ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
(出張なんかがあり、アップするのが遅れました)4月でいったんシーズン・オフとなった「野鳥探し」が再開しました!
11月6日(日)午前中 浅川
2日目。七尾丘陵散策コース(東)に次ぐ「第2聖地」と呼んでいる「浅川」を選んでみました。
府中四谷橋を渡り、「多摩川右岸」の土手を上流にしばらく行くと、トイレがあります。このトイレが目印で、付近から浅川が始まります。
トイレを出たところすぐにある、左の林が「シジュウカラの林」になっていました。ただ、無数の鳴き声が聞こえてきますが、葉に遮られて姿がまったく見えません。残念。
シジュウカラに気をとられていると、反対側右手の茂みからカワラヒワが次々に飛び出してきて、シジュウカラの林の中に消えていきました。突然のことだったので、あわててシャッターを押したのがこれ。何を撮ったのかわからない、ぶれぶれの画像しか撮れませんでした。どんな状況でも、心の準備とカメラの準備を怠らない心構えが必要だと再認識しました。
土手を降りて歩いていきます。しばらくの間、まったく野鳥に出会えず。
野鳥はいませんが、チョウはたくさんいました。羽がボロボロになったモンシロチョウ。今にも落ちそうなヨロヨロした飛翔で、もう先は短いことを予測させます。かわいそうですが、これも自然界の摂理。最後までがんばれよ。
目と鼻の先に、モンキチョウ(左上)とツマグロヒョウモン(右下)がいました。お互い譲れないにらみ合い、っていうわけでもないか。
おおっ、ようやく野鳥の姿が!それも、アイドル的存在のジョウビタキだ。土手の左側に並ぶ住宅街のアンテナに、ジョウビタキのオスがとまっていました。しかし、アンテナに隠れてしまい、何枚撮っても顔が映らない(汗)
反対側、河川敷の方角から冷ややかな視線を感じると、いつもやかましく鳴きたてるヒヨドリが無言でこっちをじいっと見ていました。
ヒヨドリ<(この人間、撮るのへたくそ・・・)
よっしゃ、撮ったー!ようやく全体を撮れました。どうだ、ヒヨドリ!
浅川の対岸、建設中のマンション前で異様な存在感を見せつける巨木。場所が場所なら、有名な御神木になれたでしょう。
尿意を感じてくる頃、うってつけの場所にトイレが用意されているところが浅川の良いところなのです。ひとまずここで休憩を。
左側、住宅街の向こうに「高幡不動」が見えてきました。今はこういう位置にいます。
モズがいました。
カワラヒワだと思ってカシャカシャ撮っていたらー、
自分の姿をアピールするかのように、ぽん!っと目の前に降りてきました。カワラヒワじゃなくてジョウビタキのメスだったようです。
メス<もー、しつれいよね!まちがえないでくれます!
白いサギと黒いサギが至近距離でにらみ合い。
<じゃまだ、どけよ!
<おめー、どこのもんじゃい!
もうすぐ京王線・長沼駅のところまで来ました。今日のところは、ここで終了します。楽しかったなあー、また来週。
<つづく>