ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
今日(13日・日曜日)は、用件があって京王相模原線・若葉台駅へ。待ち合わせ時間まで小一時間あるので付近を散策してみました。
若葉台駅の風景です。ニュータウン計画のために、多摩の自然環境を切り開いて開発された駅なので商業施設は充実しています。しかし、無為乾燥なコンクリート臭まるだしの建造物群に、居心地の悪さを感じてしまうのは否めません。ま、住んでいる人が満足しているなら、どうこう言う筋合いではありませんが。
そんな環境でも、一歩入ってしまえば、このような自然が残っています。
気分良く歩いていると、突然ー、
エナガの大群とコゲラが数羽、左から右へ、右から左へ飛び回っていました。あわててデジカメを向けましたが逃してしまいました。葉っぱの蔭に隠れてしまうことと、しばらくぶりで腕が鈍ったからでしょう。残念です。ただ季節が変わっても、やっぱりいるところにはいることがわかりました。それを収穫ということにしましょう。
「稲城台病院入口」交差点にでました。その坂を真っすぐ登っていくと「よこやまの道 西順路」出発点に着きました。昨年3月1日の日記を読んでください。野鳥探しで巡った順路です。
前回巡ったときは、まだ冬の風情が残っていました。そのときの景色と、8月という真逆の季節に見える景色とを比較すれば、季節それぞれの魅力がわかるというものです。
(22年3月1日の日記より)
前回は「コゲラ王国」だった出発点周辺。うーん、残念。今日は一羽もいませんな。
(22年3月1日の日記より)
8月と3月では、こんなに見える景色が違います。緑がいきいきして素晴らしい眺めですが、心配なのはわたしの天敵である「ケムたん(毛虫)」「イモたん(芋虫)」がいるんじゃないかということ・・・。最近巡っている公園は、係がきちんと整備(駆除)しているためか出会うことはありませんでした。しかし、自然道はそこまで整備していないと思うので、かなり高い確率で出会いそう。ビクビクしながら進んでいきます。
(22年3月1日の日記より)
クラクションに気づいて右側を見ると、けっこな交通量でした。「南多摩尾根幹線道路」だそうです。
樹液がダラダラ失禁状態です。でも、カナブン、ハナムグリたちの宴会会場になっていませんでした。不思議なことに、この辺りにはいないようです。
いたのは唯一、この美しいチョウでした。あ、でも日本の生態系に損害を与える「特定外来生物」に指定されたやつでは。とはいえ、〆るのは気が引けるので複雑な心境に陥ります。
野鳥がいないなあ、と落ち込みながら歩いているとー、おや、地上に降りてきてチョンチョンしているやつがいるぞ?
ガビチョウでした。ま、今日の収穫はこれぐらいで良しとして、時間がいっぱいいっぱいなので駅にもどります。
最後にー、
帰り道、ほとんど目線の高さでカラスが寝ていました。首をコックリコックリしながら寝ていて、ときおり首がガクンとなって、びっくりして目を覚まし、目をパチクリしたあと、何事もないことがわかると、またコックリコックリはじめていました。なんか、ニンゲン(わたくし)そっくり〜(笑)おかげで、カラスの顔をまじまじと見ることができました。油断しすぎですね。
<コックリ・・・コックリ・・・
ガクン
<ん?・・・パチクリ、パチクリ
ふたたび
<コックリ・・・コックリ・・・