天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

多摩川・登戸~府中、で野鳥探し(幸せ探し)

 

ちょっと空を見上げるだけで

すこし耳を傾けるだけで気づく

豊かな世界「野鳥の世界」

それに気づいて生きるのと

気づかないで生きるのとでは

まるで豊かさの違う

人生になりそうです

 

パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。

野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。

まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。

そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!

 

 

20数年間、わたしの髪を切っているSさんから情報が入りました。「登戸駅近くの多摩川の堰に、カワセミの巣があってよく飛んでいる」というものです。担当している他のお客さんから聞いたそうです。正月早々、貴重な情報をいただきました。居ても立っても居られなくなって、この休日(7日、日曜日)を利用してカワセミ探し(幸せ探し)に向かいました。

 

分倍河原駅で京王線から南武線に乗り換え約20分、登戸駅に着きました。2018年3月にパワースポット巡りで来たことがあります。「強力パワースポット地帯」だったという印象が残っています(旧ブログから、下に貼っておきます)。堰はどの辺りにあるのか?「二ヶ領せせらぎ館」前で多摩川周辺を確認。うーん、どこにあるのか、ちょっとわかりません。

 

とりあえず河川敷へ。前回は梅の花が咲いていました。まだこんな感じ。

 

(▼前回の画像)

 

なんか、おっかないことが書かれていますね。読みたくない、読みたくない・・・

 

河川敷に着きました。前回も参拝したパワースポット「船島稲荷神社」様へご挨拶を。「カワセミと出会えますように」ぱん!ぱん!っと。

 

堰、堰、堰、堰はどこだ?というか堰って何だ?(苦笑)。堰というものがどんなものかわからず、見切り発進してしまったことを後悔しつつも、「ブラブラしてれば、それっぽいものに当たるだろう」などとお気楽気分で歩き始めました。ま、いつもの行動パターンです。

 

いませんなあ。カワセミどころか野鳥の姿がまったく見えません。ときおり茂みの中から、♪チッチッチ♪チェリチェリチェリというアオジホオジロの鳴き声が聞こえてくるぐらいです。でも例によって姿は見えず。

 

ここ登戸(川崎)の多摩川も、地元・多摩地区(府中、八王子)の多摩川も、繋がっている同じ多摩川なのに、「河川敷の文化や風景がかなり違っている」ことに気づきました。ここいらは「野鳥撮影文化」の影が薄く「釣り文化」が中心のようです。望遠レンズを肩に担いでいる人よりも、多摩ではあまり見られない釣竿を担いで場所を探している人や、川面に釣り糸を垂れている人が見られました。まるで、別の世界で異文化体験している気分になります。ちょっと大袈裟かな。

 

突如、前方に人だかりができていました。人だかりの真ん中で、神主が祝詞を唱えています。これから、どんど焼きが行われる模様です。

 

そこを通り抜けるのも気が引けるし、待っていても時間がかかりそうだしで引き返すことに。上流に向かって堰を探すことにしました。遠方に山々が見えます。すばらしい眺めです。

 

カラスが群れになって川面をあさっていました。何を狙っているのかな?

 

こっちではカモの群れが。一生懸命にもぐったり出て来たりを繰り返しています。どうも空振りを繰り返しているようで、下手くそっぽい。みんな不器用な地域性?

 

カワセミカワセミカワセミ」呪文のように唱えながら進んでいきます。茂みが出現しました。ヒヨドリの鳴き声がすごい。でも、君たちはいらないんだよねえ・・・おっとっと心の声です。

 

カワセミカワセミカワセミ」・・・ちょっと、どいてくれませんか。降りたいんだけど・・・

 

カワセミカワセミカワセミ」。野球場、スケボー施設を通っていきます。家族、仲間でスポーツに汗を流す健康的な休日の風景が展開されています。

 

ズドーン!ああ、あそこに陣取るのは・・・

発見!ついに、バズーカを構えた一団を発見しました。ここがその堰かどうかはわからないけど(っていうか、絶対違うけど)。ああいう装備の一団は「貴重な野鳥狙い」に違いないのです。その場合の貴重な野鳥は「カワセミ」であることがほとんどなのです。

 

そおっと、そおっと一団の後ろに回ります。みなさん、正面に並んでいる三本木にカメラを向けていました。わたしも何食わぬ顔をして、まるでいつもここにいる一員を装って、その瞬間を待つことにしました。ところがいっこうに、(カワセミは)姿を現しません。隣でチラチラ腕時計を見ていたベテランさんが仲間に「もう12時だ。今日はダメじゃねえ」と話しかけていました。どうやら、今日は姿を現していないようです。その二人はさっさと身支度を整えて帰っていきました。わたしもあきらめて、歩いてきた道に戻りました。

 

もう、ここまで来たら・・・。堰のカワセミはあきらめて、上流の府中まで散策しながら帰ることにしました。ここから、どれぐらい時間がかかるかわかりません。ちょっとした冒険になる強い覚悟を決めて出発します。いざっ!

