天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット巡り(907)(908)満観峰、焼津神社 【2022年末 富士山を仰ぐ静岡・焼津パワースポットの旅 第二日目】

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

  

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

さあ、年末になり、恒例の「今年で一番印象に残った地域・パワースポットを訪ねる」旅をやりたいと思います。これをやることによって、より印象が強くなったり、見逃していたすばらしい箇所に気づいたり、良いことずくめなのです。5月「ゴールデンウィークの旅」とともに一年で最も力を入れている企画です。

 

2016年 竹島、松平郷、岡崎城滝山東照宮大樹寺知立神社  

2017年 富士山本宮浅間神社、割狐塚稲荷神社、柿田川湧水群、三嶋大社 

2018年(年始)見付天神、霊犬神社、府八幡宮、小國神社、賀茂真淵記念館  

2019年(年始)雨櫻神社、森の石松の墓(大洞院)、天宮神社 

2020年 コロナ禍でやらず

2021年 小田原ー国府津・曽我丘陵ウォーキング・コース、吾妻山公園 

 

今年は「富士山を間近で見る」旅を選びました。「正月になると富士山を見たくなる毎年の心情」に加え、野鳥観察をしていて公園や河川敷で雄大な姿を目にすることが多くなり「もっと間近で見たいという最近の願望」が強くなったからです。

そこで、29日、30日の二日間に「三保松原」と「満観峰」を巡ることにしました。どちらも、富士山の景観美で有名な名勝です。もちろん、パワースポットをからめての旅となります。

 

第二日目 12月30日 満観峰

二日目最終日は富士山の景観美で有名な焼津「満観峰(まんかんほう)」へ。宿泊地・静岡駅から東海道線に乗り三駅先の「焼津駅」で降りました。

 

<ヒーヨ、ヒーヨ♪

南口のロータリーでイソヒヨドリがお出迎えをしてくれました。鳴き声がほんと美しい鳥です。ありがとう。

 

事前に調べた通り、公営バスを待っていました。時刻表を見ると、次の発車時刻まで40分。かなり長めの待ち時間ですが、地方ではよくあることだと我慢しながら、行先の違うバスを2台見送ったところで、他社路線の運転手さんが近づいてきました。「どこへ行かれるのですか?」と尋ねられたので、事前に調べていた路線名とバス停を答えました。すると、やっぱりといった表情で「その路線は年末年始の休暇に入り、今日から運転していませんよ」と衝撃の情報を口にされました。もう、びっくりで、満観峰はあきらめようとも考えましたが、結局あきらめきれず、タクシーを拾いました。ーところがです。余計な料金がかかったものの、結果的にはこれが成功でした。というのも、運転手さんが地元の事情に精通している方で、次の旅の目的になるような山や、焼津の土地柄に関する面白い話しをいろいろ聞かせてくれたのです。何が幸いするかわからないものです。

 

20分ほどで登山口に到着。駐車場にはたくさんの自家用車がとまっていました。地元民が家族連れで登る人気の里山のようです。

 

しばらくは、「花沢の里」という古民家が並ぶ坂を上っていきます。実生活されている場所なので、撮影もほどほどにして先を急ぎます。

 

さあ、ここから満観峰登山が始まるようです。


みかんやかんきつ類が栽培されています。去年の小田原・みかん山を彷彿させます。

 

下はきっちり整備されているので、気をとられずしっかり歩いていけます。よいしょ、よいしょ。

 

年末というのにポカポカ陽気、汗がしたたり落ちてきます。

 

だんだんつらくなってきた・・・。登山中に一度は訪れる「何でこんなつらいことをやってしまったのか、登ってしまったことへの後悔」が襲ってきました(苦笑)。対をなす高草山との分岐点のようです。横切る車道を渡り、もうちろん満観峰へ。

 

車道の両脇は、ちょっとした野鳥王国になっていました。ヒヨドリジョウビタキメジロシジュウカラ・・・数えきれないほどの鳴き声が交錯しています。しばらく、撮影を試みたけど、結局は何も撮れず、残念。

 

巨石を発見。側面から淡い「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきました。観光だけでなくパワースポットとしても語れる山のようです。

 

人気のある山のためか、ひっきりなしに登山者とすれ違います。「こんにちわ」と挨拶する山でのマナーがわずらわしくなってくるほどです(苦笑)

 

げっ!何かの野生動物のフンが・・・へい、くまモン!いるなら、かかってこいやあ!・・・なーんて、ちゃんと冬眠しててね。


頂上をうながす標識がようやくでてきた、ラストスパート!

