パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
京王線は調布駅で、八王子・高尾山口方面行の本線と、橋本行の相模原線とに分かれます。普段は本線を使っているので、相模原線内は未知の駅が多かったりします。今日(20日)、つい勘違いして橋本行に乗ってしまいました。ウトウトして、はっと目が覚めたら、見たことのない橋を渡っていました。動転してしまい、状況がまったく読めないまま降りてみたら、「京王多摩川」という駅でした。そこで行先を間違えて乗ったことに気づきました。自分に歯がゆさを感じつつも、このまま引き返すのもしゃくだし、せっかく来たのだから、周辺を巡ってみるのもいいかもしれない、と考え直してみました。もしかすると、パワースポットがあるかもしれないですしね。
という訳で改札を出てみたところ、なんと、周辺には「パワースポットがある場所に特有の、こめかみ辺りにキーンとくる痛み」が「かなりキツメに充満」しているではありませんか。
ああ、やっぱり降りたのが正解だったと、駅わきの案内地図を見ました。パワースポットを感じさせる神社仏閣はなさそうです。でも、「映画のまち」として売り出していて、すぐのところに「映画俳優の碑」と「調布映画発祥の碑」があるようです。どうやら、ここがパワースポットっぽいです。行ってみますか。
「調布南高校前」交差点を左に曲がろうとしたら、交差点のちょっと先、「道路の真ん中という不自然な場所」に巨木が立っていました。しめ縄が巻かれていて、御神木扱いされています。あきらかに、「切ろうとすると、事件・事故が起きるために」そこに残されている感じがします。でも、その周辺には強力なキーンが立ち込めてしました。もしかすると、そんな恐ろしい木ではなく、この町を支える守護神的な役割を担っておられるのかもしれません。
パワースポット(841)「桜堤通りにある御神木」
地図通りに「角川調布スタジオ」を左へ曲がりました。おや、懐かしいガメラの絵。ここが撮影現場だったのかな。
おお、ありました。こちらが「映画俳優之碑」です。森繫久彌、丹波哲郎、勝新太郎、三船敏郎、菅原文太・・・名を連ねている役者名がどちらも超有名人ばかり。。みんな撮影でここまで来ていたのでしょうか。だとしたら、調布ってすごい町だったんですねえ。見直しました。
そして、こちらが「調布・映画発祥の碑」です。なぜ、調布のここが発祥の地に選ばれたのか理由が刻まれていました。なんでも、映画産業に必要な「水と緑と澄んだ空気」が揃っていることから、多摩川沿いのここが最適地に選ばれ、まずは昭和8年1月に日本映画株式会社の多摩川スタジオが設立されたと。その後、昭和30年代には3つの撮影所、2つの現像所と美術装飾会社が集まり、「『東洋のハリウッド』と謳われた歴史がある」のだそうです。まったく知りませんでした。ふつうの人は、「調布と映画は結びつかない」と思います。勉強になりました。
双方の石碑から、強いキーンが放たれていました。刻まれた役者さんたち、映画産業に従事していた人たちの「思い」が放たれているのでしょう。また、裏が児童公園になっているので、ここで子供たちを遊ばせるのもいいかも。将来、芸能界で活躍できるパワーをいただけるかもしれません。
パワースポット(842)「映画俳優之碑、調布・映画発祥の碑、多摩川五丁目児童遊園」