パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
きっかけは、先週巡った「サクラタウン」の帰り道でした。
所沢市のマンホールの蓋にヤマトタケルが描かれていました。ヤマトタケルと所沢がまったく結びつかなかったので、その後調べてみたところ、意外や、所沢は「ヤマトタケル伝説の地」のようです。ヤマトタケルといえばわたしの前世(妄想)、知らないわけにはいかないでしょう。
そこで、この休日を利用して(7日)、「所沢ヤマトタケル伝説」を巡ることにしました。
京王線(中河原駅→分倍河原)から南武線(分倍河原→府中本町)、武蔵野線(府中本町→新秋津)、西武池袋線(秋津→所沢駅)と乗り換えて所沢駅へ向かいます。こう書くと、けっこう遠い道のりに聞こえますが、1駅から5駅の乗り換えなので、そうでもない感じでした。
その大きな役割を果たしてくれた武蔵野線は、雨が少し降っただけで運行中止になる弱小路線というイメージがありますけど、新宿や東京駅まで出ずに、府中から裏を通って埼玉の主要都市(所沢、浦和、川口、越谷・・・)へ通える大変便利な路線で重宝してます。今度、「武蔵野線ぶらり途中下車パワースポット巡りの旅」でもやろうかと考えています。期待していてください。
さあ、西武新宿線・所沢駅に着きました。10代の頃、昭和最後の年に、一年間だけとなりのとなりの小さな駅に住んでいたことがあります。その駅の住民にとってみれば、所沢は西武グループの城下町として仰ぎ見る存在。なんでも、当時耳にした噂では、政商として有名だったグループの総帥が長野オリンピック開催を画策していて、その中継地点として所沢に目をつけ、不動産価格をつり上げようと開発に注力を注いでいたとか。また、プロ野球のライオンズを買収したのも、その開発に連動していて、所沢の知名度を上げるためだとか・・・。本当かどうかはわかりませんが、そんな噂が聞かれるほど発展中でした。
買い物で初めて所沢駅を訪れたとき、驚いたことを覚えています。駅前のロータリーに、高層な百貨店が建ち並び、通りには洒落たお店があちこちにあって、なんという目の眩む大都会だと。
あれから、30年以上経ち、はたしてどれだけ発展しているのか?楽しみに降りてみると・・・あ、あれ?たいしたことない。きらびやかな百貨店だと記憶していた建物が西友だったり(苦笑)、吉祥寺のような華やかなアーケード街が、普通の商店街だったり・・・。まあ、若い頃の記憶なんて、そんなもんなんでしょうね。
では、まずは所沢ヤマトタケル伝説を象徴する「所澤神明社」へ向かいます。
当時の記憶と変わらないのはライオンズを応援しているところでしょうか。町のあちこちに応援旗が見られます。
20分ほど歩いて着きました。夕方から七夕祭りをやるようで、境内は準備で忙しそうです。少し申し訳ない気分になりました。
こちらのヤマトタケル伝説は、「東征の折り、戦勝祈願のためにアマテラス様を祀った」場所というもの。うーん、そういわれてみれば、なんか覚えているかなあ~(笑)ぱんぱん!っと
境内は、「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」でいっぱいでした。とくに、拝殿の左側に並ぶ摂社周辺から強くきます。
こちらからも強くきます。「蔵殿神社」です。
こんな神様まで。「鳥船神社(別称:所澤航空神社)。所沢で、日本初の飛行場が造られ、徳川好敏大尉による初飛行が成し遂げられたという名誉から、航空の神様を祀っているようです。「すみません、飛行機怖くて乗れないので、なんとか乗る勇気をください」と念入りに頭を下げて、ぱんぱん!っと。
拝殿の裏手に、樹液が出ている木があって、そこにはチョウ、ハナムグリ、カナブンが群がっていました。このチョウ、大変気が強くて、甲虫類を追い払おうと羽根で吹き飛ばそうとしたり、手足で踏んづけたりしていました。見た目は美しいのに、やることはけっこうキツイですね。残念ながら、クワガタ、カブトの姿は見られず。
でも、先週巡った東所沢駅周辺といい、所沢市内にはこのような豊かな自然がまだ残っているようです。いいところですね~。
パワースポット巡り(847)「所澤神明社」
《つづく》