お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただたをだ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
あっという間に6月も最終週へ。外呑みが大当りだった2025年の前半が終わってしまいます。そんな前半を締めくくるべくすばらしいお酒と出会うことができました。このブログで再三書いている、リクエストで呑みたい日本酒を置いてくれるご近所の蕎麦屋で、こんなお酒を用意していただきました「豊香」です。ラベルに副えられている「純米新酒無濾過生原酒」の漢字10文字がぐっと迫力を持って迫ってきます。「純米」も「新酒」も「無濾過」も「生原酒」も、どこをどう切っても「美味しくないわけない」お酒だということがわかります。また、小さく「小山商店別注品」とも書かれていました。この辺りじゃあ印籠のような専門店だけにさらに期待が高まります。では、ひとくちグビリ・・・んんー、あめえー!極上の甘さです。うすにごりなので濃厚ではなく、かなり軽い感じ、呑んだ後、のどが渇いて仕方ない、そんな事態を心配することなく安心していけました。ほんと、今年の外呑みは大当りばかり。
後半もまた、すばらしいお酒との出会いが楽しみでなりません。