お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはずなのです。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただただ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
府中の大國魂神社近くにおしゃれな酒屋があったので入ってみました。そこで、真っ先に目に入ったのが、こちら。「大國魂神社の御神酒」です。店内にはそうそうたる地酒が並んでいたのに、真っ先に手にとりました。なぜか?
それはと言うのも、「最近、『信仰心』が薄れてきたな」と感じるからです。パワースポット巡りで神社に足を運んでいても、そのパワーを楽しむことに重きをおきすぎて、「心から神様に感謝する『信仰心』がおざなりになってきている」と感じてしまうのです。やっぱり、それが一番大切なことでしょう。
だから、「基本に戻る」という決意を新たにするために、まずは形から。御神酒という「飲む信仰心」を体内に注入しようと思ったわけです。
一口飲んでみて、味の方はというと、「・・・うーん、厳しい」。舌の上にピリッと「厳しい味」がきました。まあ、要は「辛口」だってことです。これで目が覚めました。大國魂神社の神様に「決して忘れるんじゃねーぞ」と気合のビンタを入れていただいたような、そんな厳しい(辛口な)味でした。・・・がんばります!
肴は、つぼ萬の「ふきのとうと唐辛子のそう菜」の残りを。小ビンですが、ぎゅうぎゅうに詰め込まれているので、けっこう量があります。シャク、シャク♪とした歯ごたえがすばらしいです。
箸置きに注目!
秋の味覚のこれを・・・
<おいらはトマトじゃないぜ、柿だぜ!