天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット巡り(813)~(820)羽村駅  【青梅線パワースポット巡りの旅⑨】

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

2020年4月29日の日記を読んでみてください。昨年は3月から4月にかけて、JR青梅線各駅でパワースポット巡りをおこなってきました。その続きをはじめることにします。昨日は小作駅でしたので(14日)、今日は(15日)「羽村駅」を巡ってみたいと思います。

 

いつものようにJR南武線立川駅まで行き、そこから青梅線に乗り換えて、とことこ20分程度。目的の羽村駅に着きました。意外や、駅の近くに観光案内所まであるようで、観光地として売り出す気が満々なようです。その観光案内所に行ってみたら、「こんなポカポカ陽気な日曜日という絶好な観光日和に開けないで、いつ開けるんじゃい!」と突っ込みたくなるまさかの休店でしたが、案内図を見ると確かに名所旧跡が多いみたいです。そこで、「稲荷神社」から「中里介山の墓」→「玉川兄弟の像」→「玉川水神社」→「玉川神社」→「伝三田雅楽之助平将定等の墓」→「阿蘇神社」という順路で巡ることにしました。

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まずは稲荷神社から。大きい!鳥居も巨大だし、拝殿も大きいしでスケールの大きいお稲荷様です。大らかな「こめかみ辺りにキーンとくる痛み」が充満しています。

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「今日もまたすばらしいパワースポットと出会えますよう、よろしくお導きください」と頭を下げてから、ぱん!ぱん!と入念にお願いをしました。こっちの心まで大きくなってきますね。

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パワースポット(813)「稲荷神社」

 

おつぎは「中里介山のお墓」へ。学生時代に読みましたよ、小説「大菩薩峠」。全41巻から成る、確か「世界最長の長編小説」じゃなかったっけ?主人公の剣士がかっこよくってね、一気呵成に読んでしまいました。2巻までですけど(苦笑)まさか、あの作者とここで出会えるとは。詩と長編小説という分野は違えども、ものを書くという意味では大先輩にあたる方ですので、ここは是非とも挨拶しておきたいところ。ところが、途中で案内板を見失ってしまい、墓地をさまようことに・・・。しばらくさまよって気づいたのが、こんな小さな標識でした。「こんなんじゃあ、わからねえ~よ~。よその墓地をうろつくという不届きなことをしてしまったがなあ~(あきれぎみに)」。

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墓の前はかなり強めのキーンが放たれていました。先生の魂はいまだ現役作家のようで、執筆する気満々な雰囲気が出ています。「その書くことへの情熱をわたしに分けてください。これから、あたたかく、ときには厳しい批評の目でわたしの執筆活動を見守ってください」と手をあわせました。

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パワースポット(814)「中里介山の墓」

 

おつぎは、おそらく本日最大の見せ場だと思われる「玉川兄弟の像」へ向かいます。ゆるい坂道を下って多摩川に着きました。一帯が公園になっていて、親子連れや高齢者たちの憩いの場になっています。

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これまで何度か銅像のパワースポットを紹してきました。どちらも、本人の魂や心意気が乗り移っているかのような強力な力を発していました。こちら、玉川兄弟の銅像も例に漏れず、「クラクラめまいがするような感覚に陥るほど」の強いものが放たれています。玉川兄弟に関しては、学校の授業で習った限りのうろ覚えの知識しか持ち合わせていませんが、遠い江戸の住民たちの飲料水確保のため、私財をつぎ込んで「玉川上水」を完成させた義民中の義民だったはず。この強さを感じるに、死後もなお、ここから江戸(東京)の住民を見守っておられるような気がしてなりません。「その計画力と、粘り強く最後までやり遂げる精神を見習いたいです。お力添えをよろしくお願いいたします」と手をあわせました。

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パワースポット(815)「玉川兄弟の像」

 

さて、こちらがその玉川上水の出発地です。ここで水が生まれ、

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あっちに向かって流れていきます。その流れ着く先は新宿区四谷ですから、途方もない長旅。いってらっしゃい!

