天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

程久保川で、野鳥探し(幸せ探し)

 

ちょっと空を見上げるだけで

すこし耳を傾けるだけで気づく

豊かな世界「野鳥の世界」

それに気づいて生きるのと

気づかないで生きるのとでは

まるで豊かさの違う

人生になりそうです

 

パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。

野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。

まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。

そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!

 

 

さて、本格的に「野鳥探し(幸せ探し)」の季節が始まりました。まずは、定番の野鳥スポットを一巡しようと思います。すでに「七生丘陵散策路 東回り」は終えました。となると、つぎに巡りたいのは「浅川河川敷」です。七生丘陵がわたしにとって「野鳥巡りの聖地」第1位。第2位が浅川なのです。ジョウビタキメジロエナガシジュウカラ、モズ・・・遭遇できる種類の多さと遭遇率が半端なく高く、多摩地区が誇る聖地なのですよ。この日(11月25日、日曜日)朝起きると空が真っ青なお誂え向きの野鳥日和。そそくさと支度を済ませ浅川に向かいました。

 

府中四谷橋を渡り、多摩川沿いを歩いていきます。浅川との分岐点にきました。向こう側に見えるトイレがその目印です。あそこに行くために、浅川と合流する「程久保川(ほどくぼがわ)」沿いをぐるっと回ります。

 

歩きながらふと程久保川に目をやると、エサを求めてチョコマカしているキセキレイがいました。これは幸先の良いスタートだ。

 

そのとき、ふと頭をよぎりました。「そういえば、程久保川っていままで散策したことなかったな」。なにか、川に呼ばれているような気がしてきました。「おおーい、こっち、こっちこいよ。良い出逢いがあるよ」と。そこで方向転換を。始点でキセキレイを見れたという幸運を考えると、今日に限って、こっちの順路を神様が用意してくれているような予感がしました。急遽、程久保川散策に切り替えします。

 

 

いざ、新たな出逢いへ!・・・と勇んだものの、この川は「カモの楽園」といった雰囲気で、どこまで行ってもカモがのんびりしている姿しか見られません。

 

左手に見える雑木林は七生丘陵です。わりと近い位置にいることがわかります。(「あっちに行ったほうが良かったかなあ」・・・心の声です)

 

もしかして予感が外れたのかも、だんだん落ち込みながら歩いていると、突然、青く輝く飛翔体がピーーーーーッと一直線に矢のようになって進行方向へ飛んでいきました。宝石カワセミ!!すぐに体が反応しました。やっぱり、やっぱり!やっぱり今日はこの順路で正解!でも画像に撮らなければせかっくの予感的中もふいになってしまいます。逃すまいと必死に後を置いかけます。しかし、あまりにも一瞬のことだったので、つぎにどこにとまったのか見失いました。どこだ?どこだ?

 

わたし<おおーい、カモ。どこに飛んでったか見てた?

カモ<知らんがな

 

ああ、あそこに青い体が見える!・・・ゴミか・・・ゴミはゴミ箱へちゃんと捨てましょう・・・

 

♪ヒッヒッヒッ

       ♪ヒッヒッヒッ

おや?カワセミを逃がすまいと川面と茂みを血眼になって探しているわたしの耳に、心地良い鳴き声が響いてきました。これはジョウビタキの声。どっかにいるの?キョロキョロ辺りを見回していると、すこし離れたフェンスの上にちょこんととまっているオスがいました。

わたし<カワセミ見てた?

オス<あっち、あっち

 

とりあえず、進行方向に進んでいきます。

 

ただいま1.1km地点を通過。

 

あ、あんなところにとまってる!やっと見つけてシャッターを押したら・・・残念。あっという間にまた向こうへ飛んでいってしまいました。とにかくカワセミは人にすぐ反応するのでやっかいなのです。今まで人にいじめられたことなんて、ないだろうに。いったいどこまで、追いかけっこが続くのだろう。

 

立花橋にきました。橋下にコイがいっぱいいます。

 

あきらかに、こんなところにいちゃいけないやつも。

 

コイを見ながら、おもむろに視線を真横に移すと、その先の茂みの蔭に小さな黒いシルエットが見えました。その形がどう見てもカワセミ。あれは絶対にそうだ、そうに違いない。これが今日最後の機会だと覚悟を決め、息をひそめてカメラを向けズームを合わせます。ファインダーから見える姿はやっぱりカワセミ。(頼む!気づかないでくれ!)心の中で叫んでカシャ

 

さらにズームしてカシャ、どうだ!なかなか、かわいく撮れているでしょう。ここまで撮れていれば満足できるってもんですよ。わたしの予知能力もかなりのもんでしょう。

 

最初はどうなることかとヒヤヒヤしましたが、ジョウビタキカワセミの二大アイドルに出逢えて最高の散策となりました。前を多摩モノレールが通っていきます。この先は高幡不動駅になるようです。今日はここまでにして、続きは次回にやろうと思います。程久保川、楽しみが増えました。