パワースポット!
パワースポッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・と、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
パリセーヌ川の左岸・右岸・・・
パリ流にオシャレに表現するのなら、葛飾区中川の左岸・右岸・・・「青砥」「高砂」で
パワースポット巡りをしてきました!
京成線の「青砥(あおと)駅」と「高砂(たかさご)駅」って、よく似ていませんか?何が似ているかと言うと、駅名(地名)の雰囲気とか、佇まいとか、漢字二文字の字面だったりとか・・・。だから、乗り換えの際に、ほんとは高砂で降りなきゃいけないのに、青砥で降りてしまったり、または逆をやってしまったり、よく間違えてしまうのです。ぼくだけではなくて、知人なんかもよくやってしまうのだそうです。それは、それは、「おまえら双子ちゃんか!」と悪態をつきたくなるほどなのです。
しかし、この二駅。パワースポット探偵として、とても気になるというか、研ぎ澄まされた「パワースポット勘」がうずく駅でもあるのです。そこで、いつか探索の旅をしてみたいと思っていました。
すると、この日曜日(2日)は、とても1月とは思えないポカポカ陽気で、遠出するにはお誂え向きな日になりました。そこで、この休日を利用して、青砥・高砂のパワースポット巡りを決行することにしました。
京王線から都営新宿線に乗り継ぎ馬喰横山駅へ。連結している東日本橋駅で都営浅草線から京成線への直通に乗って、まずは「青砥駅」に着きました。
駅前の周辺案内図を見たところ、とくに目印になるような神社仏閣はなさそう。なので、とりあえずは大通り国道6号を目指して歩いていくことにしました。
東京の西側・多摩地区に住んでいる身としては、こっちの東側はまったくの別世界。非常に怖い土地だという疑念が払しょくできないのです。おっかなびっくり、そろりそろりと歩いていきます(地元の方にはしつれい)。
歩いていると、あたり一帯から「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が。やっぱり、見立てた通りのようです。
とくに、この場所を通ったときに強くきました。「青戸第一」。ここに住めば、生活しながらパワーを吸収し放題🎵・・・でも、ぼくだったら頭が痛くなって住めないかも(苦笑)
パワースポット「青戸第一」
さらに歩いて、「青戸平和公園」に来ると、かなり強力なやつがきました。ここは、すごそー。
園内で、とくに強いのはこの塔の周囲でした。「非核平和記念」とプレートされています。造られた方の、そういった思いが発せられているのでしょうか。
その奥に、こんもりと盛られた高台が。もしや、あのこんもり感は古墳か!?・・・て思ったけど、さすがにそんなもの無いか。
真上には時計塔が建っていました。非核平和記念塔ほどではないのですが、その周囲からきています。
盛られた土地から裏側に降りると、きていたものがすーっと引いていきました。不思議な構造になっているパワースポットのようです。
パワースポット「青戸平和公園」
国道6号に出てから川の方へ向かいます。その間中、ずうっと痛みがきっぱなしに。
川の土手に着きました。「中川」という川のようです。しばらく、散歩がてらに歩いていると、
(席順とか決まっているのでしょうか?ケンカもせず、整然とお行儀の良い鳥たち)
神社仏閣の密集地帯のような一角が。 降りて行ってみましょう。
お寺を通り過ぎた奥に鳥居が見えてきました。社名は「青砥」神社。「青砥」にある「青砥」神社。まさに、この土地を束ねて護っている「守護神的な存在」なのでは。 期待できそー。
鳥居をくぐり、手水舎へ寄ろうとしたら、この周辺に強力な痛みが。
とくに、その奥にある昔学校にあった百葉箱のような形をしたこちらから相当強くきました。何が入っているのだろう?
拝殿へ。押しが強く、すんごい圧力で迫ってきます。「今日のパワースポット巡りが成功に終わりますように。ぱん!ぱん!っと。
パワースポット巡り「青砥神社」
青砥巡りはこの辺で切り上げて、また京成線に乗り、隣の「高砂駅」へ向かいます。先ほど土手を歩いた中川を渡っていくようです。
ものの5分ほどで 「高砂駅」に着きました。駅舎はこちらの方が大きくて立派ですが、取り巻く商店街はかなり小さめ。
駅周辺案内図を見ます。同じように、とくに目印になるような神社仏閣はなさそうです。とりあえず、大きな通りに向かって歩くことにしました。
そして、同じく、この段階で「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」を感じます。
しばらく歩いていると、鳥居がにゅわっと見えてきました。「天祖神社」と書かれています。行ってみましょう。
境内には、まだ新しめの「天祖神社」拝殿と、
風格のある「八雲神社」「稲荷神社」とが、対照的に収まっていました。もちろん、三社ともパワースポットです。どちらにも、ぱん!ぱん!っと。雰囲気としては、ぼく的には「八雲神社」が好きかな。
おおっ!境内のすぐ背後を、特急が走っていきました。まるで巨大なクジラが泳いで渡っていくようにです。この神社は、京成線の平常運行を見守っておられる「守護神的な存在」なのではないでしょうか。
中川まで行き、土手に上がって歩いていました。すると、鳥居の姿を発見。
降りて行ってみると、そこは「青龍神社」となっていました。なんだか強そうな社名。
途中、池や沼が苦手なぼくには、たまらなく嫌なドブ池が・・・。でも、注意書を読むと、「雨乞いの神事が行われた神聖な池です」とのこと。申し訳ございません。
青龍神社です。なりは小さくても、強さと厳しさがほとばしるそのオーラに、何事もゆるゆるなぼくは、すっかり怖気づいてしまい「今日はすっかり楽しいパワースポット巡りができました。ありがとうございました」とだけ告げて早々に退散・・・。もっと、お願いとかしておけばよかったかも。それをかなえてくれるだけの強さをもったパワースポットだと思います。
パワースポット「青龍神社」
この辺で、今日のパワースポット巡りを切り上げようと、また土手に上がってみたら、さっき青砥神社の一角を見つけたその場所が、すぐ対岸に見えました。こうして見ると、中川を挟んで、ほんと短い距離に青砥と高砂は向かい合っていることがわかります。規模や雰囲気も似ていて、本当の兄弟都市のように感じました。
また、ここが一番重要な点なのですが、両方とも、どこかの神社や公園がパワースポットとして独立して存在しているのではなく、一帯がそうである「パワースポット都市」でした。
これまで巡ってきた中では、利根川を挟んだ左右にある「栗橋・古河」、多摩川を挟んだ左右にある「登戸・狛江」がそうでした。いずれも、強力なパワースポット地帯であり、その不思議・謎を解明する上で鍵となる存在なのかもしれません。
《「栗橋・古河」編につづく》