天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

神代植物公園で、さくら巡り

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「花を見ること自体」が楽しくなり、今ではすっかりわたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。

 

 

さあ「さくらまつり」の季節がやってきました。ほぼ一カ月間開催される「うめまつり」に比べて期間が短いので、さっさと巡っていかなければなりません。そこで今日は(4月6日、土曜日)、布田駅にある「神代植物公園」に向かいました。

 

京王線中河原駅から各停に乗り20分ちょいで布田駅へ。そこから、さらに20分ちょい歩いて着きました「東京都立神代植物公園」です。まずは、2月に巡った「梅園」に足を運んでみました。ああ、栄枯盛衰という熟語が頭に浮かぶような光景です。可憐な梅花が咲き誇っていた華やかな園がすっかりさびしい雰囲気になっていました。まあ、これも自然の摂理。来年の再会を楽しみながら待つことにしましょう。

 

白加賀の枝に実が成っていました。ほんのり色づいたピンク色が、なんとも艷やかな感じに。

 

梅園を後にして、さくらのゾーンに向かいます。園内、相変わらずカラスが多い。その中に一羽、どう見ても羽根の部分が茶色い奴がいました。

 

他のカラスが受け入れていたので別種というわけでもなさそうです。突然変異なのか?

 

さあ、到着です。

 

見て下さい、この圧倒的な美の破壊力を。

 

さくらは全体を撮っても「美しい一枚」が撮れます。

 

そこが梅とは違うところ。梅は花の粒が小さいので、全体を撮るとどうしてもまばらで貧弱な印象を受けてしまいます。やはり「花見の王者」はさくらに軍配が上がりそうです。ま、お互い有るところ無いところ、それぞれの良さがあるので一概には言えませんけど。

 

蕾さえも美しい。ほんのりピンクに色づいて、むしろ咲ききった花びらよりも艶やかな印象を受けます。

 

一番目についた「横浜緋桜」。紅色が目にまぶしいぐらいです。梅と同様、個性的な色合いの品種改良を競っているようです。

 

王道をいくソメイヨシノたち。惜しむらくは天候がいま一つなところ。背景が曇天ではなく青空なら、もっと映えた画像になっていたでしょうに。

 

今日一番の画像はこれだ!

池に映る「逆ささくら」が印象的な一枚が撮れました。これまで不要だと思っていた裸婦像ですが、ここにきて初めてその存在意義を見出すことができました。もし、計算してここに置かれているのなら、運営者のキレ者っぷりがわかるというものです。

 

ここにもさくらが!この季節限定に売り出される「さくら味」の食べ物を探していたらソフトクリームが売っていました。さくらを食べたことないのに、この味をさくらと疑いなく認識しているのは「さくら餅」を食べているからだと思われます。だとしたら、「さくら餅味」と名乗るべきでしょう。

 

さすが大東京都が運営する巨大植物公園。すでに満開な花や、これから満開を迎える花で見所いっぱいでした。さくら以外の目につく花たちを紹介していきます。まずはハナモモから。「源平枝垂」だそうです。

 

微妙に色違いな花がびっしり。さくらと同じぐらいカメラマンの注目を浴びていました。

 

さくらにそっくりなこの花は?

 

「アーモンド」。ん、アーモンドって、あのナッツのアーモンドのこと?

 

だとしたら、あの塩っぱいシワシワな食べ物とはまるで似つかわない、甘くてフワフワしてそうな花が咲いています。画面いっぱいに甘い世界が広がります。

 

ミツバツツジ」。ツツジという和を連想させる花とは真逆な、西洋風の輝きを見せています。

 

みなさん撮影もせずに足早にその前を通り過ぎていきます。もったいないなあ。それとも、わたしが知らなかっただけで、どこにでも見られる普通の花なのでしょうか?

 

足元に鳥の羽根が散らばっていました。羽根を見た感じハトでしょう。ここで大惨事(お食事)が行われた可能性大・・・。猛禽類が居るのかな・・・

 

「ボケ」。さくらの圧倒的な美しさも良いですが、こういう可憐な美しさも見過ごせません。

 

ヒスイカズラ」。「大温室」に咲いていました。なんともいえない色彩と造形。

 

花びらの形。映画「ハウルの動く城」の最後のほうに、こんな子が出てきませんでしたっけ?みんなでハウルを囲んでダンスをする場面があったような・・・。うろ覚えで申し訳ないです。

 

 

 

両脇はすべて「つつじ」。見頃は4月中旬以降というからもうすぐですね。つぎの出番は君たちだ!

 

次の次の出番をじっと待っているバラたち。2023年6月21日の日記を読んでみてください。国際色豊かなバラたちが咲き誇っていました。とくに看板娘を謳う「クイーン・オブ・神代」の鮮やかな深紅色が目に焼きついています。

(▼2023年6月21日の日記より クイーン・オブ・神代)

 

いまは養分を十分に蓄えて、今年の開演を待っている状態でしょう。楽しみにしていますよー。

 

「水生植物園」に行ったら、亀のカップルがいちゃついていました。わたしが後ろから撮影していることに気づくと、チューすることを止めて、恥かしそうな表情を浮かべていました。亀のこんな人間っぽい態度、初めて見ました。



明日は(4月7日、日曜日)、隣町で「せいせき桜まつり」が開催されます。そちらを巡ってみようと思います。