お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただたをだ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
先週、秀鳳を用意してくれた最寄りの蕎麦屋へ行ったら、「残り少ないので、こっちを飲んで空けてくれる?」と前に置かれたのが十四代でした。普段だと高めのお値段も、他のと同じで提供してくれるとのこと。わたくし的には日本酒の王者は秀鳳だけど、世間のお酒好きにはこちらでしょう。口の中にぶわっと広がる濃厚というか重厚な味わいに、さすがと思わせる風格がありました。
「今後も、残り少なくなった瓶の処分は、わたしが喜んでお受けしますよ」と言っておきました(笑)