ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
“新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします″
♪カッカッカッカッ・・・
朝起きると、窓外から、野鳥の鳴き声が聞こえてくる。この辺りでは聞きなれないけど、どこかでよく聞いてきた声。刺激を与えないよう少しだけ窓を開ける。朝日の逆光がまばゆく、はっきり捉えられないものの、うすぼんやり、向こうのアンテナに鳴き声の主の姿が見える。スズメのように小さくて、腹がオレンジ色で、羽に白い模様がついているやつ。まさか、あそこにいるのはジョウビタキのメスじゃないか!?
<♪カッカッカッ
(あら、ステキな町じゃない、ここに棲んじゃおうかしら♥)
いよ、いよ、冬鳥がやってきました。遠い遠い異国のシベリアから、まずは東日本を選び、つぎに関東を選び、そこから東京の、多摩の、府中の、住吉町を選び、さらにはわたしの住んでるアパートの目の前を選んで来てくれました。多摩川河川敷や多摩丘陵では何度か見ましたが、自宅周辺で見るのは初めてになります。
野鳥探しを生活の中心に置いているわたしにとって、冬鳥を初めて目にする日は「今季が始まる」日を意味します。一般的な、今年が幕を開ける「元旦」を意味するおめでたい日に当たるのです。ゆえに、冒頭で「あけましておめでとうございます」と挨拶させてもらいました。
今年も、これからどんな出会いがあるか、楽しみでなりません。