ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメしますよ!
一年ぶりに聖蹟桜ヶ丘にある「都立桜ヶ丘公園」に行ってみます。21年1月10日の日記を読んでください。あのときは、「パワースポット巡り」が目的でした。今回は、「野鳥探し」が目的となります。野鳥好き界隈でも、ここは有名な場所なのだとか。楽しみです。
川崎街道を登ってゆき、「ゆうひの丘口公園駐車場」から入ります。
わたし<♪かわいい野鳥ちゃんたち、待っていてくださいよ~
ジュウカラが地面をほっついていました。冬という食料の少ない過酷な環境では、落ちているものでも、食べれるものは何でも食べなければ生きていけないのでしょう。
わたし<コンビニで食べ物が買える人間でよかった
ザックザックザック~、気持ち良く下っていきます。左側フェンス内は、「森林総合研究所 多摩試験地」だとか。野鳥たちの鳴き声が聞こえてきますが、関係者以外は入れません。残念。パワースポット目的のときは気づかなかった野鳥の鳴き声を、野鳥目的になると瞬時に気づくという、人間感覚の不思議なところです。
分かれ道にきました。右に行くと「赤い実の道」、左に行くと「うぐいすの道」・・・わたし<ここはやっぱり「うぐいす」の方かな。
ザックザックザック~、落ち葉を踏みしめながら気持ち良く登っていきます。
何やら、集団になって大騒ぎしている一団と遭遇しました。エナガです。たくさんいるのに、すばしっこくてまったく写らない・・・
わたし<あ~、だめだ!ぜんぜん撮れない(涙)
エナガ<鬼さんこちら、手の鳴るほうへ♪
気を取りなおして進んでいきましょう。「どんぐりの道」へ曲がります。
すると、無防備なメジロがキツツキのように木の幹を叩いていました。虫を探しているのか、トントントン!
わたし<ああ、やっぱり、おまえは良いやつだ。素人カメラマンの味方だ。
おや、「旧多摩聖蹟記念館」が見えました。前回、パワースポット認定したところです。あいかわらず、強い「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」を放っています。
明治天皇が兎猟りや鮎漁のために行幸されたことを記念して建てられたといいますから、魂の一部がここに滞在されているのかもしれません。
その排水口かなんかの穴が気になって仕方ないシジュウカラ君。
シジュウカラ<おーい、誰かいるの?
パワースポットのパワーにあやかりたいのは人間だけでなく野鳥もそうなのでしょうか、記念館の周りに野鳥たちが集まっていました。あの後ろ姿はー、ヤマガラか?
くるっ、正面を向いてくれたのに、ちょっとピンボケ。
わたし<くやしい・・・。もう少し腕を磨かないと(涙)
帰りは、「ゆうひの丘」を通ることにしました。どうです?このすばらしい眺望。府中の街並みがはっきりと見えます。
丘から一段下がったこの広場に来ると、ぶわっと痛みが増して、思わず頭をおさえました。この下に何か埋まっているような気が・・・。なんとも不思議な公園です。
園内は広く、今日巡ったのは片側半分だけ。また、日を改めて巡りに来ようと思います。