 

どんどんどんどん、行きますよ。日が暮れないうちに帰らねば。

 

おや?チェリチェリチェリ♪ホオジロが盛んに鳴いている藪に来ました。相変わらず姿は見えません。通り過ぎようとしたところ、茶色い体がポンと飛び出てきてー、

 

じいっとしているではありませんか。後ろにいるわたしに気づいていないようです。いまがチャンスだ!とばかりにカシャカシャ連写しました。ホオジロは背後に目が届かないのか、このパターンで撮影できることが多いようです。これでボウズは免れました。よかった、よかった。

 

「ピクニック橋」まで来ました。

 

橋のたもとにたたずむサギ。ぱっと見、ペンギンかと思って焦りました。

 

対岸に、「人の心を惑わし堕落の道へ誘う罪多き施設」が見えてきました。競輪場「京王閣」です(苦笑)。ということは、調布まで来たということです。あと、もう少しで府中だ。がんばろう。

 

ここに来て急に見える風景、肌で感じる空気が多摩っぽくなってきました。やっぱりわかるものです。神奈川・川崎と東京・多摩では雰囲気の違いが如実に感じられます。林を通るとー、

 

ツグミがちらほらと。

 

みんな「おかえり」と声をかけてくれているような気がしてきました。

 

カワセミに会えなかったけど、君らに会えたんでいいわ」

 

稲城市」の標記がみえました。多摩のはじっこまで来たようです。「稲城北緑地公園」で一休みを。途中にトイレがあると助かります。自販機で缶コーヒーを買って元気を補給しました。

 

さあ、もうひと踏ん張りだ。どんどん風景に肌感に多摩らしさが増してきます。やっぱり、こっちの方が自分には合いますね。日頃の運動不足がたたってか、足が辛くなってきた。はー、はー。

 

何やら乗り物の爆音が響いてきました。飛行機が飛んでいるわけでもないし、電車も走っていないし、高速道が架かっているわけでもないし。この爆音がどこからくるのか周囲を見渡すと対岸に・・・「人の心を惑わし堕落の道へ誘う罪多き施設」が。「是政の競艇場」です(苦笑)。是政ということは、ここは府中ということか。ついにー、ついにー、


勇者の帰還!

故郷に帰ってきました!もう涙が出そう、なつかしくて・・・4時間ぶりだけど

是政橋まで来ました。向こうに走っているのが南武線です。橋を渡った左に行けば南多摩駅で右に行けば府中本町駅、正面奥に行けば関戸橋、聖蹟桜ヶ丘駅と普段の生活圏に戻ってきました。登戸で堰を探してから4時間かけて戻ってきました。当初の目的は達成できなかったけど、得るものが多かった充実した散策になりました。



 

【旧ブログより】

パワースポット巡り(545)〜(548)船島稲荷神社、北向地蔵と馬頭観音、五社ノ宮、登戸稲荷神社  2018/3/21 

JR南武線小田急線が接続する「登戸駅」。多摩地区の住民にとっては便利な駅で、通勤時間帯に南武線に乗ると、乗換のためにどっと乗客が降りてくれるのです(なので、いっきに車内がガラガラになる有難い駅なのです)。そんな交通の要所になっている駅周辺には、それを支えるためにパワーを注いでくださるパワースポットがあるもの。そこで、登戸駅周辺でパワースポット巡りをやることにしました。

 

登戸駅に着きました。駅周辺案内図を見ると、多摩川口を出て、通りを右に行った川沿いに「船島稲荷神社」が、通りを左に行った先に「登戸稲荷神社」があるようです。地図を見た感じでは、こちらの二社がそれにあたりそうです。というわけで、まずは右手の船島稲荷神社へと向かいました。

 

10分足らずで到着しました。やっぱり、パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンという痛みがきます。

 

川沿いにあるという開放感がなかなかいいです。とくにくるのは拝殿、

 

こちらの社、

 

すぐ左を流れている多摩川の河川敷のほうからになります。

 

この日はポカポカ春の陽気。鳥居近くでは、青空を背景にピンクの梅が映えていました。通りがかった人たちが、みんな足を止めて写真をパシャパシャ撮っていました。

パワースポット(545)「船島稲荷神社」

 

登戸稲荷神社に向かう途中、駅前商店街を通ったら、かなり強力なパワースポットが。しかし、その後ろを見てください。駅前再開発の魔の手がすぐ後ろまで伸びているのです。どうせ、安さだけが売りのダ×ソーやらサイ××ヤやらスタ××ックスが入る大型店舗が建つのでしょう。そのとき、こちらの仏さまはどこかへ移されるのでしょうか。この強いパワーは、もしかすると身勝手な人間に対する怒りなのかもしれません。


パワースポット(546)「北向地蔵と馬頭観音

 

さらに向かっていると、この辺り一帯でとてつもなく強いキーンを感じました。これまでの経験からすると、近くに何かあるのでは?

 

すると、あったのがこちら「五社ノ宮」様。狭い境内に簡素な造りですが、超強力なパワーを発散させております。簡素な造りですが、石碑によると妙見大菩薩、大黒尊天神、鬼子母尊神、三十番善神、毘沙門尊天の五つも神仏を祭っておられるようです。だから五社なんですね。超穴場的なパワースポットの発見に思わず小躍りしてしまいました。


パワースポット(547)「五社ノ宮」

 

そこからすぐのところにありました。登戸稲荷神社です。(写真よりもずっと大きくて貫禄がある)風格たっぷりの拝殿に、ちょっと圧倒されました。
こちらもかなり強くて、拝殿、

 

(おそらく)神輿なんかが収められている倉庫、

 

楽殿あたりから、とくに強くきました。

パワースポット(548)「登戸稲荷神社」

 

今日も大当たり〜!今回のパワースポット巡りも大成功となりました。先日の秦野といい、こちら登戸もなかなかのパワースポット地帯だとわかりました。とくに、五社ノ宮様の存在なんて、ほとんどのパワースポットマニアさんが気づいていないと思われます。こういう誰もまだ気づいていないところを発見するのがむしょうに楽しいのです。
終わったあと、ふと多摩川の対岸に目をやると、むこう側には「狛江市」の河川敷と街並みが見えました。こちら側がパワースポット地帯であるということは、向こう側もそうである確率が高いのでは?ふとそんな考えが頭をよぎりました。そこで、次回は登戸駅から小田急線に乗りかえて狛江市一帯をパワースポット巡りすることにしました。乞うご期待です。