天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット都市(972)高崎市新町 【令和6年(2024)ゴールデンウィーク 前橋 VS高崎パワースポット対決の旅⑦】

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!

 

 

前橋、高崎市犬猿の仲だと聞きます。明治13年(1889)に、時の知事による県庁移転に関する騙し討ち問題があって、それ以来、ゆうに100年を超える戦いが続いているのだとか。そのことを知って、ふと企画を思いつきました。100年戦争を煽るべく・・・じゃなかった、決着をつけるべく、両市のパワースポット神社を巡り「パワースポット対決」で勝敗を決めてみようと。妙案でしょう。これまで(900)を超えるパワースポット巡りをしてきましたが、このような企画は初めてになります。武道の試合と同じように、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5社を対決させて何勝何敗かで勝負を決めるこにします。ただし、一戦ごとにどちらが勝った負けたかについては書きません、さすがにそれは神様に失礼なので。最後の大将戦が終わった後に、どちらの市が勝ったかだけを書くことにします。乞うご期待です。

 

ピンポイントに、ここがパワースポットというわけではなく町全体が一つのパワースポットともいうべき「パワースポット都市」が存在します。青砥と高砂岩槻がそうでした。高崎を巡ってみて、そのタイプの町がありましたので紹介します。

 

まずはこちらから。JR高崎線新町駅の周辺です。駅前の案内板を見ると「神流川合戦ゆかりの里」として売り出していました。戦国時代、信長方の滝川一益と北条氏の合戦があったいわくつきの名所だそうです。また、江戸時代には「中山道六十九次」11番目の宿場町・新町宿として発展していたのだとか。こういう歴史あるところに、隠れたパワースポットがあったりするのですよ。目につくところを順に巡ることにしました。

 

はい、まず、すぐのところにあったのが「なぎなた競技発祥の地」の石碑です。微力ながら「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が漂っていました。その場で、ネットを使って調べてみました。昭和58年に開催された「第三十八回国民体育大会」で、なぎなたが正式競技に採用されたと。その会場になったのがここ新町の体育館だったそうです。参加選手と正式競技採用と会場運営に尽力した関係者の魂が、死後ここに集まったのかもしれません。

 

中山道にぶつかって左へ進みました。そこに立っていたのが「小林本陣」跡でした。なぜか、本陣跡がパワースポットになっている場所が多いのです。それも、かなり強力に。知立池鯉鮒宿本陣跡草加大川本陣跡がそうでした。

 

本陣とは、宿場町のなかでも、大名や旗本といった身分が高い者だけが宿泊する宿のこと。今風に言えば、セレブ会員制のラグジュアリーホテルでしょうか。宿泊していた大名の魂からくるものなのか、本陣経営者の魂からくるものなのか、どうなのでしょう。 

 

さらに進んだところ、温井川沿いにあったのが5月10日の日記に書いた弁財天様です。境内は狭いけど、高崎市側の副将を務めた大物神社にあらせられます。詳しくはそちらを読んでみてください。

パワースポット「弁財天・新町」

 

その対面に建っていた「日本スリーデーマーチ発祥の地」碑からもきました。

 

説明版がかなり破損していて読みづらい・・・(観光名所として売り出しているなら、もう少し気を使ってくれ)。かろうじて読んでみます。なんでも、オランダで開催されている世界最大の歩け歩け大会に参加し感動した新町の3氏が、全国の歩き仲間に呼びかけて、1978年に全国大会が開催されたと。その後、拠点は埼玉に移りましたが、第1回、第2回の開催地となった新町に記念碑が建てられたそうです。ということは、微力ながら発せられる氣は3氏からくるものなのか、大会運営に尽力した人たちからくるものなのか、はたまた両者からくるものなのか。

パワースポット「日本スリーデーマーチ発祥の地」碑

 

背景に流れる温井川。心が洗われる光景です。

 

カモがのんびり泳いでいました。冬季には、さぞかし多くの野鳥たちが飛び交っていることでしょう。野鳥探しで来てみますか。

 

中山道を戻っていきます。

 

新町駅を通り過ぎ、少し行ったところに強力パワースポットがありました。「明治天皇新町行在所」です。

 

敷地を同じくする公園で一休みを。休憩しながら充電します。前橋VS高崎パワースポット対決は神社限定による対戦でした。もし、神社以外でも参戦可能ならば、副将、大将格で参戦していたかと。それだけ強力なパワースポットでした。

パワースポット「明治天皇新町行在所」

 

その先にあったのが「於菊稲荷神社」でした。詳しいことは5月10日の日記で。

パワースポット「於菊稲荷神社」

 

中山道に戻ってさらに進んでいきます。「八坂神社」の前を通りました。

 

奥まっていたので気づきませんでしたが、境内はかなり広め。にもかかわらず、きちんと手入れが行き届いています。

 

もう少し時間があれば、ゆっくり巡りたかった。ちょっと残念。

パワースポット「八坂神社・新町」

この先に合戦碑があるようです。

 

途中、自家用車がバンバン入っていく建物がありました。まるでギリシャ神殿のようです。正体はラスクで有名な原田というお菓子会社でした。自家用車で家族連れが入っていくのを見ると、館内で食事や買い物ができるのかもしれません。もしかすると、店内はパワースポットかも。

 

神流川に着きました。着いてみてビックリ。わたしの河川敷や土手の概念から大きく逸脱する広大な敷地・・・。合戦碑の場所を探してみたけど、結局たどり着けませんでした。残念だけど仕方ありません。そもそも、多くの武士が亡くなられたいわくつきの場所。近づけなかったほうが良かったのかも、そう前向きに考えるようにしました。

 

ここまでけっこう時間を使って歩いてきました。そろそろ帰る時間になったので、新町駅を目指して戻ることにします。

 

駅に戻る途中、ふいに、こちらの案内板が目に入ってきました・・・なんと「『中河原』団地」。東京の「中河原」駅から出発し、今日の最後に行きついたのが「中河原」。なんという邂逅でしょうか。運命の糸を感じてしまいますね。

 

パワースポットだらけだし、きれいな河川もあるし、運命を感じる場所もあるしで大好きな町になりました。また機会を狙って巡りたいと思います。

 

<パワースポット都市「倉賀野」へ続く>