ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします！
今日は野鳥探しに「都立武蔵野公園」と「都立小金井公園」を巡ることにしました。最近、何で「矢継ぎ早に野鳥探しをしているか」というと、「それをできる期間が短い」からです。３月下旬になると、公園、里山一帯に「ケムたん（毛虫）イモたん（芋虫）」が姿を現します。やつらを目にすると、心臓が止まるほどビビッてしまうのです（苦笑）なので、こっちとしては、その時期が来る前に思う存分巡りたいのです。また、４月から野球観戦も始まりますし。
さあ、京王線・多磨霊園駅で降りて、多磨霊園を越えて２０分ほどで着きました。「都立武蔵野公園」です。
この日は（23日）、あいにくの曇り空。寒いせいか、野鳥の鳴き声がまったく聞こえてこない。
・・・しかし、よく目を凝らして見ると、鳴き声一つあげない野鳥たちがけっこういるようです。わたしも野鳥に興味がなかったら気づかなかったでしょう。低い枝から、周囲をうかがいながらパラパラと降りてゆき、地面をほっつくシジュウカラたち。
幹の隙間を、しきりにつっついているやつも。
体の大きさの割に大きな足。ニギニギされたら痛そう～。
それを苦々しく見ている、縄張り意識の強いヒバリ～。
ヒバリ＜ギリギリギリ
公園は横に長くて、縦は短いようです。入口から真っすぐ少し歩いただけで、もう「野川」が目の前に。「野川」・・・多摩の自然の美しさを語る上で鍵となる、多摩人自慢の清流になります。いつか、野川を巡る旅もやりたいと思います。
川には、カモがたくさんいました。この冷たい真水に浸かっていることが信じられません。どういう体をしているのでしょうか・・・
カモ＜そういう生き物なんだよ、ほっとけよ
あれ、三羽が同時に同じ体勢をとってる～（笑）
カモ＜きめっ
ＪＲ武蔵小金井駅付近で昼食をとった後、小金井街道を真っすぐ進んでいきます。２０分ほどで着きました。「都立小金井公園」です。かなり広い。奥に「バード・サンクチュアリ」とあります。ということは、人間が立ち寄れないように金網で囲んだ、鳥たちの聖域があるのでしょう。そこに行ってみますか。
園内は家族連れでいっぱい。みんな思い思いの楽しみ方をしています。
金網の向こう側が、その聖域のようです。近寄ってみると・・・
サクッサクッサクッ、という枯葉をまき散らす音が聞こえてきました。地面を覗いてみると、メジロがエサを求めています。ただ、上は生い茂る葉や枝で、野鳥たちの鳴き声は聞こえても姿は見られず。この時期、野鳥は空を見るより、地面を見るほうが見つけやすいかも。
聖域はあきらめて、付近を歩いているとー、おや、水飲み場にいるあいつは？
ヤマガラだ～。桜ヶ丘公園ではピンボケでしたが、今度はぱっちり撮れました。紺と茶色と灰色の毛糸で編んだような体。愛くるしいですね。
ヤマガラ＜くるっ、呼んだあ？
池の付近に近寄るとー、シジュウカラが池の水を飲んでいました。そんな汚い水を飲んで、お腹こわさないのかな。
また、ロウバイが可憐な花を咲かせていました。こいつを見ると、昨年巡った青梅公園を思い出します。また、近いうちに行こうっと。
