お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただたをだ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
あと半月で今年の前半戦が終わるというのに、日本酒日記を書いていません。というのも、家呑用に何本か購入したのに、ここで紹介したいレベルのお酒がなかったからです。わたしの目利が落ちているのか心配になります。ここで紹介したいと思えるお酒は外呑みしたこれだけでした。
【1】福島「天明 さらさら純米 lovely summer 打ち上げ花火」
【2】千葉「不動 吊るししぼり 純米吟醸無濾過生原酒」
【3】福島「楽器正宗 本醸造 中取り」
【4】静岡「英君 辛口純米酒」
不幸な半年を過ごしてしまいました。しかし、そんな中でも、飛び抜けて印象に残る銘柄がありました。今年の前半戦で一番というだけでなく「わたしの日本酒体験の中でもかなり上位にくる」逸品でした。「無想」です。
甘口とも辛口とも言えない深さと濃度が突出していて、しかも微炭酸という完全なわたし好み。新潟のお酒はすっきり浅いものが多いのに、こちらは長野や富山のお酒のような真逆な味でした。
【5】「無想 純米しぼりたて生原酒」
月末までに家呑用の美味しいお酒を探します。