お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはずなのです。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただただ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
日本橋を歩いていて室町三丁目の十字路を通ったとき、「すもと館」というお店がありました。「すもと」・・・?この辺りは県の物産館が並ぶエリア。店構えもそんな感じがします。だとすると、「すもと」とは、もしかすると夏に訪れた「淡路島」の「洲本」のことで、「島の物産館ではないか?」という考えが頭をよぎりました。
はたして、どうかと入ってみると、やっぱりその通り。淡路島の特産品を売っているお店でした。高速バスで伊弉諾神宮に寄っただけで帰ってきましたが、風光明媚な眺めに、いつかじっくり巡ってみたいと思える島でした。
これも何かの縁ということで、地酒を2本買ってみました。「生麗(きれい)」と「千年一カップ」です。口に含んでみると・・・非常に「クラシカルな味」とでも言いますか、両方ともお燗で飲んだら美味しいような、「昔ながらの味」がしました。(違う醸造先でこれだけ味が似ていると、これが「島の味」というべき標準な味なのかもしれません)
ぼくの趣向の方向性とはちょっと違いますが、このての味が好きな方には堪らないお酒なのではないでしょうか。
肴に注目!
さあ、京都で買ってきた大安の三種の小分け漬物、最後になります「お茶漬け胡瓜」です。他の二種と同じく、酸味が効いていて、美味しいことこの上ない。つぎに京都へ足を運ぶときも、他にもあった色々な種類を買ってみたいと思います。