最近、すっかり「あじさい」に魅かれています。今日は(24日・土曜日)「高幡不動」のあじさい祭りに足を運びました。
今日は小雨がぱらつく生憎の曇り空。せっかくの散策というのに残念な天候ですが、あじさいにはしっとりしているこっちのほうが相応しいかも。
入ってすぐに五重塔が目に入りました。高幡不動に来た実感がわいてきます。
では、あじさいの咲いている山道のほうへー。
途中、スマホ、カメラを向けて懸命に構図を決めている場面に出くわしました。同じところに立ってみて納得です。うまく撮れれば、あじさいと五重塔が収まる最高の構図で撮れそう。
わたしもいっしょに並びながら、ああでもない、こうでもないと構図を計算しながら、
カシャ、
こっちはどうだ、カシャ
これはどうだ、カシャ
何枚か撮ってみました。わたしのカメラマンセンスはいかがかな?
さあ、ここから本格的にあじさいエリアに入っていきます。
汗をふきふき坂道を登っていくとー、
冬季に野鳥探し(幸せ探し)で散策した山内四十一番に着きました。この辺りで、ヤマガラ、シジュウカラ、シロハラらと出会いました。この季節はどうか?
・・・残念ながら、鳴き声ひとつ聞こえませんでした。今日がたまたまそうだっただけなのかもしれません。
ひと巡りして気づいたことがありました。
これまでの公園でのあじさいまつりと違う点は、「五重塔、お地蔵さん、石塔やら、本物の仏教関係の建造物といっしょに撮れる」点です。
ほら?
ね?
どうです?
良いでしょう?
紋切り型な考えになってしまいますが、やっぱり、あじさいは仏像関係が似合いますね。
また、もうひとつ気づいた点がありました。ほかの公園のあじさいに比べて、どこか「『徳の高い』雰囲気」を感じるという点です。古刹の境内に咲いている、という雰囲気にのみ込まれているからそう感じるのでしょうか?
そうではないと思います。下記の画像を見れば、そう感じた意味がわかってくれると思います。あきらかに、ほかとは違うでしょう。まるで、「このお寺で修行を積んだ徳の高い僧侶が、花の姿になって、こちらに咲いている」ように感じるのです。
だからか、花の前に立つと自然と手を合わせたくなります。手を合わせながら、ぐるっと一巡りすることにより、巡礼したような精神的効果が得られる気がしてきます。こんな、あじさい園はほかにはないですよ。
今日も満足のいくあじさい巡りでした。もうやめられません。あじさいが咲いているうちは散策を続けたいと思います。