天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

平山城址公園・西園で野鳥(幸せ)探し

 

ちょっと空を見上げるだけで

すこし耳を傾けるだけで気づく

豊かな世界「野鳥の世界」

それに気づいて生きるのと

気づかないで生きるのとでは

まるで豊かさの違う

人生になりそうです

 

パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。

野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。

まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。

そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!

 

 

さあ、令和5年(2023)の野鳥探しがはじまりました!

 

1月1日 千葉県香取市

今年最初の日に、今年最初の野鳥探しを。帰省先の実家の周りはこのように田んぼ、畑だらけ。絵にかいたような自然豊かな環境なので野鳥もいっぱいいることでしょう。さあ、楽しみだ。

 

ところが・・・いない、いない!いたのは、数羽のスズメとヒヨドリムクドリ、つまらない野鳥ばかり(おっと、ごめんな)、嬉しかったのはモズぐらい・・・。どうした、みんな???どんなに自然が残っていても、野鳥がいなければ、わたし的には荒涼とした砂漠にしか見えないのです。目の前に広がる田園風景が、生物が死に絶えている寒々しい光景に見えて仕方ないのです。年々、数が減っているとは聞きますが、まさかここまでとは。原因は諸説あるようです。いずれにしても、とても恐ろしいものを我々に突きつけているような気がします。

 

1月3日 東京日野市・平山城址公園

東京に戻りました。地元での第1弾は「平山城址公園」を選びました。京王線中河原駅から京王八王子行きに乗って5駅目、15分程度で到着です。けっこう近い場所にあります。南口を出て173号を渡り、住宅街を抜けると、見つけにくい場所ではありますが公園への入口「七生口」に着きます。まずはパワースポット・お地蔵さんたちにご挨拶を。やんわりですが「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきます。「今日一日、かわいい野鳥たちと出会えますように」

 

いざっ、ザッザッザッザ

 

・・・うーん、いないなあ。鳴き声ひとつ聞こえてきません。わたしの落ち葉を踏みしめる音だけがこだましていきます。しばらく探し回ってみたのですが、さっぱり・・・

 

正月早々、千葉で外し、東京でも外すのか????不安が募ります。

 

突如、切り開かれた高台に出ました。気持ち良い~

 

眼下に「浅川」と「長沼橋」が見えます。あの土手を野鳥探しで何度か歩いてきました。

 

直近では、昨年12月20日の日記を読んでください。土手から、こっち側を撮っています。向かって左端のほうに、切り開かれた高台が見えるでしょう。今、こういう位置にいます。(2022年12月20日「都立桜ケ丘公園、長沼橋付近」より)

 

左奥には富士山がドーンと。年末巡った静岡側と反対側を見ていることになります。どの角度から見てもすばらしい姿です。

 

「季重神社」に着きました。駅前に「平山季重ふれあい館」を建てたり、案内板「源平合戦の英雄 平山李重の道」をたてたり、史跡として売り出しているわりには境内にモニュメントもなく、途中に行先を教えてくれる表記もありません。行政がやりがちな、ちょっと残念な売り出し方になっていますな。

 

とてつもなく勇猛果敢な武将だったようです。しかし、放たれている痛みが功績とは真逆な「穏やかな優しい」感じできます。本当に強い男はやさしい、を地でいくパワースポットです。「今日の後半戦、かわいい野鳥たちと出会うことができますように」ぱん!ぱん!

 

公園は「西園」と「東園」に分かれています。今日は「西園」を巡ってみることにしました。「野猿の尾根道」を歩いて「六国台」に向かう順路を選択します。

 

ザッザッザッザ

すると、尾根道の左側にー、

あっ、エナガがいますよ♪こっちに気づいていないみたい。

 

 

ぽんっ

 

おお、前に出てきた♪

 

くるっ

 

おおっ、こっちに気づいたみたい、振り向いたぞ!さあ、今だ!カシャ!・・・さあ、どうだ!?真正面から撮れたけど、ちょっと小さいか・・・。やっぱりエナガの撮影は難しいなあ~。エナガは体が、近所の○○寿司の寿司ネタのように小さく、動きもすばしっこいのでまともに正面から撮れたことがありません。いつの間にかライフワークのようになっています。でも、最近ではかなり惜しいところまでいけるようになりました。次回の挑戦でものにしたいですね。

 

反対の右側にはー、ヤマガラがいます。

<ヴェー、ヴェー♪

 

あ、こっちにも、

 

すばやく駆け抜け、

 

あ、こっちに向いた♪

ヤマガラ<呼んだ?

 

ガサゴソ、ガサゴソ

下にもいる。枯れ葉をあさっています。

 

その先にはー、ビカッ!

ちょうど西日が差してきて、まぶしさに思わず顏をそむけた瞬間のシジュウカラくん(笑)

 

コンコン、コンコン

木の幹を突っつきまわるコゲラも。むち打ちになるなよ。尾根の道は両側が、ちょっとした野鳥王国になっていました。

 

さあ、六国台に着きました。熟れた柿が目につきます。するとー、

 

つばいばむ、ついばむ

一心不乱に柿をつばむメジロが、

カシャ

 

きょとん

<ツィーツィー?(あれ、いま撮られてる?)

 

さらにー、ふいに茂みから視線が。そっちに振り返ってみると、そこにいたのは一言も鳴き声を発しないでじいっと見つめてくるジョウビタキのメス。

 

澄んだ目をしている。かわいい娘だなあ~、一目ぼれしちゃったよ♡

 

ねえ、結婚してくれない?(笑)

<うーん・・・ごめんなさい

 

前半の空振りから打って変わり、後半戦は豊作の探索となりました。よかった、よかった~。今日はここまでにして、東園探索はまた来週にします。それにしても、皮肉なものです。あんな大自然が広がっている千葉でまったく見られないのに、東京でこんなに見られるとは。これも、雑木林が残り生態系の循環が活きている多摩ならではないでしょうか。でも、この環境は勝手に残っているものではなく、それを残そうと努力している人たちの賜物であり、わたしなんかそれに乗っかって遊んでいるだけ。感謝しないといけませんね。それにしても、千葉の野鳥減少は気になります。年々、野鳥やミツバチなんかが少なくなっていることをニュースで聞きますし。今後、調査していきたいと思います。