お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただたをだ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
今年は家呑みのほとんどが外れ、パッとしないお酒ばかりなのに対し(だから、ここにアップしていないのです)、外呑みは結構充実していました。近所に、毎週通っている、わたしの所望でお酒を揃えてくれる蕎麦屋が在ります(何度も、ここでアップしています)。いつもは「秀鳳」「鳳凰美田」「不動」で回してきました。たまには違うものをと思い、まえから気になっていた「大信州」を頼んでみました。これが大成功。「濃厚」「甘口」「シュワシュワ感」という、わたし好みの重量級なお味でした。
さらにー。「美味しそうなお酒が売られていたので買ってみた」と目の前にドンと置かれたのがこちらでした。栄光冨士の「闇鳴秋水」、限定品だそうです。明らかに、見た感じ特別なオーラを放ち存在感が在ります。やっぱり、「力を入れて造ったものは、見た目に現れる」ものですね。期待して一口呑んでみると、これまた超濃厚甘口で「今年一番級」と言っていいほどのお味でした。
そこで、脳裏によぎったのは「美味しいお酒が置かれているお店には、自然と美味しいお酒が集まってくる」という言葉です。お酒好きにはピンとくると思われますが、いかがでしょうか?年の瀬にきて、素晴らしいお酒を呑むことができました。できれば最後、家呑みで一年を締めくくりたいと思います。
山形「闇鳴秋水 純米大吟醸」【10】
栃木「鳳凰美田 剣 辛口純米」【11】
長野「戸隠 純米吟醸 秋あがり」【12】
新潟「高千代 からくち純米酒」【14】
宮城「あたごのまつ 鮮烈辛口」【15】
宮城「乾坤一 特別純米辛口」【16】
茨城「武勇 純米吟醸」【17】
千葉「松尾自慢 純米吟醸」【18】