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道路を渡った向こう側にある「玉川水神社」です。お分かりの通り、玉川上水を見守る守護神になられます。多摩地区と二十三区の暮らしを護ってくださることへの感謝を込めて、ぱん!ぱん!っと。

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パワースポット(816)「玉川水神社」

 

奥多摩街道」をしばらく歩いていき、つぎの目的地「玉川神社」へ向かいます。奥多摩街道・・・。このシリーズで、よくこの街道を使っています。「奥多摩街道を歩いて巡る旅」という企画も面白いかもしれません。

着きました玉川神社です。何か「あったかいもの」を感じると思ったら、説明版を読むと、明治11年、境内に「西多摩小学校」という学校が建てられ、羽村の近代学校教育発足の地とされているのだとか。あ、なるほどね。再三、このブログで書いてきたように教育者や学校関係のパワースポットには、生徒に対して無償の愛情を注ぎ込んだ教育者たちの「教育者魂を感じさせるあたたかい力」を感じるのですが、ここも同じようです。

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 また、とくに強いキーンを感じたのがこちら。「昭和61年の御柱祭で実際に使われた御柱」です。「有史以来、はじめて長野県外に移設されたもの」らしいです。これって、すごいことじゃないですか。

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 パワースポット(817)「玉川神社」

 

多摩川の河川敷に向かっている途中、妙にこめかみ辺りにズキズキ重苦しい痛みを感じると思ったら、こういう歴史をもつ道でした。昔のお百姓さんにとって、雨が降らないのは命がかかった切実な問題でしょう。こういう負の歴史をもつ場所には長く滞在しないほうがいいのです。足早に通り過ぎました。

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河川敷を、つぎの「伝三田雅楽之助 平将定等の墓」目指して歩いていきます。その途中に、強くくる場所があって立ち止まってみました。「初代一本杉」跡だそうです。対岸の丸山から狐火が飛んできたとか伝説のある大杉でしたが、度重なる落雷で平成25年にその生涯を終えたのだとか。もしかすると、自分に落とさせることで集落への被害を防いでいたのかもしれません。集落の人に代わって、その功績に感謝の気持ちを込めてわたくしが手をあわせました。

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パワースポット(818)「初代一本杉」

 

少年野球チームやサッカーチームの練習を眺めながら河川敷を歩いていきます。もしかして行き過ぎた?と多少不安になりながらも進んでいくと、「阿蘇神社」の鳥居が見えてきました。ここからご神域になるようです。途端に、雰囲気が変わってきて、最終目的地「阿蘇神社」への期待が膨らんできました。

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「『伝三田雅楽之助平将定等の墓』は飛ばそうかな、別に巡らなくてもいいかなあ」などと不謹慎なことを考えていると・・・おっと、ありました。三田氏は中世に奥多摩地域を支配していた豪族になります。説明板によると、そのうちの一人である将定の墓と伝承されているものの、学術的には無関係とされているそうです。いいんじゃないですか。学術よりも伝承のほうを大切にしていきたい性分なので。そっちのほうが、人生を豊かにしてくれますので。

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パワースポット(819)「伝三田雅楽之助平将定等の墓」

 

恒例の野鳥シリーズ!

さあ、残るは阿蘇神社だけ。雑木林の茂みを歩いているとシジュウカラが気持ちよさそうに鳴いていました。ぷぷ、こっちには気づいていないようです。

 

 <スぺスぺスぺ♪

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くるっ、

 <スぺスぺスぺ♪(ばーか。とっくに、こっちもおまえのこと、きづいているよ)

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さあ、着きました。左に見えるのが多摩川。このような位置関係にあります。最初は、「山の名前である阿蘇」と「多摩川沿いにある神社」とが結びつかなくて、正直言って、ちぐはぐな安っぽい神社という先入観がありました。全然違うようです。

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なんと、推古天皇の時代に建てられた創建1400年を誇る古社なのだとか。場所的に多摩川を鎮めるために建てられたのではないでしょうか。川の氾濫を阿蘇山のパワーでもって鎮める。川対山・・・浪漫たっぷりですね(笑)拝殿の背後には御神木っぽい巨木や摂社があったのですが、何か怖い雰囲気があって近づくのをやめました。それだけ強力なパワースポットだということですよ。最後にきて、穴場的なすばらしいパワースポットに出会えることができました。「羽村駅周辺パワースポット巡りの旅が大成功に終わった」ことへの感謝を込めて入念にぱん!ぱん!とさせていただきました。

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パワースポット(820)「阿蘇神社」

 

 

《つづく》