ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
「多摩動物公園」沿いを出ると、最終地「平山城址公園」へは一般道を歩いていきます。
チョコマカ、チョコマカ~
途中、道がわからなくなり不安になっていたところ、ハクセキレイが道案してくれるように前方を歩いていました。
くるっ
<ヘイ、カモーン!こっち、こっち
道案内のおかげか、無事、公園に着くことができました。誤算だったのが、けっこう園内が広いこと。ここにきて、日頃の運動不足がたたってか疲労困憊になっていたのです。隅々まではキツイので、主要な場所だけ巡ることにします。
展望デッキです。うーん、さすがの良い眺め。あいにくの曇り空でしたが、飛竜山、御前山、七ツ石山、大岳山、六ツ石山、白岩山、御岳山・・・奥多摩の山が良く見えます。とくに、御岳山はパワースポット巡り(700)記念回で登拝した思い出深い山です。また、登りたいなあー。
メジロ、エナガ、ヤマガラ・・・。野鳥アイドルが勢ぞろいしているはずなのに、いっこうに鳴き声が聞こえてきません。どうやら、今日は外れの日なのかも。時々、こういう日があるのです。野鳥の生態は謎だらけなのですよ。夏には、ノコギリクワガタやカブトムシ、オオムラサキまでいるようです。なかなかの自然が残っているようです。
パタパタ、パタパタ~
野鳥をまったく見かけないので油断をしていたら、遠くに地面と枝とをパタパタ行ったり来たりしている影が・・・。おや、ツグミかな。
正面に回って近づいてるのに、まったく臆することなく堂々としています。強い子だ。
大切なお話しが・・・
多摩によく見られる「雑木林」の説明版が立てられていました。ここに書かれている通り、雑木林は薪や炭や肥料をとるために、人が手を入れて育ててきた人工の自然環境なのです。ともすれば、手つかずの大自然を賛美しがちですが、それに勝るとも劣らない、多様な生命を育んでいる誇らしい環境なのです。
多摩に暮らし、多摩を愛し、主宰する同人を「多摩郷愁社」と名乗っている身として、このブログで、今後、草花、昆虫、野鳥やその他の多様な生き物の命を育み、人の心をも育む雑木林、里山の存在の大切さを説いていきたいと考えています。
帰りの京王線・平山城址公園駅に向かおうと、公園を出ると、遠くに体の大きな野鳥が道でついばむ姿が。近くまで寄ってデジカメを構えると・・・なんだ駄鳥(ふつううのハト)か・・・
<しつれいな!
まるで、異空間!?
途中、坂を下った先に公園があって、何気なく通ったところ・・・うわっ、すごい痛みが!「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が充満しています。
とくに、このジャングルジムがすごい。空間がねじれているようで、登ったら最後、「異空間に飛ばされてしまいそうな感覚」を受けます。周辺住民に、「あの公園に遊びに行った子どもが、神隠しにあったように行ったきり戻ってこない」とか「犬を散歩させていると、ジャングルジムに向かって怯えたように吠え続ける」といった都市伝説がないか聞き込み調査してみたいぐらいです。
公園名はどこにも記されていませんでした。「京王ショッピングモール専門店街」の裏手にあるので、そう呼ばせていただきます。
パワースポット(883)「京王ショッピングモール専門店街」裏の公園
駅前に着いたところ、こんな案内板が立っていました。この先に「長沼公園」という、これまた広大な公園があるみたいです。次週はそこまで足を延ばしてみましょう。
<おわり>
追記 ※2022年1月7日(土)に、駅前の案内地図により公園名が「おくやま公園」であることが判明しました。よって、パワースポット(883)を「京王ショッピングモール専門店街裏の公園」から「おくやま公園」に変更します。