お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただただ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
15日はわたしの誕生日でした。50まではカウントダウンしていましたが、50過ぎたら年齢に興味が無くなったので数えていません。なので、いくつになったのかわかりません(苦笑)53ぐらいだと思います。ま、年齢なんて、そんなもんでしょう。
誕生日に飲むお酒を探していたら、ちょうどお誂え向きな銘柄がありました。「百歳」です。一口含んでみると・・・基本「甘口」ですが、普段好きで飲んでいる「濃厚甘口」とはちょっと違う感触がきました。「甘さのつぎに辛さ」が来ます。のどをカーッて焼いてくるような。「複雑な味わい」があるのです。
それこそが、ラベルに謳っている「より深い黒色、漆黒のような深い味わい」という、造り手の狙った味なのでしょうか?だとしたら、大成功したお酒になりますね。
肴に注目!
「『なめ味噌』酒の肴最高説」を信じるわたしに、小田原かねきちの「金山時みそ」をくださる知人がいました。もう、ほんと「ありがとうございます」としか言葉が出ません。黄瀬戸のホタテ豆皿で。
箸置きに注目!
「早蕨の萌え出る春」なんで、これを。
ま、わたしにとって百歳とは目標ではなく、あくまでも通過点。百歳の誕生日には、「百五十歳」っていうお酒を探してきて、このブログで紹介したいと思います。