天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット巡り(925)小御門神社

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!

 

 

宇都宮から帰ってきた後、黄金週間の後半は実家のある千葉県香取市に帰省しました。期間中、どこか巡ったことのないパワースポットはないか?成田線路線図を見ていたところ、まだ降りたことのない「滑河駅」に目がとまりました。パワースポット巡り900か所超の経験によって研ぎ澄まされた、わたしの「パワースポット勘」にピンとくるものがありました。何かこの駅にあるような気がしてなりません。そこで、ゴールデンウィーク最後のパワースポット探索をするために成田線に乗り込みました。

 

5月4日・金曜日

さあ、滑河駅に着きました。二駅先に行くと大賑わいの成田駅ですが、ここだと駅周辺に人っ子一人いない状況です。そんな状況だというのに、釣り合いのとれないピカピカな駅舎と立派なトイレ。周辺にコンビニひとつない田舎駅に、なにかオーパーツのような違和感がありました(しつれい)。

 

電線にとまっているツバメも東京にいるやつとは違い、どこかノンビリしていて逃げる様子もありません。

<ヒソヒソ(あの生き物なに?見たことないけど)

<ヒソヒソ(ニンゲンっていうやつじゃない)

・・・なーんてことはないか、さすがに。

 

そうこうしていたら、突然マイクロバスがやってきて、ドバドバっと家族連れが下りてきました。あっ気にとられていると、何家族もが駅に入っていくではありませんか。バスの車体には「成田ゆめ牧場」と書かれています。なるほど、ようやく状況が読めてきました。ゆめ牧場といえば、この辺りでは人気の観光スポット。その送迎バスが滑河駅を行き来しているようです。駅舎もトイレも集客用に作られたのかもしれません。だとしたら、お金を落としてくれる人さまさまですね。

 

周りに何も見当たらないまま、とりあえずあてもなく道なりに歩いていくことにしました。「(この駅を選んだのは失敗だったかも)」と弱気になってきました。すると突然、目の前に巨大な鳥居がドーンと姿を現しました。鳥居の大きさから考えると、かなり格式の高い神社とうかがえます。パワースポットとしても期待ができそうです。

 

小御門神社」だそうです。こちらへ参拝するべく道なりに進んでいきます。

 

二又路にでました。右か左かどっちだ?全国巡っていると、こういうところって意外と多いのです。(看板一つたててくれれば助かるのに)

ちょうどそのとき、地元の中学生男子が通りかかりました。尋ねてみたら、神社は右手をずっと進んでいくようです。ありがとう。

 

てくてく、てくてくー、

 

わりと近いところに飛行機が飛んでいました。ここが成田であることを思い出させます。

 

てくてく、てくてくー、

 

(ケムたん(毛虫)イモたん(芋虫)が落ちていませんよーに)

 

てくてく、てくてくー、

 

「ここは名古屋」なんだそうです(笑)。千葉県成田市の、なんですけど。

 

てくてく、てくてくー、

 

おおーっ、ついに到着しました。鳥居の雰囲気といったら、先日の古峯神社とは真逆な、しっとり潤いに満ちた雰囲気があります。


鳥居をくぐった向こう側に「深い神秘の世界が待ち受けて」いそう。異世界に吸い込まれていく感覚に陥ります。

 

ふむふむ、なになに・・・社史をお勉強。「鎌倉時代末期。藤原師賢公は若くして、気概に富み、学問が深く、醍醐天皇は寵愛されました・・・元弘の変(1331年)では後醍醐天皇の身代わりとなり、比叡山に登り幕府軍を迎え討ちます・・・激戦の末、六波羅探題に捕らえられ下総国香取郡名古屋へ配流され、この地で亡くなられました・・・」と。「その後、醍醐天皇に尽くした・・・忠臣を称え明治十五年、明治天皇小御門神社を創建された」ということです。明治天皇ゆかりの神社、旧跡といえばパワースポットの宝庫。そんな大物がこちらに控えておられるとは驚きです。

 

思わぬ大物との出会いに心を高ぶらせながら進んでいきます。

 

帯重なる新緑に目が奪われます。歴史を積み重ねてきた証にも見えます。

 

さあ、拝殿に着きました。周囲には厳しい張りつめたような「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が充満していました。激戦をくぐり抜けてきた武将の性格の現れでしょうか。実家の近くで、このような大物に出会えたことに感謝しながら、ぱん!ぱん!っとしました。

 

ところが、これで終わりではなかったー、

わたしのパワースポット勘にピンとくるものがありました。拝殿の裏手に、何かいわくつきのスポットがあるような・・・。拝殿への参拝が終わり柵から出たところで、このような案内板を目にしました。あっちに「御神祭 霊廟」があるようです。やっぱり。

 

するとー、

なんと「奥の宮」があるようです。これまでの経験によると、奥宮がある神社は本当に格式高い、当たりのパワースポットの場合がほとんど。これは期待できますよ。

 

御祭神ということは藤原師賢公の霊廟なのでしょう。さらに、張りつめたような痛みが蔓延しています。手を合わせて深々と頭を下げました。

 

こっちからもー、

隣にある新しめの「八幡神社」「北辰神社」「菅原神社」から、ちょっと性質の違う痛みが放たれていました。霊廟との関係性が気になりますね。


さらに、こんなところもー、

駐車場です。もしかすると境内で一番強くくるのはここかも。ここで車祓いしてもらえば交通安全間違いなしでしょう。

 

宇都宮に続いて、実家の千葉でもすばらしいパワースポットと出会うことができました。今年のゴールデンウィークは最高の一週間になりました。