天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

高尾山・案内川で、カワセミ探し(幸せ探し)

 

ちょっと空を見上げるだけで

すこし耳を傾けるだけで気づく

豊かな世界「野鳥の世界」

それに気づいて生きるのと

気づかないで生きるのとでは

まるで豊かさの違う

人生になりそうです

 

パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。

野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。

まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。

そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!

 

 

ガクガク・・・ぶるぶる・・・また禁断症状の震えがでてきた・・・今度はカワセミ中毒の禁断症状が・・・

 

先日、「お花見中毒」にかかったことを書きました。それだけでも大変なのに、「カワセミ中毒」も併発してしまいました。高尾山・案内川で2回ニアミスしたときに撮影できていれば、こんなことにならなかったに違いありません。そこで、お盆休みの最終日(15日・火曜日)、カワセミ中毒を抑えるべく三度目の正直に賭けて、案内川へ向かいました。

 

高尾山口駅を降りて、甲州街道を歩いていき坂本橋に向かいます。台風が近づいているからでしょうか、かなり増水していて流れも速いです。これだけ激しいと、カワセミは近寄らないかも・・・。一抹の不安を感じます。

 

さあ、三度目の坂本橋に着きました。うーん、ここも流れが激しい。今日はハズレかな・・・。

 

あ、でも、いつものキセキレイはいました。かなり距離があるのでピントを合わせるのが大変。ややピンぼけながら、なんとかパシャと。でも、カワセミはいませんな。

 

そのときですー、近くに住んでおられる女性に声をかけられました。デジカメで野鳥や川を撮影しているわたしに、「地元の人間がよく遊びにいく滝みたいな場所があるから教えてあげるよ。雨で増水した日には良い写真が撮れると思うよ」と言って、わざわざ家から地図をもってきて説明してくれました。ありがとうございます。こういう地元の方ならではの情報が貴重なのですよ。カワセミよりも、こっちの縁のほうを優先することにしました。道順説明と地図の位置を頭に叩き込み、出発です。

 

なお、今日は、足元にあまりにも精悍すぎるネコがいました。3回目にしてはじめて会いました。どうです、この筋肉質な体?力強くてこわいぐらいです。なまじ戦ったら負けそう・・・(汗)

ボス猫<どけや、ここは、わしの狩場じゃけん

 

教えられた通り、甲州街道をてくてく歩いていきます。足元にオニヤンマがいました。都会(府中・・・笑)では滅多に見られない貴重昆虫に気分が高鳴ります。

 

説明では、この狭いトンネルを抜けるんだっけか。

 

トンネルを抜けると、そこは滝国だった

おおー、急に開けて眼の前に、段差が滝のように見える秘境が出現しました。

 

滝つぼの部分では、地元民が流れに身を任せてクルクル回って遊んでいます。

 

さらにはー、少し離れた場所で、ペットボトルたちもクルクル回って楽しそうに・・・って、キミたちがここで回ってちゃダメでしょ!せっかくの清流なんだからゴミは持ち帰りましょう。

 

これだけでも十分に満足でした。しかしー、これで終わりではありませんでした。滝をあとにして、トンネルを出たところで、突然、目の前を宝石のように輝く物体がヒラヒラ舞っていったのです。わたしの本能が即座に反応。その舞っていった方角に視線をやると・・・なんと、その正体はカラスアゲハ

その輝く美しい姿は、自然界において、カワセミと等価値の存在と言えるでしょう。

 

デジカメで撮影を試みましたが、なかなかピントを合わせられません。不規則に舞うチョウは野鳥よりも、やっかいなのです。

 

デジカメからスマホに変えて撮ってみます。ちょうど地面に着地したので、その一瞬の機会を狙ってパシャとしてみました。どうでしょう、ちゃんと撮れていますでしょうか?

 

最後に、意外な大物に会えて、カワセミ中毒症状もおさまりました。これというのも、滝を教えてくれたあの女性のおかげ。お礼を伝えようと橋に戻ったのですが、姿はありませんでした。この辺りの自然環境にすっかり魅了されました。お礼を言う機会は、これから何度もあるでしょう。そのときにまた、穴場情報を教えてもらいたいものです。