ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
1月1日は、実家から自転車に乗って利根川の支流「黒部川」へ。多摩川に対する浅川みたいな川です。元旦という特別な日に野鳥探し(幸せ探し)は初めてのこと。今年を占う意味で、縁起の良い出会いを期待して約10分、到着しました。
しかし、どこまで行っても野鳥が見られません。周りは自然だらけの環境だというのに。東京ではたくさん見られるのに皮肉なもんです(一応、多摩地区も東京なんで)。どんなに自然環境が豊かでも、野鳥がいないとわたしの眼には荒涼とした砂漠にしか見えないのです。田畑に撒かれる農薬の影響だと噂を聞きますが、本当のところはどうなのか。由々しき事態ですね。
あ、でもあそこにいるぞ!・・・オブジェか(苦笑)
川面に、黒いカモたちがプカプカ呑気に浮かんでいました。カモ類はいるようです。はやく上がらないと、風邪ひくぞ。
みんなでゾロゾロ岸に上がってきました。上がってきたかと思ったら、なんとゾロゾロ田畑を荒らし始めました。おーい、黒ずくめの窃盗団が出没してますよ!
遠くに見える特徴的な二こぶは霊山「筑波山」。パワースポット巡り(800)で、令和3年の1月2日に登拝しました。もう、あれから3年経つんですね。茨城、千葉からはけっこうな範囲で見ることができます。それが関東の霊山と崇められる理由なのでしょう。
田畑に供給するための用水路?のような流れが並行していました。いかにも何かいそう。標的をこっちに絞って行ったり来たり。
♪チッチッチ ♪チッチッチ
♪チッチッチ
アオジっぽい鳴き声が聞こえてきます。茶色い影が右側の茂みからピョンピョンと左側の茂みに飛び移りました。あれ、あっちに移ったぞ?と凝視したら、つぎは田畑のほうに移りました。
あ、やっぱりアオジだ。いっぺんに田畑に移るのではなく、1テンポ、フェイントをかけるようにして移るという慎重さ、臆病さ。こういうところが野鳥らしいというかアオジらしいというか。三羽で地面をピョコピョコ、チョンチョン。
姿を見せてくれたのはこの短い瞬間だけでした。でも、大好きなアオジが見られて大満足、幸せを感じる脳内物質で脳がいっぱいに満たされました。
幸先の良い年始となりました。