天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット(932)(933)平田篤胤の墓、彌高神社

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!

 

 

秋田駅からしばらく歩いていき、訪問予定のとある学術機関に着きました。入校する際、正門脇の標柱が目に入りました。近くに歴史的な建造物でもあるのかな?と、よく見てみたら、そこに刻まれていたのは「平田大人奥墓」の文字でした。平田大人、平田大人、ま、まさか!?その名前に心当たりがありました。江戸後期の国学者平田篤胤です。お墓が近くにあるようです。 

 

それまで当たり前のように中国の精神文化の世界で生活していた江戸庶民に、おれたちって日本人じゃない?おれたちには、おれたちの世界があるんじゃない?と、おれたちがおれたちであることに目覚め、唱えて回った覚醒者たちがいました。国学者です。

そのなかで、際立った功績を残した子弟ラインがありました。荷田春満賀茂真淵本居宣長平田篤胤のラインです。この四人を称賛して四大人と呼びます。

これまでの旅で、春満を祭っている東丸神社、真淵を祭ってる縣居神社、宣長を祭ってる本居宣長ノ宮と本人のお墓を巡ってきました(まとめて2019年9月7日の日記に書いています)。四大人で唯一、ゆかりの場所を巡っていないのが篤胤でした。いつか訪れたいと思いながらも、すっかり失念していました。まさか出張先で出会うことになるとは、しっかり縁で結ばれていた、ということかもしれません。


そそくさと商談をすませ、お墓探しに出発しました。ぐるぐる回ったところ、入口を発見しました。鳥居をくぐると、小高いちょっとした山になっています。

 

途中には、自死した悲劇の夫人の墓地や、

 

鬼子母神やら、不安をかきたてる標柱が見受けられました。日が暮れたら、ここを登るのは怖いかも。

 

ひー、ひー、暑いよおー、遠路はるばる2日間だけ滞在するためにやってきたのに、その初日が記録的な猛暑という惨事。ピンポイントでわたしを狙い撃ちしているんじゃないか?と疑いたくなるほどです。汗をふきふき登っていきます。

 

カラスにヒヨドリシジュウカラ、あとはバッタ、コオロギ系統の鳴き声がします。足元ではトカゲたちがガサゴソしていて、豊かな環境に囲まれていることがわかります。

 

さあ、到着しました。穏やかに「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が漂っています。

 

篤胤は、宣長没後2年経ってから著作を読んで感銘し、没後の弟子を自称したのだそうです。宣長没後218年に没後の弟子を自称したわたしは(2019年9月7日の日記を読んでみてください)、篤胤の弟弟子になるのでは・・・。「篤胤兄弟子!はじめてお目にかかります。これからわたしがやることを、あたたかくも厳しい目で、でも基本的にはあたたかい目多めで、見守っていてください」と頭を下げました。

 

宇宙一万里の独歩

・・・さすがです、兄弟子。大言壮語っぷりが凄すぎます。「天才詩人」なんて小さく吠えている自分が恥ずかしくなります(苦笑)

さらにー、これだけではありませんでした。スマホで検索してみると、どうやら近くに魂を祭っている神社があるようです。明日、足を運んでみることにしました。

パワースポット(932)「平田篤胤の墓」

 

 

翌23日、ホテルを出ると駅西口に広がる千秋(せんしゅう)公園を沿って歩いていきます。なんと、この日の予想最高気温は脅威の39℃だとか。昨日を上回る記録的な暑さになりそうです。2日間しか滞在しないのに、その2日間を狙いすましたかのように猛暑が襲ってくるという。秋田とは相性が悪いのかもしれません。そんな天気なので、ちょっと坂を上がるぐらいで汗が吹き出し、肉体的にも精神的にもやられそうになります。

 

はー、はー、ぜー、ぜー。

 

さあ、到着しました。篤胤兄弟子とその門人・佐藤信淵を祭った彌高神社です。

 

こちらも、激しさのない穏やかな感じのキーンが漂っています。無事に仕事が終えられたことを感謝し、ぱん!ぱん!としました。それにしても、この男前っぷりといったら。再三書いてきましたが、神社になかには、写真を撮ると、まれに四角い画面にぴたっと顔が均衡良く収まる男前神社があるのです。博多の櫛田神社、奈良の等彌神社がそうでした。こちらも数少ない一社のようです。

パワースポット(933)「彌高神社」

 

秋田での2日間、猛暑にやられましたが、苦労を上回る出会いがありました。千秋公園内には他にもいくつか神社があるようですし、久保田城跡地として史跡もあるようです。また、つぎに来る機会があれば、今回巡れなかったところにも足を運ぼうと思います。