お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただたをだ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
一年の真ん中の6月になりました。副題に「年間百銘柄」を掲げている割には呑めていません、ここ近年の傾向ではありますが。とくに家呑みが出来ていなくて、多忙によりお店に寄ってじっくり吟味して購入する時間がないのです。言い訳ですけどね。しかし、外呑みに関しては、銘柄数は少ないものの、「空前の当たり年」になっています。
つい先日のことー。馴染みの蕎麦屋で「面白いお酒が入った」と言われ、注文したのがこちらでした。持って来られた酒瓶を見て思わず、ぷぷっと。面白いのは味ではなく、ラベルだったようです。なんでも、酒蔵を題材に描いたことのある有名漫画家が、縁あってこのラベルを描いたのだとか。呑んでみると完全に夏酒で、ヒリっと薄辛口。わたしの趣向性とは真逆ですが、なかなかいける味で、薄くて軽いがゆえに、何杯でもいけそうで怖いぐらいでした。

「空前の当たり年」の中でも、特に味で印象に残ったお酒はこちらでした。「濃厚甘口べったり味」・・・なんて書くと、あまり美味しそうに感じられないか。千葉県山武郡の酒蔵とのこと。「不動」以外にもこんな美味しい酒があるとは、千葉も県単位でみれば長野や山形、富山、山梨に匹敵する日本酒王国なのかもしれません。

「仁勇 純米生原酒 うすにごり」【1】

新潟「天美 純米吟醸 にごり生」【2】

佐賀「鍋島 特別純米酒」【3】

山形「秀鳳 純米吟醸 小山商店限定品」【4】

山梨「旦 純米酒」【5】

山形「MAGMAマグマ~原始乃始動~限定品 純米大吟醸」【6】

岩手「赤武 純米酒」【7】

福島「廣戸川 特別純米」【8】
