ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
最近、「多摩川」の支流「浅川」で、野鳥に頻繁に出会えています。そこで今日は(11日)、浅川の0k地点から歩いていけるところまで行ってみました。
家から四谷大橋を渡り、まずは多摩川の土手へ。しばらく歩くと、浅川との合流地点まで来ました。さあ、ここから浅川散策がはじまります。
まず最初に出会ったのはシジュウカラでした。遭遇率でNo.1でしょう。野鳥探しをしていて気づいたのが、「もしかしてスズメより多いかも」ということ。海のシャチ、陸のパンダ、空のシジュウカラと「世界三大白黒の生き物」として売り出したいのですが、賛同してくれますかな?
水面に目を移すと、鷺が群れをなしていました。
にゅう~~~~~~~~~っ
首が伸びますねえ~。小魚を見つけたようで、この後、パクっといきました。
<ヒッヒッヒッヒ♪
おや、この鳴き声に、この後ろ姿・・・・
真冬のアイドル「ジョウビタキ」がお目見えです。もう、このこに会えただけでも満足。「幸せの脳内物質」がドクドクと。
<トントントン♪
木を突く音が聞こえてくるので、見上げると、ああやっぱりコゲラくんだ。こやつも、かなりの確率で遭遇できます。
すると突然、「かなりの確率で遭遇しない」生き物が目の前にヌウッと。馬です(笑)どうやら、乗馬体験のコースになっているようです。河川敷で、いきなり馬が視界に入ってきたら、ほんと驚きますよ。
さらにー、
歩いていくたびに、目にするかわいい野鳥たち。その都度、幸せ脳内物質がドクドク出まくるのは言うまでもありません。でも、ちょっと画面が白っぽいかな?
これも、
うーん、これも。最近、いろいろ知識がついてきて、ときどき設定を変えています。このとき、露出を+1にしていました。これでは明るすぎたのかもしれません。そこで、±0に下げました。他の設定はシャッタースピード1/250、絞り8.0、ISO感度AUTOです。これでどうだ。
出発してから1.4Kまできました。
カマキリの卵。春にはちびっこギャングたちがバッタを相手に暴れまわり、阿鼻叫喚の地獄絵図と化すのでしょう。
真冬なのに、中州にこんもりと生い茂る緑が。何という植物だろう?
カモが増えてきました。
カモは興味外でしたが、よく見ると色彩が鮮やかできれいな鳥だということがわかります。追いかけてみますか。
上空で、大きな猛禽類が旋回しはじめました。カモを狙っているみたい。
土手の向こう側に見えるのは「高幡不動尊」。そういう位置にいます。
ふー、2.4Kまできました。
いってえー!この実が衣服に刺さってきて、わずらわしい。場所によってはチクチクします。家まで連れて帰って、室内にバラまいてもしょうがないので、この場でパッパッパっと。
この間、とくに野鳥と出会うこともなく、どんどん、どんどん。おーい、みんな、どこにいるの?
途中、トイレがありました。助かった。けっこうきれい。
設定を変えてからの野鳥写真。やっぱり、これぐらいの明るさが丁度いいでしょう。
ああ、河川敷でよくあることですが、ずううっと真っすぐに進めるのではなく、途中行き止まりがあって、いったん一般道に出て迂回しなくてはいけない場所があったりするのです。そんな場所に突き当たりました。
陸橋を渡り、北野街道に出て、しばらく京王線線路沿いを歩いてから、また河川敷に戻ります。
6.4Kまで来ました。さすがに疲れる。
向こうに見えるのは長沼橋。そう、ここは先週来た土手ではありませんか。
となると、こいつも先週見たやつかも。
<おかえり♪
でも、先週見たほどの野鳥たちは見られません。時間は同じような時間帯だし、不思議なものです。違うのは、先週が日曜日で、今日は金曜日ってことぐらい。曜日が違うのも原因になったいるのかなあ。なーんて、野鳥に曜日感覚なんてないか(笑)。長沼橋を渡り、栄橋で先週と同じように対岸に渡り、そのまま歩いていきます。ちょうど7.4K地点まで来ました。もう、夕方の4時。歩き始めてから5時間が経ちます。今日のところはここまでにしておきましょう。
前方を中央線が走っていきました。後ろを振り返ると、すぐそこは京王線。けっこう接近した距離を走っているんですね。
川の周辺で暮らす、野鳥、草花、魚に昆虫たち・・・。川はいったい幾つの命を育んでいるのでしょうか。以前、多摩の自然を「日本人の心の中に宿る故郷の原風景」と書きました。その重要な構成物として「雑木林」と「湧水」を挙げました。そこに、多摩川や浅川をはじめとする「川」を入れてもいいと思います。というか、そこに絶対に欠かせない存在なのではと思います。これからも、野鳥探しだけでなく自然散策を意図して巡っていきたいと思いました。