ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
7月9日の日記を読んでください。高尾山のふもとでキセキレイを見たことを書きました。あのキセキレイがどうなったか気になりまして、今日(7月29日、土曜日)、あの場所を再訪することにしました。
さあ、高尾山口駅に着きました。今日はとにかく暑い!前回は曇り空でしたが、今日は真っ青な天気で、その分とてつもない暑さです。野鳥たちへの影響が気になります。
氷川神社の前を通り、前回二羽のキセキレイがとまっていた電線の下にきました。いませんね。その他の野鳥たちの鳴き声も聞こえてきません。この暑さに野鳥たちも日陰でぐったりしているのでは。
ようやく見つけたヒヨドリ。いつもやかましく鳴き立てるやつが、おとなしくしています。
案内川とそこに架かる坂本橋にきました。前回は、この河原でエサを探していました。今日はいるかな?
眼下の河原をじいっと探索します。いませんなー。あきらめかけてたところ、奥まった日陰の部分で一羽、ちょこまかちょこまかしている姿を発見しました。ぷぷっ、やっぱり直射日光を避けて日陰にいるようです。ただ、かなり距離があるので、うまくピントを合わせられず。残念。
川面をのぞくと、小魚が群れをなして泳いでいました。この魚を目当てにカワセミでも飛んでこないかなあ、なんて考えていたー、
まさに、そのときー、
河原の草むらから、真っ青に輝く小さな物体が飛び立ったかと思うと、向こうに見える落合橋の下へ一直線に飛んでいきました。
あ、あの姿は、宝石カワセミ!・・・間違いないでしょう!
追いかけて落合橋まできました。さらに20号を渡って、身を隠していそうな場所をくまなく探してみました。しかし発見できず。
しばらく時間をかけて川周辺を探索してみましたが、結局見つけられませんでした。でも、カワセミがいることがわかったので、また来週訪れようと思います。
1週間後の今日(8月5日、土曜日)、3たび案内川へ向かいました。
高尾山口駅に降り立ちました。今日はさらに暑い!やっぱり周辺に野鳥の姿が見られません。カワセミは大丈夫か?
坂本橋にきました。
川面をのぞくと、先週よりずっと多い小魚たちが。カワセミを呼んでくれよ〜。
おや、先客がいるようです。食べつくさないでね~。
と、そのときー、太陽光線を浴びて、キラキラと青く輝やく物体がピーっと一直線に飛んできて、橋の下を通り、河原のどこかに降りました。いたいた!どこだ、どこに降りた!?必死になって探していると、青く輝いたものが目に入りました・・・いた、いた!パシャ!っと。撮れた画像をよく見たら、げっ!青いビンでした。カワセミの撮影でよくある見間違いです。(苦笑)
カワセミ探索はまたつぎの機会にして、せっかくだから周辺を散策してみることにしました。20号をしばらく歩いていくと、小仏川との合流地点にきました。
冬にきたら野鳥が群れをなしていそう。秋以降に来ようっと。
この先に「高尾梅郷」があるようです。来年の2月はここで観梅だ。
あまりにもの暑さに息も絶え絶えになり、今日のところはこれまでにして、駅へ戻ることにしました。途中、さっき見かけたサギが日の当たる場所を避けて、涼んでいました。鳥にとっても過ごしづらい暑さのようです。おつかれさまー、また近いうちに来ます。
〈つづく〉