パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
もう今年も残りわずか。そこで、恒例の「今年で一番印象に残った地域・パワースポットを再び訪ねる」という企画をやりたいと思います。この企画をやることによって、印象がより強くなったり、見逃していたすばらしい箇所に気づいたり、良いことずくめなのです。で、今年は「小田原」を選びました。12月28日、29日と一泊二日の日程でゴールデンウィークに巡れなかった、あの場所、この場所に足を運びます。
第1日目 12月29日
まずは早朝。京王線「中河原駅」を出発し、新宿駅から小田急線ロマンスカーに乗って小田原駅へ。そこからJR東海道本線に乗り換えて「国府津駅」に向かいます。ゴールデンウィークで、菅原神社を巡ったときに降りた駅です。なぜ、ここを再び目指したか?駅前観光案内図で見た「みかん山からのながめ」に心惹かれる部分があったからです。これまでいくつものパワースポットを巡り、研ぎ澄まされたわたしの勘にピンとくるものがありました。強力なパワースポットや、すばらしい景観に出会えるような、そんな気がしてならないのです。
さあ、駅から15分ほど歩いて5月に巡った「菅原神社」に着きました。「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきています。拝殿の前に立ち「一年を締めくくる、今日と明日のパワースポット巡りが無事成功しますように」ぱん!ぱん!っと。
相変わらず強いキーンを放っておられる御神木様にも、ぱん!ぱん!っと。
境内に貼られていた順路案内図。どうやら、「みかん山のながめ」は「国府津・曽我丘陵ウォーキングコース」に組み込まれているようです。では、合流して行けるところまで行ってみますか。
恒例の野鳥シリーズ!
そのとき、ふとこちらを見ている野鳥が。色合いからして、何かのメスでしょう。目がパッチリしていて、なかなかの美人。幸先良い出発となりそうです。
メス<ご武運を、チュツ♡
パワースポット「菅原神社」
同じなのはここまで。さあ、ここから未踏の地に向かって出発だ!
登って10分ちょいで、左側にくっきりと富士山が、そしてー、
左側に相模湾が見えるという絶景地点がありました。はやくもこんな眺めを堪能できるとは驚きです。
富士山の真上に傘のように浮かぶ雲。なんか、かわいくて良いですね。
よいしょ、よいしょ、どんどん登っていきます。クヌギやコナラに樹液のダダ洩れした跡があります。夏になるとクワガタがいそう。
よいしょ、よいしょ、みかん山というだけあって、ずうっとみかん畑が続いていきます。
なかには、はぐれた場所で野生化したやつも。
「山ユリ自生地」だそうです。都会人の心をほど良く癒してくれる自然の営みが続きます。
さかんに見える赤い実は何の実でしょうか?
恒例の野鳥シリーズ2・・・?
この木の中に野鳥がいっぱいいます!ぎゃーぎゃー鳴き声は聴こえてくるのに、こう葉っぱが多いと・・・。姿がまったく見えない、残念・・・。
年末とは思えない明るく暖かい日差しを浴びながらしばらく歩いていると、かなり痛みのくる場所に来ました。「一本松」とあります。丈が数十センチの松が立っていますが、これなのでしょうか?何かイワレがありそうですね。
パワースポット「一本松」
そこから少し進んだところに、一本松ほどの痛みはありませんが「六本松」がありました。
こちらは看板がたっていて、そのイワレが書かれています。
パワースポット「六本松」
おや?ここから5分のところに「忍石」という石があるようです。再三書いてきましたが、巨石が強力なパワースポットである場合が多いのです。ここもそうかもしれません。わくわく~。
思ったほど大きくはありませんが、よその巨石と同じぐらい強力な痛みが放出されています。結論から先に書いてしまうと、今日巡ったどのパワースポットよりも強力でした。
この辺りは、曽我兄弟による有名な仇討ち「曽我物語」伝承の地のようです。この石も物語で重要な役割を果たしているみたいです。家に帰ったら物語を読んでみようっと。
パワースポット「忍石」
視界が開けてきました。ここから下り坂になっていきます。
恒例の野鳥シリーズ3!
みかんをついばむメジロ集団がいました。みんな一目散に飛んで逃げる中、一羽だけ逃げないやつがいました。まるで撮られるのを望んでいるかのように堂々としています。自己承認欲求の強いやつですね。
下っていく途中に、曽我物語の主人公・祐信のものと言われている「宝篋印塔」がありました。パワーが強いせいか、画像がこんな乱れた出来に。本当にパワーのせいだとしたら恐ろしく強いパワースポットです。
パワースポット「曽我祐信宝篋印塔」
完全に山から下りて住宅街に入りました。ちょうどその時、雲の隙間から太陽の日差しが下界に降り注ぐ瞬間がありました。言葉をのむ神秘的な光景~
うろうろしていたら、これまた忍石のような巨石系のパワースポットが。その姿かたちからすると、神聖な磐座のように見えます。何のイワレも由緒も書かれていませんが、ただモノじゃない雰囲気。歴史研究家たちの調査が待たれます。
パワースポット「巨石群」
しばらくうろついていると、歴史ありそうな神社と出くわしました。「宗我神社」です。なんでも、小田原北条氏の時代から小田原城の鬼門擁護とされていたのだそうです。みかん山、曽我丘陵を下りてきて、この地点にあるということは、今日一日にとっても意味のある神社なのでしょう。「すばらしいパワースポットと眺めを堪能できました。ありがとうございました」と頭を下げて、ぱん!ぱん!っとしました。
かわいい葉っぱのつく木がありました。マリモみたい(笑)
パワースポット「宗我神社」
歩き疲れてヘトヘトになっているところで、こんな看板を目にしました。なんと「中河原梅林」だそうです。今朝、「中河原」駅から電車に乗ってやってきて、一回りして帰ってきたところがまた「中河原」・・・ぷぷっ、なんという偶然。オチがついたところで、今日は切り上げることにしました。
梅の季節にきてみるのも、いいかもしれませんね~。
<二日目につづく>