今夏、一瞬ですが色めきだった出来事がありました。アパート付近で真緑色のカミキリムシを見つけたことです。
はじめて見る鮮やかな光沢に、「おおっ、こいつはもしかすると新種かも!?」と興奮。その場でネット検索してみると、見た目の通り「ミドリカミキリ」という名で、西日本ではよく見かける「ごくごく普通なやつ」だと判明しました。はずかしい・・・。
昆虫に限らず野鳥でもそうですが、自分がはじめて見るやつだと、つい、「新種かもしれない!」と色めきだってしまいます。こんな性格は改めないといけませんね。
このミドリカミキリ、最近は温暖化により東日本にも進出しているのだそうです。珍しいものが見られたと喜んでいる場合でもなさそうです。
聞いた話によるとー、
昆虫界で世界一マニアが多いのはチョウで、つぎはカミキリムシだそうです。チョウが多いのは予想できますが、カミキリムシはちょっと意外でした。色彩が美しいのと、種類豊富なのが理由だとか。「国虫」争いで、クワガタのライバルになるかもしれません。ま、日本ではまだまだ人気に差があるので安心ですけど。