つづいて「神代植物公園」へー、
こちらも緑濃いまるで別世界になっていました。
2月ではこんなだった「梅園」も、
この通り。
2月にはこんなだった「フツキソウの植え込みから、グリーンアドベンチャー23番を通り、巨木に至る」パワースポットも、
緑びっしりな感じに。
ケムたん、イモたんが・・・いない!これまで何度も書いてきましたが、わたしはケムたん(毛虫)イモたん(芋虫)が大の苦手。この季節になると、緑濃い土地は避けてきました。しかし、これまで訪れた公園は、どこも整備されているせいか、出くわしたことがありませんでした。専門家が駆除しているのでしょう。今後、「手入れされた公園ならば安心して巡れるかもしれない」と思いました。そうなると、一気に行動範囲が広がります。
さて、アジサイを探してみると。一区画にまとまられているわけではないので迫力に欠けますが、あちこに点在していました。
艶やかさと清楚さが同居しているしっとりとした佇まい。ああ、やっぱりアジサイの花は良いですね。
しかし、こちらの売りは広大な面積を彩る国際色豊かなバラのようです。この花もほとんど興味が無かったのに、こうして見ると品種が多岐にわたっていて楽しめます。
ひいきの引き倒しじゃありませんが、わが国のバラが一番艶やかな気がしました。
とくに目を引いた深紅の「クイーン・オブ・神代」
なんでも、開園50周年記念事業の一環として、新種に神代がつけられたのだとか。当園の「看板娘」です。
「栄光」
「秋月」
「芳純」
もちろん、日本国以外にも。
アメリカ「シカゴ・ピース」
フランス「マリア・カラス」
イギリス「レディ・ヒリンドン」
また、こんな品種も。品名と作出国の関係が、ん?となるもの。
「伊豆の踊子」なのにフランス?
伊豆の踊子といえば、川端康成が書いた小説の題名。なのに作出国がフランスとは?なんでも、フランスの超有名なバラ園の姉妹園が伊豆で開園したときに贈呈されたものだからとか。
「プリンセス・ミチコ」なのにイギリス?
プリンセス・ミチコといえば美智子妃。皇族なのになんで作出国はイギリスなのか?皇太子妃時代に、イギリスのエリザベス女王から献呈されたものだからとか。
バラは、アジサイの佇まいとは対極な立ち位置にいる華やかな押しの一手が魅力的ですね。
さて、野鳥はどうかというとー。鳴き声も姿もなかなか見られませんでした。代わりに、わがもの顔ではびこっていたのがカラスたち。こやつらのせいかもしれません。残念だけど仕方ないかな〜
<おわり>