シャッターが閉まっている店先に
貼り紙されているのを見ると
ぼくは興奮して見入ってしまうのです
そこに書かれているのは一篇の抒情詩だから・・・
それは、長年、腕をふるってきた店主の
熱い思いが込められた抒情詩にほかならないから・・・
東京は日本橋大伝馬町の和食屋に一編の抒情詩が。そこには、これまで見たことのない驚愕の数字が並んでいました。
「(創業)三百年」・・・
「十三代目女将」・・・
ここは、お江戸日本橋のお膝元。ということは、ちょんまげを結ったお侍さんや町人を相手にしてきたお店でしょう。とんでもない老舗じゃないですか。
これだけ長い歴史があれば、休業期間なんてあっという間の出来事かもしれません。書かれているように、次を引き継ぐ人が現れるのを待ちましょうか。長い間、お疲れ様でした。