 

頂上は広場になっているようです。たくさんの家族連れの歓声が聞こえてきます。

 

到着。さあ、お目当ての富士山、今日はどうだ・・・ドーン!

 

雲がかかっていますが、合間からのぞく姿が逆に神秘性を誘うというか。全体がはっきり見えるのとはまた違う景観美を感じます。三保松原で撮れた写真とはまた違った魅力にあふれた写真が撮れました。

 

頂上の木々に囲まれた奥に、痛みを強く放っている祠がありました。あまり気づいている人はいないようです。もともと信仰の山なのかもしれません。

 

振り返ると、富士山の反対側に湾と焼津の町並みが見えます。事前に調べた情報によると、ヤマトタケルを祭った「焼津神社」があるとのことでした。今回の旅で絶対に巡りたいパワースポットです。そちらへ向かうことにします。

パワースポット(907)「満観峰」

 

 

かつて前世、わたしがヤマトタケルだったころ(妄想)ー、賊によって草むらに火がつけられ絶体絶命に陥ったときがありました。この窮地に、わたしは霊剣・草薙剣で草を薙ぎ払い見事、脱出に成功しました。この伝承により、火がつけられたこの地は焼津と呼ばれるようになりましたとさ。その後、わたしを祭る神社として建てられたのが、こちらの神社だそうです。そんな伝承を知ったら、生まれ変わりが行かないわけにはいかんでしょう。

 

南口のロータリーにあった案内図で道順を確認し出発します。


途中にあった「タケル橋」。

<ん、わたし由来?

 

15分ほど歩いて着きました。

<ああ、何か覚えてる~(妄想中)

 

境内でにらみを利かせるヤマトタケル像。

<おっ、ちゃんとイケメンぶりが再現されてますな(妄想中)

 

颯爽とはためく漁船のノボリ。なんと、焼津港の水揚げ高は全国一とのこと。そういわれてみれば、「焼津さかなセンター」行きのバス停に多くの観光客が並んでいましたっけ。ノボリを見ると、この町がそういう町であることがわかります。

 

ではパワースポットを探索ー、

 

まずは「拝殿」

かなり迫力があります。境内全体に流れる痛みの質は、荒々しさそのもの。祭られているヤマトタケルという武人の性格そのもののような気がしてなりません。「二千年ぶりかな。元気にしてたあ~、前世のおれ(妄想中)」ぱん!ぱん!っと。

 

「郷魂祠」

ここは強い。郷土愛、祖国愛あふれる人たち特有の強い意志を感じさせます。

 

受け継いだ人たちの頑張る姿を嬉しがっているのではないでしょうか。



「なぜか、気になってフラフラと近づいてしまったこの祠」

後ろからご婦人に声をかけられました。この祠を奉納した方の血縁者だそうです。いろいろお話を聞かされました。思えば、声をかけられることが多かった二日間でした。他の旅ではほとんど無い経験だったりします。もしかすると「何か縁がある土地なのかもしれない」ーそんな気がしてきました。

 

<チッチッチ♪

そろそろ帰ろうとしていたとき、アオジが地面に降りてきて澄んだ声で鳴きはじめました。まるで二日間の旅が終わり、家路につこうとしているわたしに、焼津を代表してお別れを告げに来たように・・・。わざわざお見送り、ありがとう。

パワースポット(908)「焼津神社」

 

大変充実したパワースポット巡りができました。冬の富士山の雄姿は、他に代え難い景観美があります。例年のように一生心に残る旅となりました。でも贅沢をいえば、二日間では足らないので、もう一日欲しかったかなあ。・・・まあ、仕方ありませんね。もう、2023年の年末が楽しみになりました。

 

<おわり>