ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
何をするにでも、「今年最後の」が枕詞になるこの時期、「今年最後の野鳥探し」に「都立桜ケ丘公園」へ向かいました
今週の日曜日(25日)も快晴の野鳥探し日和。先週、残念な結果に終わった「都立桜ケ丘公園」へ再挑戦しに向かいます。家を出てまずは、多摩川に架かる関戸橋を渡っていきます。橋の向こう側は多摩市で、左側奥に見える雑木林の辺りに公園があります。
渡ったところで左に曲がり、大栗川に架かる向ノ岡大橋を渡ります。川をのぞいたら錦鯉が泳いでいました。
ここに居ちゃいけないやつなのでは・・・。
さあ、「ゆうひの丘口」に着きました。近いようで30分近くかかりました)。入口の段階で、無数の野鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。とくに、「ギ―」というコゲラの鳴き声が目立ちました。そういえば、今季スタートしてから一カ月経ちますが、冬のレギュラーメンバーのなかでコゲラとツグミとキセキレイにまだ会っていません。今日会えればいいのですけどね。
遊歩道をゆったり上がっていくと「遊びの広場」に来ました。
富士山がくっきり。あー、心が洗われる。
先週と同じく「赤い実の道」を降りていきます。
すると、左の枯れた草の茂みに、チラチラ行ったり来たりしている野鳥が見えました。そおっと近づいてみるとー、
あの後ろ姿はーヤマガラだ。こっちに気づかず一生懸命にお食事中。邪魔しないよう、そおっとそおっと。
分岐点に来ました。いつものように左側の「うぐいすの道」へ。
この辺りはエナガの群れとよく会うポイント、今週はどうかー、
いたいた!カシャ!撮ったけど、さあどうだ!?・・・ああ・・・細い枝が顔にかかっている。これもちょっと残念か・・・。体が小さい上に、超すばしっこいのでまともに撮れたことがありません。でも、だんだん成功に近づいているような。つぎの機会にいけそうな気がしてきました。
パワースポット「旧多摩聖蹟記念館」に来ました。こちらが発する「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」を浴びたいためか、野鳥が集まる貴重な場所です。さあ、今日はどんなやつが居るのかなー、
おや、茂みと茂みを行ったり来たりしているやつがいるぞ?あれはシロハラだな。今季、初対面です。なんでも、極寒のロシアや中国東北部から暖と食事を求めてわが国にやってくるインパウンド野鳥なんだとか。ようこそ、日本へ~、美味しいものいっぱい食べて帰んな~。
んん、前をチョコマカ、チョコマカ歩いているやつは?キセキレイだ。ああ、やっと会えたね~。
盛んにお食事しているのは?メジロじゃん。やっぱり、かわいいなあ~。
やっぱり、記念館の周辺は野鳥たちでいっぱいでした。「野生の勘がパワーを敏感に察知し、過酷な冬を乗りこえるエネルギーにしようと寄ってくるのかも」ーというわたしの説もあながち間違いないかもしれません。
しばらく「丘の上広場」で休憩したあと、「おもいでの道」を下って公園西中央口へ向かってみました。
茂みでガサゴソしているやつがいるぞ。この白い模様はガビチョウか。
ま、まさか?こんなところに磐座が!?行きついた先に巨石がゴロゴロと転がっていました。・・・まあ、オブジェでしょうね(笑)
公園口から帰らずに、いったん「丘の上広場」にもどり、「ちょうの道」を経由して、「ゆうひの丘口」から帰ることにしました。「ちょうの道」を下っていると、上空から「トントントン♪」と木を叩く軽快な音と「ギー」とコゲラの鳴き声が聞こえてきました。どうやら近くに居るようです。今日最後のチャンスに目をこらしているとー、あっ、あそこに!
カシャ
カシャ
やったー!今季まだ撮れていなかったキセキレイに続きコゲラも撮ることができました!ツグミは年明けのお楽しみにとっておこうっと。今年最後の野鳥探しを充分楽しむことができました。この遊び、楽しすぎて当分はやめられませんねー。