変わり種のパワースポットがありました。「富士宮駅改札から、南口に向かってエレベーターがある所までの通路」です。とにかく、ここはすごかったです。そのパワーの強さたるや、どの浅間神社よりも強いほどでした。この通路を通ってエレベーターで下に降りると、「ふれあい広場」という公園に出るのですが、そこら辺りにも強いものを感じました。

 「パワースポットとは神社仏閣だけでなく、日常生活を営むうえで、フツーに使われている場所にも潜んでいる」というのが自説なのですが、ここはその典型的なパワースポットでした。

 

 

「天才詩人こうやまあきらの個展」今年もやっています!

【期間】12月14日(土)〜12月29日(日)
【場所】神田神保町きっさこ

「都営新宿線神保町駅」A4出口から白山通りを水道橋駅方面へ。途中、マツ                                                モトキヨシの角を左へ曲がり、さらに一つ目の角を左に曲がった裏通り