帰り、アパートの階段でばったりケロたんに会いました。ここでは初めてです。これからも、ちょくちょく姿を現すのでしょうか。だとすると、帰りが楽しくなります。緑色の体が完全にコンクリート色に変色していました。見事な保護色ぶりに喝采したくなりました。
この町にきたとき。周囲には田んぼや草むらが広がっていて、夜になるとカエルの大合唱が響いていました。あれから、住宅地やお店やら開発が進んでいき、どんどん田んぼ草むらが消えて、合唱の声が小さくなっていきました。ついこの間も、コンビニ出店のために埋められた田んぼがありました。カエルたちはどこに帰ればいいのでしょう?これ以上、開発が必要でしょうか?
・・・なーんて言ってみたところで、わたしの住んでいるアパートだって何十年も前に田んぼを潰して建てられたものかもしれません。環境破壊の先達なのかもしれません。なので、あまり大きな声で言えないのがもどかしいです。