ここ最近、出張先や旅行先で焼き物を買い集めています。それはそれで楽しい行為なのですが、一方でこれだけ集めていると、「なんだか無駄づかいしているんじゃないか?」という罪悪感も生まれてきたりするのです・・・。
そこで、罪悪感を解消するために、「そうだ。ぼくは、近いうちに喫茶店を開くのだ。だから、そのために店で使う食器を買っているんだ。いまは、開店に必要な準備をしているのだ」と妄想することにしました。
京王線・新宿駅と新線・新宿駅を結ぶ地下街に「中部地方インフォメーションセンター」という観光案内所があります。そこの店頭で、珈琲碗が売り出されていました。飛騨高山地方の特産品で「小糸焼」というのだそうです。花型の美しい意匠に、青白乳色の繊細な垂れ具合が目につき、一目ぼれしてしまいました。ほしいなあー、って。
この「妄想喫茶店」を始めるにあたり、自分に「旅行先の気に入った焼き物を買ってくる」という厳格なルールを果たしています。けれども、飛騨高山は遠くて、そう気安く行けるところじゃないし、その機会を待っていたら、いつ手に入れられるやら・・・。
悩んだ末に、今回だけ特別ルールを適応することにしました。「旅行先でなくてもいい」ことにしたのです。
家に帰ってじっくり見ていると、ほんとかっこいいですね。いつか、高山に旅行して、窯元を訪ねてみたいものです。
これでまた、喫茶店開店に一歩近づきました~