お盆休みが終わり、8月も20日過ぎになると、夏も終盤になります。楽しく過ごした夏ですが、まだ見ていない心残りが一つだけありました。それは、樹液に集まるクワ・カブたちの「饗宴」です。
昨年8月4日の日記「パワースポット巡り(846)ところざわサクラタウン」を読んでください。裏の公園で見た、樹液をめぐる昆虫たちとカブトのメスの饗宴を書いています。
(2020年8月4日の日記より)
さらに、8月10日「パワースポット巡り(847)所澤神明社」の日記を読んでください。拝殿裏の木で繰り広げられる饗宴を書きました。
(2020年8月4日の日記より)
せっかくの夏なのに、こんなワクワクする場面を見ないまま終わるなんて・・・。悔しくて仕方ないので、日曜日でお休みの今日、急遽、この二か所を再訪してみることにしました。
今はどうなっているのかな?みんなと会えるのかなあ?そう考えただけでもワクワクが止まりません。さあ、出発だあ!
JR武蔵野線に乗って「東所沢駅」へ、そこから歩いて10分ほどで到着しました。「東所沢公園」です。
あのクヌギですよ~、みんなお食事中かな~?
。。。あれっ?。。。。一匹もいない。。。
カブトのメスがいた根元にも。。。誰もいない。。。
なんででしょうか?去年は4日でしたが、今日は21日。時期が遅いのでしょうか?それとも、昨夜まで雨で今日も曇り空という天候が問題なのでしょうか?野鳥観察のときもそうですが、自然界の生き物が相手だと、人間の思惑通りにいかない方が多いのです。それが醍醐味だったりするのですが、ほんと悔しいですね。残念。
気を取り直して、サクラタウンに寄りました。さすがでっかい。
パワースポット「武蔵野坐令和神社」へ参拝。「次の所澤神明社では昆虫たちと、できればクワ・カブと会えますように」ぱん!ぱん!
駅周辺に、目ぼしい喫茶店がないようです。今ではどこでもドトールやスタバぐらいはあるのに珍しい駅です。唯一あったのがモスバーガーだったので寄ってみました。
「地元応援のために、埼玉県産いちごを使用しています」と謳われたシェイクを飲んでみました。甘~い!こういう企画は一緒に応援しないとね。
次に、武蔵野線・東所沢駅→新秋津駅→徒歩→西武池袋線・秋津駅と乗り継ぎ「所沢駅」へ。そこから歩いて20分ほどで到着しました。パワースポット「所澤神明社」です。
さあ、今度はどうだ!?あの拝殿裏の木に行ってみると。。。。あれ?こっちもいない。。。やっぱり、時期や天候が悪いのかなあ。。。
こやつだけいました。森林のチンピラです。恐喝される前に逃げよう(汗)
最後、ダメもとで木の裏側をのぞいたら。。。おお!いたいた!カブ娘が一生懸命に食事をしていました。この時期ですと、もう娘というよりお母さんといったほうが良いかもしれません。いずれにしても、元気な姿が見られて良かった。
最後にきてカブトに会えました。「ありがとうございました。来年、また来ますのでよろしくお願いいたします」頭を下げて、ぱん!ぱん!
「自然環境で昆虫を採集したり、それを家で飼ったりする」のは、わが国では当たり前のように行われてきた男の子の遊びですが、世界的には珍しいことだそうです。その話を聞いて、昆虫採集こそ「わが国男子の精神文化の基礎を形作る重要な遊び」なのではと思うようになりました。
いつまでもこの素晴らしい精神文化が続くように、このブログを通じて、自然環境、採集文化のすばらしさを発信していきたいと思います。