最近、「奈良」に旅していません。そろそろ禁断症状がでてくるかも(苦笑)
わたしのパワースポット巡り600ヶ所超で、最も思い出深い・・・奈良。
これまで縁の無い土地だったけど、ここで死ねたら本望だと思った・・・奈良。
わたしの人生に最も影響を与えたと言っても過言ではない心のふるさと・・・奈良。
奈良について書いた日記を、閉鎖中の旧ブログから引っ張ってきました。
奈良に来ました! 2014/11/21
トンネルをぬけると、そこは夢国だった…
生駒トンネルをぬけて奈良に到着しました。明日一日、パワースポット巡りをしてきます。
パワースポット巡り(216)景行天皇陵 2014/11/23
父上殿の墓参りをしてきたわい!
現世の父上は、とても心優しくて常識人なのですが、前世・日本武尊だったころの父上殿ときたら、それはそれはヒドいお方でした。ま、それでも親は親。ひさしぶりに墓参りに行ってやったら、近づくたびに強烈なパワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛みがきました。
さすがですぜ、父上殿。その強烈なパワーを(悪も含めて)いただきます。ぱん!ぱん!っと。
パワースポット巡り(217)珠城山古墳群 2014/11/24
死ぬときは、奈良で死にたい!
・・・などと公言してはばからないほど奈良好きな、ぼく。近年、かなりのペースで奈良に足を運んでいます。そのたびに、新たな発見があるのですが、今回もまた、すばらしい場所を発見しました。そこは、景行天皇陵からの帰り道「山辺の道(=日本最古と言われている古道)」の途中にあった「珠城山古墳群(たまきやまこふんぐん)」です。偶然通りがかったので、休憩がてらに寄ってみただけだったのですが、そこから見渡せる風景がものすごくて、大興奮してしまいました。
いいですかー、
まずは、右手から。手まえに見えるのが、卑弥呼の墓ではないかと言われている「箸墓古墳」、その奥が万葉集で謡われている大和三山の「耳成山」と「畝傍山」、そして一番奥に広がるのが古代より山岳信仰の聖地とされてきた「金剛山」と「葛城山」、
左手に見えるのが、日本最古の神社の御神体(大神神社)である「三輪山」で、
そして裏手に見えるのが、全国を統一し大和の国を造り上げた景行天皇の墓「景行天皇陵」なのです。つまり、ここから、わが国わが民族の、歴史・文化・宗教の流れが一望できるのです。ほとんど奇跡に近い場所なのですよ。このことを発見したときのぼくの興奮をわかっていただけますでしょうか。
さらに、パワースポットとしてもすごくて、「石室」や、
てっぺんに祭られている「お稲荷さん」から、パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンと響く痛みがきます。
まさか、こんなすばらしい古墳がほとんど世間に知られていないまま存在しているとは・・・。さすが奈良です。知ってしまった者で、しっかり伝えていかなければならないと思いました。
パワースポット巡り(218)等彌神社 2014/11/26
帰りの新幹線までかなり時間が空いてしまいました。遠出するほどの時間もないので、とりあえず隣の「桜井駅」で降りてみました。すると、けっこう大きな神社の看板を発見、「等彌神社(とみじんじゃ)」と書かれています。正直言って聞いたこともない神社ですし、あまり期待せずに寄ってみることにしました。
到着してみるとー。このブログで何度か書いたことがありますが、奈良の強力パワースポットの近くには、かなりの確率で地元T教団の施設が建っています。それは、たまたま近くに建てたというよりも、そのパワーをいただくために、狙って建てているような感じなのです。そんなT教団の大きな教会が、なんと、この神社のすぐ横に建っていました。むむむっ、ということは。この神社、教団に狙われた強力パワースポットなのかも知れません。期待できそうですねー。
この日は11月とは思えないほどの陽気で、空は真っ青に澄み渡っておりました。しかし、鳥居をくぐると、そこはまるで別世界のようでした。あたりが急に真っ暗になり、気温も急激に10℃ぐらい下がったような気がします。
灯籠が並ぶこのあたり、古社のさびれた佇まいがあります。いい雰囲気だなあー。
拝殿に着きました。おおっ!パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛みがあります。やっぱりパワースポットでした。そして、驚いてしまったのが、その「男前」っぷり。これも、このブログで何度か書いてきましたが、神社には目で見るよりも写真で撮ったほうが数段かっこよく写る「男前な神社」があるんですよ。福岡の櫛田神社なんかがそうでした。
そういったレベルと比べても、ここの「男前」っぷりは段違いですな。間近で撮っても、
斜めから撮っても、見ていて惚れぼれしてしまうほどの「男前」です。この写真で伝わるでしょうか。
ーここまででも、かなり満足のいく神社でした。しかし、これだけではなかったのです。地元の方に聞いたのですが、境内左手にある「鳥見山」の山頂に「ものすごい場所」があるようなのです。そこにあるものを聞かされて、もう興奮を抑えきれなくなってしまいました。さあ、出発だあー!
登山口となる鳥居をくぐります。すると、すぐのところ左に、超絶パワースポットがありました。「稲荷社」です。なぜか左耳だけにキンキンと金属音のような痛みがきます(右耳にはまったくきません)。痛い!痛い!
後はひたすら山道です。えっちら、こっちらと。不思議なことに、山中もずうっと左耳(だけ)がキーンときます。途中、厳しい勾配があったりするのですが、この間登った広島の弥山に比べれば、らくちんらくちん、
30分ちょい、ひたすら登り続けて山頂に到着しました。さあ、お待ちかね。そこにあるのは、これ、「霊畤(まつりのにわ)」です。なんと、かの神武天皇が橿原宮で即位してから四年後に、歴史上はじめて新嘗祭をやった場所らしいのです。明日は奇しくも新嘗祭の日。そのような場所にいると思うと感激です。これも何かのお導きなのでしょう。ありがとうございます。ぱん!ぱん!っと。
ほんの偶然に寄ってみた神社が、まさかこんなパワースポット(=建国の聖地)だったとは。こういうところが奈良の魅力なんですよねー。
現実の世界に(東京に)帰ります 2014/11/22
さよう奈良…
帰りの大和路快速のなかで、夢国奈良の余韻に浸っていると、天王寺駅でどどっと乗り込んできた大阪人によって目がさめました。ここで夢の世界はおしまい。現実の世界にもどります。